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ラグビー日本代表を応援できない心理とは!?ぶっちゃけなファンの理由を検証しました

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ラグビー日本代表を応援できない心理とは!?ぶっちゃけなファンの理由を検証しました

 

ラグビー日本代表は、2019年のワールドカップでベスト8に進出し、国民的英雄となりましたが、なぜか「ラグビー日本代表を応援できない」という声をチラホラ聞くことがあります。

 

コロナ禍や新リーグ発足などの影響、外国人選手の日本代表入り等色々な角度で、なぜ「ラグビー日本代表を応援できない」という声があるのか、ラグビーファンの心境を探ってみたいと思います。

 

ラグビー日本代表を応援できない心理とは!?ぶっちゃけなファンの理由を検証しました

我々日本人は、もちろん内心では世界で戦う日本代表を応援したいはずなのですが、ことラグビー日本代表で言えば、なぜ応援できない…という心理があるのか深堀していきます。

 

外国人選手が多くてラグビー日本代表っぽくない

まず第一の理由としては、この理由が挙げられるでしょう。

 

日本代表なのに日本人選手と外国人選手の割合は、およそ半々です。

 

WBC2023では、日本代表が見事優勝しましたが、もしヌートバーだけでなく日本人以外の外国人選手が半分だとしたら違和感がありませんか?

 

ラグビー日本代表の主将のリーチマイケル選手や得点王の松島幸太朗選手は、それぞれニュージーランドとジンバブエの出身です。

 

それでは、ラグビー日本代表に外国人選手が多い理由と選考基準を見ていきましょう。

 

ラグビー日本代表になる資格

ラグビー日本代表になるには、ワールドラグビー(国際統括団体)が定めた条件をクリアする必要があります。

 

これは、ラグビー代表に関しては「国籍」ではなく、どこの「協会」に属しているかで決定されます。

 

ですので、ラグビー日本代表とは日本国籍の代表選手ではなく、日本協会の代表選手ということになります。

 

その上で、他国での代表経験がないというのが前提ですが、下記条件のうち1つでもクリアできれば、例え日本国籍を取得していなくても日本代表になることができます。

 

1.日本で出生している

自分が日本で出生しているのはもちろん、両親、祖父母のうち1人が日本で出生していれば良い

 

2.60ヶ月間継続して日本を居住地としている(2020年12月31日までは36ヶ月間)

 

3.累積で10年間日本に居住している

 

一説によると、ラグビーがイギリス発祥のスポーツであり、かつてイギリスが世界中にラグビーを伝えた歴史的背景に基づいています。

 

ラグビー日本代表に外国人選手が多い理由

ラグビー日本代表に外国人選手が多い理由は主に以下の3つです。

 

・日本ではラグビー人口が少なく、競争力の高い選手を確保するため

 

・日本ではラグビー文化や教育が浸透しておらず、技術や戦術の向上に外国人選手の経験や知識が必要だったため

 

・日本ではラグビー界全体が外国人選手を受け入れる姿勢を示し、彼らにも日本代表への道を開いたため

 

これらの理由は、ラグビー日本代表だけではなく、実は他国の代表も同様なのです。

 

実際に、2015年のワールドカップでは、20チーム中19チームが海外出身者をメンバー登録しており、その数は合計で135人にも及びました。

 

特にサモアやウェールズなどは海外出身者が10人以上も含まれていました。

 

 

コロナ禍で試合が中止・延期に

ラグビー日本代表は、2020年から2021年にかけて、コロナウイルスの感染拡大の影響で多くの試合が中止や延期になりました。

 

具体的に言うと、2020年7月に予定されていたイングランドとのテストマッチや、同年11月に予定されていた欧州遠征はすべて中止となりました。

 

また、2021年7月に予定されていたブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズとのテストマッチも延期となりました。

 

これらの試合は、日本代表にとってワールドカップに向けての重要な経験や実績となるはずでしたが、残念ながら実現しませんでした。

 

日本代表や運営側の問題ではないですが、コロナ禍で試合が見られないことに不満や不安を感じていることでしょう。

 

 

新リーグ発足で選手の動向が不透明に

ラグビー日本代表の多くの選手は、トップリーグやトップチャレンジリーグという国内のクラブチームに所属しています。

 

しかし、2022年からは新たにJAPAN RUGBY LEAGUE ONE(JRL1)という新リーグが発足し、トップリーグやトップチャレンジリーグは廃止されます。

 

新リーグでは、12チームが参加し、各チームは最低でも15人の日本代表選手を登録する必要があります。

 

また、外国人選手は最大でも5人までしか登録できません。これらの規定は、日本代表選手のレベルアップや競争力向上につながると期待されています。

 

しかし、新リーグへの移行に伴って、日本代表選手の動向が不透明になっています。

 

例えば、キャプテンを務めた松島幸太朗選手や主将を務めたリーチマイケル選手は、フランスのクラブチームに移籍しました。また、一部の選手は新リーグへの参加を見送ることも報じられています。

 

ラグビーファンは、日本代表選手がどこでプレーするかやどういう状態であるかを知りたいはずですが、新リーグ発足で選手の動向が不透明になっていることに戸惑いや不安を感じていることでしょう。

 

ラグビー日本代表の試合が見にくくなった

ラグビー日本代表の試合は、テレビやインターネットで視聴することができます。しかし、日本代表の試合が見にくくなったという声も少なくありません。

 

例えば、2021年7月に行われたアイルランドとのテストマッチは、WOWOWで生中継されましたが、WOWOWは有料放送であり、加入していないファンは見ることができませんでした。

 

また、2021年10月オーストラリアとのテストマッチは、Amazon Prime Videoで独占配信されましたが、Amazon Prime Videoも有料サービスであり、加入していないファンは見ることができませんでした。

 

これらの試合は、日本代表にとってワールドカップに向けての重要な経験や実績となるはずでしたが、有料放送や独占配信であることによって、更なるラグビーファンの獲得や視聴機会が減ってしまったのです。

 

ラグビーファンも日本代表の試合を気軽に見たいはずですが、日本代表の試合が見にくくなったことに不満や不便を感じていることでしょう。

 

 

まとめ

ラグビー日本代表は、2019年のワールドカップで素晴らしい成績を残しました。

 

しかし、ラグビー日本代表のメンバーの半数が日本人ではなく外国人選手ということや、その後はコロナ禍や新リーグ発足などの影響で、日本代表を応援できないという声が少なくありませんでした。

 

また、日本代表の試合が見にくくなったことなどが、ファンの不満や不安の原因となっていることがわかりました。

 

これらの問題は、日本代表だけではなく、ラグビー界全体に関わる課題でもあります。

 

しかし、これらの問題を乗り越えて、日本代表はワールドカップに向けて頑張っています。

 

確かに日本代表なのに外国人選手がいると違和感があるのは否めませんが、選手たちは日本代表であることに誇りを持って日々トレーニングをして、日本のために世界の強豪チームと闘っています。

 

きっと日本人以上に日本の心を持って闘っていることでしょう。

 

ラグビー日本代表が世界一になれるように楽しみながら応援しましょう。

 

 

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