ワイドショーやネットで紀里谷和明（きりやかずあき）氏とパチンコ店の関係が話題に上がることがありました。
本記事では、ご実家のパチンコ店を継がずに『ラストナイツ』『CASSHERN（キャシャーン）』『GOEMON（ゴエモン）』『真田十勇士』といった名作を作りだした紀里谷和明氏の作品や魅力について紹介していきます。
紀里谷和明氏とパチンコ店の関係って！？実家がそうなの！？
先に言ってしまうと、紀里谷和明氏の父である岩下博明さんと、博明さんの兄である岩下高矢さんの兄弟が1993年に創業した会社『岩下兄弟株式会社』です。
紀里谷和明氏は、1983年にアメリカに渡っているので、パチンコ店はその後のことですから紀里谷和明氏とはあまり関係が無いんですね。
その『岩下兄弟株式会社』は熊本県人吉市に本社があり、熊本県、宮崎県に25店舗のパチンコ店を経営しています。
店舗ブランド名は、『岩下兄弟株式会社』創業の地である多良木町や球磨郡内では『銀馬車』、それ以外は『モナコパレス』という店名です。
熊本県・宮崎県にお住まいの方は、一度は見たことがあるかもしれませんね。
また、宮崎県小林市では『小林シティホテル』も運営していますので、結構手広い経営をされていますね。
今現在は、岩下高矢氏の息子さんである岩下洋三氏が代表取締役社長です。
紀里谷和明氏は、岩下洋三氏といとこ関係になるのですね。もちろん紀里谷氏も本名は岩下姓です。
紀里谷和明氏の映画はこれだ！！
紀里谷和明氏は、2004年にご自身が子供の頃に大好きだった『新造人間キャシャーン』を映画化されました。
これって凄くないですか！？
自分の夢を叶える原動力は凄まじいものだったでしょうね。
それでは、紀里谷和明氏の作品を紹介していきます。
１．CASSHERN(キャシャーン)
・2004年公開
・主な出演者：伊勢谷友介、麻生久美子、唐沢寿明、寺尾聰、樋口可南子、小日向文世、宮迫博之、要潤、及川光博、三橋達也、寺島進、鶴田真由、玉山鉄二、りょう、伊藤淳史、HISASHI・TAKURO（GLAY）、他
元々は映像作家であった紀里谷和明氏の映画監督デビュー作。
当時は、妻であった宇多田ヒカルさんの『誰かの願いが叶うころ♪』が主題歌となって話題となりました。
現実とは異なる世界での話、映像美も楽しめます！！
２．GOEMON
・2009年公開
・主な出演者：江口洋介、大沢たかお、広末涼子、ゴリ(ガレッジセール)、要潤、玉山鉄二、チェ・ホンマン、佐藤江梨子、戸田恵梨香、鶴田真由、蛭子能収、佐藤健、六平直政、小日向文世、中村橋之助、寺島進、伊武雅刀、奥田瑛二、なべやかん、ウド鈴木、やす(ずん)
他
紀里谷和明氏ご本人も明智光秀役で出演された話題作。
前作『CASSHERN(キャシャーン)』と関連性は無いものの、引き続き出演されている役者さんの名前もありますね。
安土桃山時代(実際の歴史ではなくパラレルワールド)における大泥棒の石川五右衛門の活躍を描いた作品です。
３．ラスト・ナイツ
・2015年公開
・主な出演者：モーガンフリーマン、伊原剛志、他
忠臣蔵をモチーフに封建的な帝国を舞台に騎士たちが活躍する作品。紀里谷和明氏自身、初となるハリウッド進出作。
ちなみに日本公開時のCMテーマソングはX JAPANの『BORN TO BE FREE』
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４．The Little Star
・2022年公開
・主な出演者：山田孝之、松本まりか
愛する者を失った男を山田孝之が鬼気迫る演技で話題に。電車の中、血まみれのパンダの着ぐるみ。贖罪、やりきれない悲しみ、やりようのない怒り、様々な感情が入り乱れて…。
５．世界の終わりから
・2023年公開
・主な出演者：伊東蒼、毎熊克哉、朝比奈彩、増田光桜、若林時英、夏木マリ、高橋克典、富永愛、北村一輝、岩井俊二、市川由衣、又吉直樹
事故で親を失って学校でも居場所をなくした孤独な女子高生ハナを伊藤蒼が演じています。
2023年5月現在公開中です。
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紀里谷和明氏のプロフィール紹介します
・生年月日：1968年4月20日
・本名：岩下和裕(いわしたかずひろ)
・出身：熊本県球磨郡あさぎり町(旧：免田町)
・1983年、中学3年に上がる時、単身アメリカ・サンディエゴへ。
・マサチューセッツ州のCambridge School of Westonに進学、音楽や写真、映像を学ぶ。
・1987年パーソンズ美術大学に入学するも2年で中退。
・大学中退からの5年間を紀里谷氏自ら「暗黒の時代」と語る。
・英語が通じない時でも自らが描いた絵を喜んでもらえたことでアート志向に。
・21歳の時、デザイン会社設立→軌道に乗らずヨーロッパやアフリカを放浪。
・26歳の時、ニューヨークで知り立った人に依頼された音楽雑誌『VIBE』で活躍が始まる。
・2002年、34歳の時に宇多田ヒカルと結婚。
・2007年離婚。
紀里谷和明氏が手がけたMV(ミュージックビデオ)
・2000年：THE BACK HORN(『風船』・『空、星、海の夜』・『ひとり言』)
・2001年：THE BACK HORN(『空、星、海の夜』・『ひとり言』)、中村俊介(『雪がとける前に…』)、宇多田ヒカル(『FINAL DISTANCE』・『traveling』 )
・2002年：宇多田ヒカル(『光』・『SAKURAドロップス』・『Deep River』)
・2004年：宇多田ヒカル『誰かの願いが叶うころ』
・2005年：UTADA『You Make Me Want to Be a Man』、宇多田ヒカル『Be My Last』、『Passion』
・2006年：宇多田ヒカル『Keep Tryin'』、GLAY『恋』
・2015年：三代目J Soul Brothers『Unfair World』
・2017年：saisa『Vicissitudes』
・2020年：R1SE周震南『爱』
・2021年：LUX OMNIA VINCIT featuringシシド・カフカ『無重力の夜』
こちらの動画は、宇多田ヒカルさんのMVのメイキング映像です。
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映画監督・紀里谷和明氏が選ぶ好きな映画BEST３
映画監督である紀里谷和明氏は、どんな映画が好きなんでしょうか？
以前、とある動画でお話されていた映画BEST３をご紹介します。
３位：エレファントマン
あまりにも有名な映画ですが、小生はまだ一度も見たことがありません。しかし、監督がデイヴィッド・リンチだったり実話だったり本当に名作なんです。
２位：シンレッド・ライン
シンレッド・ラインは、ショーン・ペンやジョージ・クルーニーも出演されています。一度は見ておきたい映画ですよ。
１位：地獄の黙示録
地獄の黙示録と言えば、やはり『ワルキューレの騎行』の音楽が頭を流れてきますよね。
紀里谷和明氏が『しくじり先生』に出演してました
なんと紀里谷和明氏は、2015年8月3日PM7時～テレビ朝日系列の『しくじり先生2時間スペシャル』に出演されていました。
華々しい活躍の裏側で、宇多田ヒカルさんとの離婚など色々なしくじりがあったとご自身で反省、これからの希望をお話されていました。
ちなみに、紀里谷和明氏はご自身の収入やしくじりの内容について、下記のようなことをお話されていました。
・日給数百万円の稼ぎだった
・トップクラスの写真家だったので、カシャカシャと数枚の写真を撮影するだけで数百万円もらっていた
・自宅は絶対に港区で、それ以外はあり得ない
・飛行機はファーストクラス以外はあり得ない
・ホテルはスウィートルーム以外はあり得ない
・オーダースーツはロンドンの高級店以外はあり得ない
などなど。
年収は億越えは当然でしょうけども、これだけの生活を送っていた紀里谷和明氏ですが、しくじった後の生活水準に慣れるのは大変だったんじゃないでしょうか。
映画やMVなど、色々な印税もあるでしょうしね…。
まとめ
実家というか、紀里谷和明氏の実の父親の兄弟が、九州熊本・宮崎を拠点とするパチンコ店を開業されていました。
今現在は、いとこの岩下洋三氏が代表取締役社長をされています。
紀里谷和明氏は『宇多田ヒカルの元旦那』という肩書きで有名ですが、映画監督やミュージックビデオ作品の実績は素晴らしいものがあります。
今、全国の映画館で公開中の『世界の終わりから』も注目ですし、これからの紀里谷和明氏のご活躍を期待しております！！
