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ラグビーでヘッドギアつけない選手いるけど?ルールは?義務じゃないの…

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ラグビーでヘッドギアつけない選手いるけど?ルールは?義務じゃないの…

 

今ラグビーの注目度が高まっていますよね。

 

2023年9月にはフランスでのラグビーワールドカップが予定されており、2019年に開催された日本でのワールドカップ同様に大きな盛り上がりが期待されます。

 

そんなラグビーですが、試合を見るとヘッドギアをつけない選手がいますよね。

 

つけていたりつけていなかったりと差があるようですが、ラグビーでのヘッドギアのルールはどうなっているのでしょうか?

 

本記事では、ラグビーのヘッドギアについて解説をしていきます。

 

ラグビーでヘッドギアつけない選手いるけど?ルールは?義務じゃないの…

結論から言えば、プロの場合ヘッドギアの着用は任意で、高校生以下の場合には着用が義務となっています。

 

それでは深堀して説明していきます。

 

そもそもヘッドギアは安全のために着用します。ラグビーは激しいコンタクトスポーツです。

 

頭からぶつかることも多く、頭を保護するために着用が義務付けられています。

 

また頭だけではなく特に必要とされるのが耳の保護のためです。試合中にスクラムを組むと、密集して押し合うわけですから耳が擦れてしまいます。

 

それが続くと鼓膜が破れたり、切創が出来て耳に血がたまるなどの怪我をする危険があります。

 

耳の傷は感染症や化膿のリスクが高く、また治癒が遅いので腫れて変形したり、失聴したりするケースもあります。

 

柔道や格闘技をやっている人の場合、耳が餃子のように膨らんでいる人がいますよね。

 

これは耳の内部で内出血が起きるのが原因なのですが、ラグビーでもこれらは起こる可能性があります。

 

ただし、ルール上はヘッドギア着用の義務は高校生までであり、それ以上のカテゴリーになると義務付けられていません。

 

もちろん単純に安全性という面で考えたらヘッドギアはつけた方がいいでしょう。

 

ラグビーのポジションによってヘッドギアをつけない選手もいる

上記の頭と耳を守るという理由により、ヘッドギアを装着することが推奨されます。

 

ただし、ラグビーにはフォワード、バックスというようにそれぞれ役割がしっかししています。

 

スクラムを組んで頭と耳に衝撃と打撃を受けやすいポジション、フォワードの選手は特にヘッドギアが必要となります。

 

バックスは、主にスクラムから出てきたボールを受けて敵陣へ走っトライをするポジションです。

 

もちろんその途中で敵選手からタックルを受けることはありますが、首や頭へ向けたタックルは禁止となっています。

 

肩より上へのタックルは、「ハイタックル」という反則となります。

 

以上、バックスはフォワードよりも頭や耳に衝撃と打撃を受けることが少ないということで、ヘッドギアをつけない選手も多いようです。

(※バックスもプレイ中に頭や耳にダメージを受けることはあります。あくまでフォワードと比較した上でということです)

 

続いて、ヘッドギアには以下のようなデメリットもあるのでそれぞれ説明していきます。

 

ヘッドギアのデメリット【だからつけないのか…】

聞こえにくい

ヘッドギアは上記のように耳を保護するために結構な力で耳をガードします。ですので、その分声が聞こえにくくなってしまうのですね。

 

ラグビーは試合中にたくさんの指示が飛び交います。特にスクラムで密集をしている時には敵味方で声が飛び交うので、その時の指示を聞き漏らさないことはとても大切です。

 

単純に邪魔

やはりプレーに邪魔というのははっきり言ってありますよね。

 

安全とは言っても頭に器具をつけていると満足にプレーができないと感じる選手は多いです。

 

ボクシングやキックボクシングですと練習中ヘッドギアを付けますが、視界が遮られたりヘッドギアがズレたりして気になってしまうんですよね。

 

ラグビーだと複数の敵選手をチェックしなければいけませんし、視界も大事ですし、走りながらのプレーもあるのでヘッドギアが邪魔になることもあるんですね。

 

 

ラグビーのヘッドギアの色は?制限ってあるの?

続いてヘッドギアの色などの規則について説明します。

 

基本的にヘッドギアの柄は自由です。選手によってチームカラーやロゴなどを入れていますし、色も特に決まりはありません。

 

ヘッドギアは個性やファッションの一部としても楽しまれています。

 

 

 

 

 

 

ラグビーではヘッドギアと同様にマウスピースもつけないといけない

ラグビーは、高校生以下ですとヘッドギアと同じくマウスピースも義務付けられています。

 

マウスピースは歯に嵌め込む保護具であり、プロのスポーツ選手がつけることが多いです。

 

マウスピースをつけることによって歯が折れるのを防いだり、口の中の切創、そして顎を介しての脳震盪を防ぐ効果があります。

 

またラグビーでは一瞬の踏ん張りが多いスポーツです。その際に歯を食いしばると、歯には体重の3倍もの力が加わるとされています。

 

それによって歯を痛めたり、歯が削れるということも多いです。マウスピースを付けて歯の噛み合わせをよくすることはパフォーマンスの向上にも繋がります。

 

ですので、マウスピースの場合にはプロのラグビー選手でも付けていることが多いですね。

 

また、嚙み合わせが良くないと上手く力が入らないということもあり、様々なスポーツでマウスピースをしてプレイする選手が増えてきましたね。

 

ちなみにマウスピースはネットでも購入できますが、やはり自分の歯型に合ったマウスピースを作ることをおすすめします。

 

かかりつけの歯医者さんで確認してみてくださいね。

 

 

まとめ

 

ラグビーではへッドギア着用は高校生以下は義務ですが、それより上のカテゴリーでは義務ではありません。

 

ヘッドギアは安全面を向上させる効果がありますが、デメリットもあるので高校生より上の年齢になると着用は認知となっています。

 

これはマウスピースでも同様です。ラグビーは激しいコンタクトスポーツですので、安全に気をつけながら試合を行ってもらいたいですね。

 

 

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