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プロ野球1試合の収益っていくらぐらい?ペナント・CS・日本シリーズでは?

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プロ野球1試合の収益っていくらぐらい?ペナント・CS・日本シリーズでは?

 

各球団、とんでもない年俸を稼いでいる選手をかかえていますが、プロ野球の1試合の収益って一体いくらぐらいか気になるところです。

 

ペナントレース、CS(クライマックスシリーズ)、日本シリーズでどのくらいなのか調べてみたので、解説をしていきますね。

 

プロ野球1試合の収益っていくらぐらいか調べてみた

プロ野球は日本のスポーツ興行の中でも最大規模であり、大きなお金が動きますよね。

 

だからこそ一流のプロ野球選手は大金を稼ぐことができるのですが、1試合の収益につては各球団で誤差はありますが、およそ3億から4億円と言われています

 

まずプロ野球、NPBの場合の売上としては以下のものが挙げられます。

 

入場料
スポンサー料
物販収入
放映権料
その他

 

 

その中で収益の柱になっているのが、入場料とスポンサー料です。

 

内訳としては、それぞれが全体の30%ほどを占めているので、この2つでプロ野球の売り上げの半分以上を占めているというわけですね。

 

そして入場料としては席について差がありますが、平均としては4000円ぐらいでしょう。

 

来場数もチームや曜日によって大きく異なりますが、平均としては2万5000人です。ですのでまず1試合当たりの入場料だけでも1億円です。

 

そして、それが収益としては他のも合わせると3倍近くだと考えられるので、1試合の収益としては3億円から4億円だということがわかります。

 

プロ野球はシーズン143試合となっています。シーズンで考えると、400億円以上のお金が動くコンテンツということがわかりますね。

 

しかし、その分運営費としての出費も莫大になってきます。

 

スタジアムの設備費や維持費、照明代から始まり、選手の年俸、スタッフの人件費などが重なり、プロ野球の球団の中でも最終的には赤字となっている会社もあります。

 

特に近年の感染症による処置で短縮シーズン、そして無観客による試合はプロ野球の運営にも大きな打撃を与えました。

 

しかし逆に言えば、プロ野球球団を持っているのにも関わらず、黒字を計上している会社はそれだけで広告やイメージアップ、収入も含めて全部利益に追加できるので強いですね。

 

プロ野球:CSや日本シリーズでの収益はいくら?

続いて気になるのは、CSや日本シリーズですよね。CSや日本シリーズに進むことで、さらに収益を伸ばすことができます。

 

プロ野球の場合、球場での収益というのは相手チームのグッズなどを除き、ホームチームに入るようになっています。

 

そして、上記で説明した通りプロ野球は1試合でも大きなお金が動きます。セリーグ・パリーグ共に3位以内に入ればCS進出となり、入場者数も確実に満員が見込めますし、チケットの料金も特別価格になって高くなっています。

 

放映権も高くなるので、1試合あたりの収益は通常のシーズンよりも高く、4億円から5億円近くなるでしょう。

 

ですので、できるだけ1試合でも多く試合をやった方が収益を得られるということになります。

 

CSは、ファーストシリーズが2位と3位が2位のホーム球場で試合を行い、2試合先取の最大3試合行われます。

 

続いてファイナルステージは、1位とファーストシリーズ勝ち上がりのチームが、1位ホームで1勝のアドバンテージを持った上で4試合先取の最大6試合行われます。

 

そして、日本シリーズの場合には4試合先取の最大7試合行われます。

 

日本シリーズは、西暦が奇数年の時はパリーグが1、2、6、7戦目、セリーグが3、4、5戦目となっていて、偶数年の時は逆になります。

 

このことから、例えばシーズン1位のチームが全てストレートで勝ち上がった場合、ホームでできる試合は5試合だけです。

 

逆に、CSからもつれにもつれた場合、ホームでできる試合は最大10試合もホームで試合できることになり、収益も倍になります。

 

親会社からしたらチームが優勝してもらうことが一番なのですが、収益のことを考えると最終戦まで持つれてくれた方がありがたいですね。

 

まとめ

プロ野球の1試合あたりの収益としては、3億円から4億円だと考えられます。

 

そしてCSや日本シリーズなどのポストシーズンを行えばその分も追加されます。

 

ポストシーズンは負けても勝っても終わりです。収益のことを考えると、できるだけもつれてほしいのは親会社もそうですが、観ているプロ野球ファンとしてもその方が面白いです。

 

また、1試合でも長く試合をすればメディアでも取り上げてもらえますし、選手たちもモチベーションが上がりますからね。

 

時には、経営の観点からプロ野球にける数字を考えてみるのも楽しいですし面白いですね。

 

 

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