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スクールウォーズ第23話のあらすじ:下町のヒーロー

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スクールウォーズ第23話のあらすじ:下町のヒーロー

 

スクールウォーズ第23話『下町のヒーロー』のあらすじです。

下町のヒーローとは・・・、
川浜高校ラグビー部のオアシス、下田夕子(役:和田アキ子)の夫であり、中華料理店『新楽』の店主である、
下田大三郎(役:梅宮辰夫)です。

 

下田大三郎は、川浜一のワル大木大助よりもスケールが大きく、関東一のワルと呼ばれていた男です。

そんな大三郎が・・・。

とにかく23話見ていきましょう。

 

スクールウォーズ第23話のあらすじ:下町のヒーロー

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国体は、宿敵である城南工大高と引き分け、両校優勝で幕を閉じた。

そして、次なる戦いは1月の全国大会、花園出場に向けて、猛練習をする川浜高校ラグビーであった。

 

しかし、なかなか調子の上がらない川浜高校は、練習試合で負け続けてしまい、5連敗を喫してしまう。

 

試合結果の芳しくない川浜高校であったが、そんな中、清川がムードメーカーとして一人でチームを盛り上げていた。

 

お祭りのキヨと部員らから慕われている清川であったが、実は家庭環境がお世辞にも裕福とは言えなかった。

 

そんな家庭環境であっても、いや家庭環境が良くない状況だからこそ、清川はラグビーをプレーする時こそ元気で振る舞っていた。

 

しかし、ある日、学校内に3人の板倉組組員が押しかけて来た。
清川に「金を返せ」と言って、荒ぶる組員は仲裁する賢治をいきなり殴ったのだ。

すぐさま岩佐校長が駆け付け、賢治らに「警察を呼べ」と言い、板倉組は撤退する。

 

学校に平気で乗り込んでくるとは尋常ではなく、賢治は清川に事情を聞くが、清川は「心配しないでください」と言い、いつもと変わらず練習に参加していた。

 

その後、賢治らは新楽へ行くが、入れ替わりで大三郎がビシッとしたスーツ姿で外出していった。

 

夕子曰く「女ができまして・・・」


マスターに限ってそんなことはないと部員らは言うが、男が急にオシャレをして出ていくのは浮気ぐらいしか考えられないと夕子は言う。

 

その後、大木が賢治宅を訪ねてきた。仙台での仕事の頑張りが評価されて、晴れて正社員採用となり、千葉勤務となった。

 

賢治と大木が話している時に、内田玄治も訪ねてきた。

 

玄治「マスターの噂は本当ですよ。この目で見たんだよ。昼間っからキャバレーに入っていく姿を。」

 

大木は、そのことが本当ならマスターでも俺はぶん殴るぜと、賢治と真相を確かめに行った。

 

賢治と大木は、キャバレー大東洋に入っていくと、女性の姿はなく、男たちだけが談笑していた。

 

賢治と大木に気付いた大三郎は、実は「川浜ハマっこクラブ」というラグビーチームを作り、発会式を行っていたという。

 

大木は大三郎に「なんでまたスーツなんか着て出かけたんだよ?」と聞くと、

大三郎は「ラグビーはイギリスが生んだ紳士のスポーツじゃんか。だから身だしなみからきちんとしなきゃいけないだろ」と。

 

川浜高校ラグビー部がスランプに陥り、なんとか協力したい大三郎であったが、まずは自分たちがラグビーを知らないきゃ話しにならないのではと思い、川浜市の色々な人に声をかけたという。

 

すると、ラグビーをやりたい人がたくさんいたのだ。

八百屋、電気工事士、郵便局員、寿司職人、タクシードライバー、美容師・・・。

そして、
「内田工務店の内田勝です!」

なんと、内田治男の兄、勝も参加していたのだ。

しかし、それで驚いてはいけません。

内田「あ、先生、紹介したい奴がもう一人いるんだけどよ」

そう言って、内田の横で立ち上がったのが、なんと!!

 

水原「どうも、しばらくです。俺もマスターに誘われて、それで、いつか先生に言われたことを思い出しましてね。」

 

水原亮(みずはらりょう)
かつて賢治を最も手こずらせた川浜高校の番長であった。

 

スーツ姿の水原の仕事は、トラック運転手であった。

水原は、賢治に俺たち川浜ハマっこクラブのコーチをやってくれないかと頼む。
賢治は部活で手一杯だったため、マークにコーチをお願いした。

 

マークは快く引き受けてくれた。
そして、河原で川浜ハマっこクラブの練習をしているところに、賢治ら部員たちがランニングで通りかかる。

 

練習には大木も参加していた。

 

大木「やっぱラグビーいいっすね!だけど変なんだよな。学校でやってた時より楽しいんだ。」

 

そして、ミスを連発する川浜ハマっこクラブのメンバーは、なんとか上手くなる方法はないかとマークに質問する。

 

マーク「確実にミスしない方法が一つだけあります。何にもしないことです。でもそれは死んでいることと同じことです。何かすれば神様じゃない限りミスをするのは当たり前です。人間には失敗する権利があります。さぁ!どんどんミスをして、ノビノビとプレーをしましょう!!」

 

マークの言葉を聞いて気が楽になったメンバーたちは、大笑いして練習を再開する。

 

その一部始終を見ていた賢治は、
「あの人たちは心からラグビーを楽しんでいる。しかも熱心なのは俺たち以上だ。なぜだと思う?彼らは仕事に追い回されてロクに練習する暇もない。それは清川も似たようなものだ。それだけにラグビーを楽しんでいる。俺たちはなまじ毎日練習できるばかりに、いつの間にか練習が義務になってしまっていた。それがスランプの原因だと思う。」

「俺は今までお前たちを気合いが入っていないとしごいてきた。しかし明日からは少々のミスは目をつぶる。いいか!初めてラグビーボールに触った感激を思い出して明日から思いっきり楽しめ!!」

 

その夜、清川が帰宅すると板倉組の連中が居座っていた。

 

「20万はどうなった~?」

 

そんな金は無いという清川に対して、板倉組のチンピラは滝沢とかいう先公に頼んででも作れと言い、清川を痛みつけて家の中をめちゃくちゃにする。

そして、翌日の練習試合で、ラグビーを楽しんでプレーするようになった部員たちは、良いプレーが出るようになったが、結局はまた負けてしまった。

 

部員たちのほとんどはスランプを脱していたが、なぜかそれまで明るかった清川だけが精彩を欠いたプレーをしていたため、負けてしまったのだった。

 

試合後、賢治は清川に話しを聞くが、いつもの明るい感じは全く無く、「何でもありません」の一点張り。

 

賢治はおもむろに清川のヘッドギアを取り去ると、頭は傷だらけであった。

 

賢治はすぐに板倉組の仕業だと察した。

 

 

清川「先生。俺今まで明るく振舞おうとしてきたけど、もうダメです。この間、あいつらたまにしか来ないと言いましたが、本当は毎日来るんです。弟も妹も死ぬほど辛い思いをしています。俺、学校辞めてどこか別の土地に引っ越そうと思います。」

 

賢治「花園はどうするんだ?!去年、城南工大高に負けた時、お前も今年こそは全国優勝するぞと誓ったじゃないか!!そのためにどんな苦しさにも耐えてきた。その夢をお前捨てるのか?!」

 

涙を流し何も言えない清川。

少年の夢を叩き潰そうとする暴力に、賢治は怒りを抑えることはできなかった。

 

賢治は、なんとかしてやると言うが、先生には迷惑をかけたくない、板倉組に関わったら花園どころかラグビーができなくなるから関わらないでくださいと泣きながら訴える清川。

 

そう言われた賢治は「わかった。敢えて何もしない」というのが精一杯であった。

 

そして、ハマっこクラブの練習に出ていく大三郎に、ラグビーをする男を理解できない夕子は、

「人の気も知らんと!行きたかったらはよ行ってまえ!!アホンダラ!ドアホ!死んでまえ!!」とわめきながら、大三郎に店の割箸を投げまくる。

 

慌てて新楽を出ていく大三郎のところに清川がやってくる。

 

清川「滝沢先生が学校にいないんですけど見ませんでしたか?」

 

大三郎「先生?いや」

 

清川「大変だ。じゃあやっぱり先生、板倉組のところに行ったんだ!」

 

大三郎「えっ?じゃあ例の博打の金の一件でか?」

 

心配した大三郎は賢治を追いかける。

 

 

板倉組と話しをつけると言う賢治は、大三郎は「先生は元々血の気が多い方なんだから行けば大喧嘩になるに決まっている」と。

 

何を言っても聞かない賢治に、大三郎は賢治のみぞおちを殴って気絶させて一人で板倉組のところへ向かっていった。

 

 

しかし、翌日の朝刊に「中華料理店店主刺され重体!」という見出しで大三郎の記事が

・・・。

 

新聞を見た賢治やハマっこクラブのメンバーなど関係者たちは、すぐに大三郎が入院する病院へ向かう。

 

大三郎は意識が戻り、賢治に「川浜は全国優勝しますよ」と宣言した。
夢で、川浜高校の選手たちが一人残らずトライをあげて勝利する夢を見たのだと。

 

そこに、刑事が大三郎を刺した板倉組の一人を連れてくる。
自分のしでかしたことに反省した男が直接謝罪しに来たのだ。

土下座して謝る男だったが、怒り狂う大木やラグビー部員たち。
もみくちゃになった隙をついて、清川が一発男を殴る。

その時である。

大三郎「清川、よせや」

 

大三郎は続ける。
「お前も板倉組の下っ端やってるとこを見ると、ロクな育ちじゃねーんだろ。刑事さん、こいつの処分、なるべく軽く済むようにしてあげてください。」

 

そして、夕子の手を握りしめながら、
「俺は死なねーよ。こうやってると、公園ではじめてお前の手を握ったことを思い出すな。」

 

「なんだか眠くなってきたな・・・」
眠りについた大三郎であったが、翌朝静かに息を引き取った。

マネージャー山崎の死から、わずか半年であった。

川浜高校ラグビー部は、またかけがえのない人物を失ってしまったのだ。

 

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まさかの大三郎の死・・・。

 

リアルタイムで見た時は本当に泣きました。
再放送で見た時も泣きました。
DVD買ってから見直した時にも泣きました。

 

そして、何度もみているうちに気付いちゃいました。

 

大三郎が刺された記事の新聞ですが、見出しと顔写真は上書きしていたんですが、
記事の内容は、政治家の病気の記事で、赤坂の料亭で会合が開かれたとかなんとかって・・・、そこはそのままでした。

 

こんなの気づく人いないだろうなぁ。

 

おほん。
とにかく、下田大三郎というスクールウォーズに欠かすことのできない人物がいなくなってしまいました。

 

ちなみに、実話というか、下田大三郎のモデルの方は、お好み焼き屋店主とのこと。
ドラマでは刺殺でしたが、実際は癌でお亡くなりになられたそうです。

 

梅宮辰夫さん、カッコ良かったよ。

ちなみにですよ。
この記事を書いていて、色々調べていたわけですが。

スクールウォーズ放送時の梅宮辰夫さんと今この記事を書いている小生の歳が同じだったいうことがわかりました!!

 

しかも、梅宮さんは、2019年12月12日にお亡くなりになられました。

小生の誕生日の日でした。

 

本当に大スターでした。素晴らしい俳優さんでした。

 

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