名作ドラマとして有名なのがスクールウォーズですよね。今でも度々名前が上がり、パロディなどでも登場をするドラマですが、実際見てみると今でも面白い作品です。
そしてスクールウォーズには個性豊かなキャラクターがたくさん登場をするのですが、
気になるのが水原亮です。
スクールウォーズ水原亮のモデルは実際いたのでしょうか?また、水原亮を演じた役者の小沢仁志さんもどのような人か気になりますね。
本記事では、スクールウォーズの水原亮について、どの記事よりも深堀していますのでぜひ最後までご覧くださいね。
- スクールウォーズの水原亮のモデルって実際いたの?
- スクールウォーズ前半を盛り上げる水原亮とは?
- スクールウォーズ水原亮を演じた小沢仁志さん情報
- スクールウォーズ水原亮役小沢仁志さんの映画をAmazonプライムビデオで見る
- まとめ
スクールウォーズの水原亮のモデルって実際いたの?
スクールウォーズの水原亮ですが、結論から言えばモデルはいません。
スクールウォーズは、1984年10月6日から1985年4月6日までTBS系で放送された大映ドラマなんです。
大映ドラマと言えば、山口百恵さん主演の『赤いシリーズ』をはじめ、『噂の刑事トミーとマツ』(国広富之さん、松崎しげるさん主演)、スチュワーデス物語、不良少女と呼ばれて、乳姉妹など、数々のヒットドラマを輩出しています。
大映ドラマでは、各ドラマに様々なキャラクターが生まれていますが、水原亮もその一人で実際にいた人物ではなく、大映ドラマが生んだ番長キャラクターです。
スクールウォーズ前半を盛り上げる水原亮とは?
川浜高校(川崎市と横浜市を組み合わせた架空の市)の生徒である水原亮は、少年院上がりの不良であり、ラグビー部を立て直そうとする滝沢賢治を気に喰わなくラグビー部を崩壊させようとします。
小生がリアルタイムでスクールウォーズを見た時は、小学校6年生だったのですが、はじめて水原亮が出てきた時はオシ●コをチビリそうになったぐらいの衝撃でした。
少年院から出てきた水原亮は、白いスーツに赤いシャツ、白い革靴で川浜高校のグラウンドに現れます。
ランニングから戻ってきた滝沢賢治とラグビー部員の前で、水原亮はラグビーボールにナイフを突き刺して宣戦布告をします。
更には、川浜市の「乱世会」という暴力団のボスである藤堂誠也から指示を受けて、滝沢賢治をクビにさせようと悪質な嫌がらせをしていきます。
水原亮が行った嫌がらせ等の数々
・授業中に麻雀
・滝沢賢治の前で女子生徒のスカートめくりをする
・ラグビー部員に賞味期限切れのパンを食わせて有り金全てを払わせる
・ドアを開けたらバケツから水
・ラグビー部員に滝沢賢治の指導は受けないように誓いの血判を押させる
授業中に麻雀をしている水原亮の挑発にまんまとひっかかった滝沢賢治は、水原亮を怒りの感情のまま殴ってしまいます。
職員会議では厳重注意となり、その後は水原の挑発に乗らなかった滝沢賢治でした。
そして、水原がラグビー部員に腐ったパンを食べさせる事件では、結局何もしなかった滝沢賢治に失望した森田光男(役者さんは宮田恭男さん)は、恋人である富田圭子(役者さんは伊藤かずえさん)に愚痴をこぼします。
そこで、スクールウォーズファンではあまりにも有名なセリフが発動したのですね。
富田圭子「あんた、金●マ付いてんの?」
Youtubeの『スクールウォーズ同窓会』でも度々伊藤かずえさんが話されていますが、いまの時代なら「ピー」が入るセリフが「ピー」も入らずに10代だったしメッチャ恥ずかしかったと言っていました。
水原亮の概要
名前:水原亮
生年月日:昭和34年12月11日生
住所:神奈川県川浜市永井町4丁目山田荘(※架空の住所でTV画面に映った範囲の情報です)
父:水原信一(北海道で炭鉱落盤事故死:出番無いため役者さん無)
母:水原良子(接客業:役者さんは新橋耐子さん
滝沢賢治は、中学時代の野球部の恩師である藤山洋一監督(役者さんは小笠原良智さん)の言葉「愛とは相手を信じ、待ち、許す」を思い出し、水原亮になんとか無事に卒業してもらいたく、期末試験を受けてもらおうと決意します。
そして、滝沢賢治は水原の実母である水原良子を訪ねます。
何度も警察沙汰になった息子である亮には、良子も愛想を尽かせてしまったと。
更には、亮がそんな不良になってしまったのは「あんたら学校の先生がだらしないんだろ。勉強だけじゃなくてしつけも教えるのが学校でしょ。亮をあんな風にしたくて高い月謝を払ってるんじゃないよ」と。
それに対して滝沢賢治は「月謝さえ払って子供を学校に行かせれば、それで親の務めを果たせると思っているんですか?」
「お母さんがどんなに苦労されたかはわかっているつもりです。ただ、親と学校が協力して子供を育てていかなければならないんです」
そして、「なぜ水原亮はあれだけ好き放題暴れながらも学校に来ているのか…、きっとさみしいんですよ」
「学校に行けば仲間がいる、突っかかっていける教師がいる、だから学校に来るんですよ」
「このまま亮くんを学校から追い出させたくはない、一つでも楽しい思い出を作って学校を卒業して欲しいんです」
その言葉を聞いた母:良子は、「お願いします!!」と滝沢賢治にすがりついて泣き崩れます。
そのやりとりを、陰から見ていた水原亮は滝沢賢治の自宅前で待ち伏せして決闘を申し込みます。
水原亮は「負けたら何でも言うことを聞いてやるよ」と。
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スクールウォーズ水原亮を演じた小沢仁志さん情報
水原亮は、川浜高校ラグビー部員ではないものの、その強烈なキャラクターからファンは多く、作中の中でも人気のキャラクターです。
そんな水原亮を演じたのは、顔面凶器の異名を持つ小沢仁志さんです。
スクールウォーズの後は、ご自身も映画監督だったり俳優さんだったりで、とてもご活躍されておられます。
小沢仁志さんが当時のスクールウォーズのことを懐かしくお話される動画をまとめておきましたのでぜひご覧くださいね。
スクールウォーズ水原亮役小沢仁志さんの映画をAmazonプライムビデオで見る
スクールウォーズ水原亮の時ですら、異様に怖かった小沢仁志さんは、『スクールウォーズが役者の原点』と話されていました。
そんな小沢仁志さんが出演されている映画は、Amazonプライムビデオでも観ることができます。
ぜひチェックしてみてくださいね。
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・跡目奪還
・デリバリー
・荒ぶる魂の華
・マッドドッグ
・二代目はニューハーフ
・追跡者SHOT GUN
・破門
・龍虎兄弟
・制覇20
・列島制覇-非道のうさぎ-1
・列島制覇-非道のうさぎ-2
・FM89.3MHz
・首領の道
などなど
気になる映画があれば、ぜひチェックしてみてくださいね。
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まとめ
スクールウォーズ前半で存在感バツグンの水原亮のモデルはいません。大映ドラマにありがちな色付けで生まれたキャラクターなんですね。
スクールウォーズは1984年にTBSで放送をされた学園ドラマの金字塔です。山下真司さんが演じる熱血教師の滝沢賢治が、不良高校の生徒とラグビーを通じて更生させていき、結果的には荒廃した高校を全国優勝させる内容です。
しかも、それは実話だったというのは有名な話です。
ゴリゴリの熱血漢の滝沢と個性あふれる不良生徒、そして主題歌である「ヒーロー」など当時社会現象になったドラマです。
ただ、メインキャラクターである滝沢や大木、そしてイソップにはモデルがおり、それによってキャラクターが魅力的な作品になっているのかもしれません。
そして水原ですが演じた役者さんは小沢仁志さんです。小沢仁志さんの本格デビュー作品にもなっており、気になってしまいますね。
小沢仁志さんは、Youtubeでも自分のキャリアの原点はスクールウォーズのおかげであると発言されています。
スクールウォーズは今見ても面白い作品ですので、ぜひ機会があったら見てみてくださいね。
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小生は自他共に認めるスクールウォーズマニアであり、スクールウォーズ大好きリーマンです。
こちらの記事では、スクールウォーズロケ地について書いていますのでぜひご覧くださいね。