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喪中はがきの文例は?!【義父が亡くなった時の書き方とマナー】

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喪中はがきの文例は?!【義父が亡くなった時の書き方とマナー】

 

小生もなかなかの歳に仕上がりつつあるので、親族、友人が毎年亡くなる、なんとも悲しい歳になりつつあります。

 

そして、毎年この時期になると、そろそろ喪中はがきを書かなきゃいけないなぁと準備を始める頃です。

結婚をすれば身内が増えます。
中でも義父母は、配偶者の両親ということもあり切っても切れない存在です。

もし、大黒柱である義父が亡くなったら・・・。
配偶者を失って悲しむ義母の助けになるには何をしたらいいか。

 

小生は昨年4月に義父を亡くしました。

色々考えるところはありますが、
今回は義父を例にして、ちょっと難しい喪中はがきの意味、準備、文例をお伝えします。

 

喪中はがきの文例は?!【義父の場合】

昨年、色々と調べて、実際に喪中はがきを書いたので、参考になれば幸いです。

 

小生のように、筆頭者を夫とすると、義父は「妻の父」となります。

 

文例

喪中につき年頭のご挨拶をご遠慮申し上げます
本年◯月に義父◯◯◯◯が◯◯歳にて永眠いたしました
平素のご厚情に深く感謝申し上げますとともに
これからも変わらぬおつき合いのほど何卒宜しくお願い申しあげます
令和◯年十一月


義父と書かない場合には?

義父は妻からみれば実の父親にあたりますので、「義父」と書くのは少し抵抗があると感じる方もいるかもしれません。

義理とはいえ夫にとっても親のようなものですから、「義父」と書かない場合は、「」と記してもいいでしょう。

筆頭者とは苗字が違いますので、「妻の父」としてフルネームを書くという方法もあります。「妻の父」と書く場合は次のようになります。

 

文例

喪中のため年末年始のご挨拶を控えさせていただきます
本年◯月、妻◯◯の父◯◯◯◯が◯◯歳で永眠いたしました
長年にわたるご厚情に改めて心より御礼申し上げます
皆様に良い年が訪れますようにお祈り申し上げます

 

義父とは、夫からみた妻の父、または妻からみた夫の父のことです。
もし喪中はがきの差出人を夫婦連名で出す場合には、筆頭者からみた続柄を書くというのが一般的です。

 

また、差出人の順番ですが、旦那のお父様が亡くなられた場合と同じで、旦那さん、奥さんの順に書きます。

奥さんのお父様が亡くなられた場合でも、奥さん、旦那さんの順にはなりませんので注意が必要です。

 

喪中はがきとは? 

 喪中はがきは喪中を知らせるはがきのことで、正式には「喪中・年賀欠礼状」といいます。

喪中はがきを出す意味としては、1年以内に2親等以内の親族が亡くなった場合に、

今年の年賀状は控えさせていただきます」と、事前に伝える為に送る挨拶状になります。

2親等以内とは。
本人から見て、親世代ならおじいちゃん、おばあちゃんまで子世代なら孫とその配偶者までをいいます。


喪中はがきは誰に出せばいいのでしょうか?

基本的には、年賀状のやり取りをしている方全員に、喪中はがきを出すことになります。


親族や葬儀に参列してくれた方は喪中であることを知っていますが、毎年年賀状をやり取りしているのであれば、喪中はがきを出すのが一般的であり、マナーです。

 

喪中はがきはいつ出す?

それでは、喪中はがきはいつ出すのがいいのでしょうか?


喪中はがきは先方が年賀状の準備を始める前に出しておくのがいいでしょう。


郵便局が年賀状の受付を始める前の11月1日までには、喪中はがきが届くように郵送するのがベストです。

 

しかし、義父が亡くなられたのが、12月だった場合は間に合いませんので、12月中旬以降に焦って喪中はがきを出さないようにしましょう。

 

この場合は、寒中見舞いで対応するのがよいでしょう。

 

喪中はがきの書き方の注意点

喪中はがきには、喪中であるため新年の挨拶ができないこと、日頃の感謝と先方への心遣いを書くようにします。

受け取る側にとっても大切なことですので、誰がいつ亡くなったのかは忘れないように書きましょう。

はがきや手紙の基本である「拝啓」や「敬具」は使いません 。

 

喪中はがきで使ってはいけないNGな言葉など

喪中はがきで、使用してはいけない言葉があります。おおよそは想像がつくと思いますが、意外に良かれと思ってNGな言葉を使う方もいらっしゃるので注意が必要です。

 

喪中はがきなのに、「こんなこと書くべきじゃないよなぁ」と判断できれば、絶対やめましょう。

 

では、具体的に喪中はがきで使ってはいけない言葉を挙げてみます。

まず最初に、「お祝い」を連想させる言葉です。

喪中はがきを使用して、いくら同じ時期だからといって、結婚や出産といった、おめでたいお祝いごとを書いてはいけません。
また別の機会で伝えることにしましょう。


また、喪中はがきが、年賀はがきの代わりになるからといって、新年に関する書き方にも注意が必要です。

 

「年始」や「年頭」を使用しましょう。

(「賀正」、「謹賀」は使いません)

 

次に、「死」を連想させるような言葉だったり、繰り返しを表すような言葉です。


例えば、死を連想する言葉だと、「消えてしまう」、「去り行く」、「事切れる」、「苦しむ」などでしょうか。


繰り返しを表す言葉だと、「もう一度」「重ね重ね」、「ゆくゆくは」、「もう一度」などですね。

 

岳父と義父の違い

義父を調べていると、似たような漢字で『岳父』(がくふ)という言葉を見たことはありませんか


『岳父』は、義父と同じ意味です。義父と同じ使い方で問題ありません。


ただ注意点があります。

岳父は、旦那が奥さんの父親を敬って使う敬称なので、奥さんが旦那の父親を岳父とは呼びません。

 

まとめ

 

義父を例に挙げて文例を2つほどご紹介しましたが、参考になりましたか?

冒頭にもお伝えしましたが、小生にも義父がいました。

仕事柄、非常に頭のスマートな方で、しかし、小生をすごく気遣ってくれる優しい義父でした。


色々な知識が豊富だったので、小生の知らない話しがたくさん聞けました。
まだまだ、お話しをしたかったし、旅行にも行きたかったんですが。


小生の父はまだ健在です。とはいえ、数年前に肺炎を患い、そこからは昔のような身体の強い父としてのイメージが無くなりました。


また、父は、奥さんを実の娘のように思ってくれています。
(まだ他人行儀ですが)


親孝行は生きている時しかできません。
この記事を書き終わった今、できる限りの親孝行をしていきたいなぁと改めて思いました。

 

皆さんは、親孝行できてますか?