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ゾンビ火災とは?!発生原因と私たちができること

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ゾンビ火災とは?!発生原因と私たちができること

 

いきなりですが、『ゾンビ火災』って知ってますか?!

 

映画か海外ドラマ、または新しいゲームなのかと思いきや、れっきとした火災の種類らしいです。

 

今回は、ニュースで取り上げられた『ゾンビ火災』について調べてみました。

 

ゾンビ火災とは?!発生原因ってどんなこと?!

ゾンビ火災とは、原因ってなに

 

環境破壊、地球温暖化によって、北極付近で気温が急上昇し、乾燥しやすくなっており、泥炭が燃えやすくなっているために、

 

地下で燃え続けた炎が、しばらく経ってから地表で再び燃え上がる火災

 

それがゾンビ火災です。

 

今年は、異例の暑さと乾燥で、ゾンビ火災が多発する恐れがあると、EUやカナダの科学者らが発表しました。

 

ゾンビのように地下から這い上がってくるさまを例えたのでしょうが、もう少し良さそうなネーミングは無かったのでしょうかね?

 

内容をよく読まないと、「北極地方にゾンビを追いやって燃やしたら、その火が燃え移った火災」と勘違いしてしまうがな。

(映画とドラマの見すぎです・・・、はい。)

 

ちなみに、昨年の2019年にアラスカとシベリアでは、今までにない規模の範囲で、しかも燃える期間が長時間となる原野火災が発生したとのこと。

 

原野火災とは?!

林、わかりやすく言うと野っぱらの表面にある枯葉だったり、枝や草などが乾燥し、乾燥すると燃えやすくなるわけです。

 

冬の時期に火災が多くなるというのは乾燥しているからですが、これらの乾燥した枯葉、枝、草が燃えてしまうことを原野火災と言います。

 

泥炭火災とは?!

インドネシアのような熱帯雨林地方で起こる泥炭地での森林火災です。

乾季となる5月ぐらいに起こる泥炭火災は頻繁に起こっており、なかなか消すことができません。

 

ニュースでも放送されていたのでご存知の方も多いでしょう。

 

わかりやすい図がありましたので紹介します。

 

地上で発生した火災が、地中に埋まっている泥炭に燃え移り、更に別のところで火災が発生します。

 

ゾンビ火災,原野火災,泥炭火災

 

画像拝借と引用元:インドネシアの煙害(ヘイズ)問題、乾季に多発する泥炭火災について |WWFジャパン

 

ゾンビ火災とは、原野火災と泥炭火災を合わせたニックネームみたいなものでしょうかね。

 

ちなみに原野火災は罪になります

原野火災の発生原因は上記の通りでしたが、 野焼きだったり、ゴミ焼き行為は法律で禁止されているので注意が必要です。

 

ここ注意してほしいのですが、

違反者は5年以下の懲役

1,000万円以下の罰金

 

が科せられる場合があるとのこと!!

 

バーベキューだったり、たき火のほんの不注意が延焼に発展して、思わぬ災害を引き起こす可能性もあり、罪となることもあるのです。

これは気を付けたいですね!!

 

ゾンビ火災の防止策はあるのか?私たちができること

今のところ具体的な防止策はないそうです。

発生原因のキーワードが、暑さ、乾燥、泥炭なので、温暖化の歯止め、地球全体で考えなければいけないのでしょう。

 

とはいえ、ささやかながらでも自分たちにできることを考えてみました。

 

二酸化炭素排出の削減

息を止めることはできませんが、なるべく二酸化炭素を減らすには、自動車ではなく電車やバスで交通移動し、極力自転車や歩く。

 

車乗るならアイドリングストップ、車買うならハイブリッドカー。そういえば、水素自動車も話題になってたはず。

 

ちょっと話しはズレますが、数年前のLUNASEAのライブ行った時、SUGIZOが水素自動車を電源として使っていました。音もソリッドで抜群に良いとインタビューで答えていました。

 

グリーンカーテン

グリーンカーテンとは、天然植物を使用したカーテン。日差しを遮って涼しいですし、二酸化炭素を吸収するので一石二鳥。

 

ちなみに我が家は、バルコニー前に木があるので、元々グリーンカーテンになっていますし、マンションの屋上は緑地化されていて、住民専用の園芸ができるスペースがあります。

 

マンションのコンクリートに熱が伝わりにくく、部屋の温度が上がりづらいので(あくまで普通のマンションに比べて)、省エネにもなっています。

 

リサイクルの意識

どうせ買うならエコな商品を。

エコラベル・エコマークのついた商品は、製造→私たち消費者→リサイクル・廃棄という流れで、環境に配慮されています。


ちょっとした意識で私たちの環境の負担を減らすことができるわけです。

 

まとめ

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聞き慣れない『ゾンビ火災』でしたが、地球温暖化対策について、私たち一人ひとりができることをしていくのも大事なのかもしれません。


地球温暖化は、短い時間では起こらない現象で、それこそ何百年といった時間をかけて蓄積されたことが原因で起こる異常気象です。

 

このような状況が続いていくと、地球に住む私たちの生活だったり、動物、植物といった生物が生きていけない環境になってしまいます。

 

そうならないために、世界規模での専門的なことは専門家に任せつつも(←すいません)、私たち一人一人でできることは、やっていきたいですよね。