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PASMOの印字が薄いけど使って大丈夫!?【困った時の手順を紹介します】

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PASMOの印字が薄いけど使って大丈夫!?【困った時の手順を紹介します】

 

公共の交通機関を使用する時に便利なPASMOですが、仕事や学校で長い期間定期としてPASMOを愛用していると、PASMOの印字が薄くなっていきます。

印字が薄くなったPASMOは使えはしますが、このまま使い続けて大丈夫なのでしょうか?

そこで今回はPASMOの印字が薄くなった時の対処法をご紹介します。

PASMOの印字が薄くなっている人はこの記事を参考にして濃くしてください。

 

PASMOの印字が薄いけど使って大丈夫!?【困った時の手順を紹介します】

PASMOの定期券を何度も更新していくとどんどん薄くなっていきます。薄くなると期限に気づきにくくなったりして不便ですよね?

 

そんな印字が薄くなった時の対処法を2つご紹介します。

 

窓口で再印字してもらう

窓口で印字が薄くなったから濃くしてほしい旨を伝えると再印字してくれます。

しかし「再印字してもらっても濃くならない」といった声も聞かれます。その理由のひとつとして印字の方式にあります。

PASMOを含めたICカードの印字方法は「ロイコ方式」です。

ロイコ染料という、熱で発色する染料を使って印字をします。さらにロイコ染料はある温度で消えるという性質があります。

詳しく言えば、
180℃で発色して120℃~160℃で文字が消える
のです。

この性質を利用してpasmoなどICカードは

120℃~160℃でカードの文字を全て消す
180℃で印字
一気に冷やす

ことで印字されます。

 

再印字でも濃くならなかったということは「印字する機械の劣化」か「ロイコ染料の成分が弱い」可能性があげられます。

カード自体には問題がないのに窓口で濃くならない場合は下記の方法を試してみましょう。

 

利用率が低いか発券機が新しい駅で再印字

いつも定期を更新している窓口は利用者が多いですか?

もし多いようなら発券機の劣化や、利用者が多いために発券機の温度が上がり切っていない可能性があります。

そのため利用者が少なかったり新しい発券機であれば印字が濃くなることがあります。

いつもの駅ではなく利用者が少なそうな駅の窓口で再印字することで、濃い印字のPASMOに変身するかもしれませんね。

 

PASMO自体を交換してもらう

 

それでも印字が薄い時やカード自体の劣化などの場合には交換をしてもらえます。

窓口で申告後「障害再発行」の手続きのため、いくつか書類に記入する必要があります。

 

pasmoの障害再発行

何らかの障害によってPASMOが使えなくなったときは、再発行が可能です。

使えなくなったPASMOの残額、定期券、オートチャージサービス機能も、再発行したカードに引き継がれます。

引用:pasmo公式HP(URL:https://www.pasmo.co.jp/procedure/exchange/


pasmoが使えなくなったわけではありませんが、今回のような印字が薄くなったケースは障害再発行という手続きになります。

ちなみにこの手続きは無料で行えますので安心です。以下、障害再発行の手順です。

 

1.障害再発行申請書に記入

窓口で障害を申し出ると注意事項などを確認後、「障害再発行申請書」に必要事項を記入します。

この際準備するものは今まで使っていたPASMOだけでOKです。

 

2.再発行整理表を受け取る

必要事項を記入した申請書を係員に渡し「再発行整理表」と今まで使っていたPASMOを受け取ります。

ちなみに新しいPASMOは、データ処理の関係上すぐには受け取ることができません。
翌日以降14日以内の受け取りとなります。

この再発行整理券は新しいPASMOを受け取る際に必要なので無くさないようにしなければいけません。

加えて新しいPASMOが手元に届く間は、今まで使っていたPASMOと発行整理券の2点を改札で提示する必要があります。

PASMOが使えないのは不便なので、障害再発行の申請は仕事や学校などが休みになる前日の帰りに行う方がいいでしょう。

 

印字が薄くて読めないPASMOは使えない?

上記の通り、印字が薄くなったPASMOは使用できますよね。

しかし実は印字が読めない定期券は、期限を目で確認することができないためか鉄道事業者の規則上、使用することはできないんです。

国土交通省で決められているので、PASMOの印字が薄くなった時にはすぐにでも再印字か交換をしてもらうようにしましょう。

 

PASMOを定期として使わなくなったら

PASMOは定期以外では電子マネーとしての使い方もできます。

そのため卒業や転職などで交通機関の定期の役割を終えても電子マネーとして使い続けることができます。

そうなった時、不必要になった定期の情報が何となく邪魔ですよね。そんな時には印字を消してもらえるんですよ。

簡単に消去してもらえるので、気になる人は窓口に相談してみてください。

 

まとめ

今回はPASMOの印字が薄くなった時の対処法についてご紹介しました。

PASMOの印字は窓口で再印字してもらうことで濃くすることができます。もし再印字で濃くならない場合は交換をしてもらうことも可能です。

ただし書類に記入が必要なことと、交換までに時間がかかることを知っておいた方がいいでしょう。

印字が見えなくなったPASMOは鉄道事業者の規則上、使用することはできません。

薄くて見えづらくなったと感じるようなら早めに再印字か交換をしてもらうことをおすすめします。