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【体験記】メンタルに絶対の自信があったけど初めてメンタルクリニックに行ってみた

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うっす、ザキオノ(@loscluza12)です。

 

いきなりですが、昨年12月に初めてメンタルクリニックというところに行ってきました

 

今年で勤続20年目になる会社を辞めたいというのがきっかけでした。人生初となる「退職届」を作成し、いつでも提出できる状態でした。
 

結論から言いますと、結局3回で行かなくなりましたが、せっかくの機会と経験だったので、備忘録的に記録しておきたいと思います。

 

メンタルクリニックに行ったきっかけ

ぶっちゃけて言うと、モンスター上司のおかげです。あくまで「せい」ではなくて、「おかげ」という表現をします。

 

軽く小生の幼少期や学生時代に触れておくと、父親が転勤族ということもあり、転校が多かったのですが、子供ながらに「どうすればみんなと仲良くできるか?」ということを常に考えていたような気がします。

 

正直自分で言うのもなんですが、運動もそこそこできて、人を笑わせることが大好きだったので、どちらかというと人気者でお調子者な方でした。

 

しかし、そんな小生を良く思わない輩もでてきます。先輩グループからも目を付けられて、部活仲間からのシカトからはじまり(シカトしろという命令)、視聴覚室に呼び出されてボコられて、数日後仲間でやり返したりとか。

 

まぁ、田舎の中学校にあるあるな生活でした。最終的には同級生とは結束できましたし、いつの間にか小生が間に入って仲裁するような立場になりました。

 

おほん。

 

そんな時代を経て、元々のポジティブな思考回路もあり、よっぽどなことが無ければ「落ちる」ことがなかったはずなのですが、自分でも気づかないうちに一度は克服したモンスター上司に再び落ちてしまったみたいです。

 

具体的に何があったか書こうと思いましたが、色々と問題もありそうなのでやめておきます。

 

地元のメンタルクリニックへ

奥さんから「一度メンタルクリニックに行ってみれば?」と提案があり、ネットで調べたところ、特に会社のトラブルに強いメンタルクリニックが近所にあったので、そちらのメンタルクリニックに行くことにしました。

 

正直、メンタルには絶対の自信があったので、メンタルクリニックに行くと自分の弱さを認めてしまうことになると思い、最初は全く行く気も無かったのですが、まぁ何事も経験かとも思うようになりましたのでね。

 

初診は30分、なぜクリニックに来たのか、会社で何があったのか、色々と聞かれました。

 

初診料は6,030円でした。

 

1週間分の睡眠薬と精神安定剤を処方され、また1週間後に来てくださいと言われて終了しました。

 

2回目の診察では、「その後どうですか?」と聞かれましたが、既に年末年始の休みに入っていて会社にも行っていないので「特に変わりはありません」と伝えて、「そうですか。ではもう1週間分の薬をお出しします。」と言われて終了しました。

 

診察料は確か2,000円程度でした。

 

ちなみに再診は基本的に10分の枠で、その時は5分もかからず終了しました。

 

3回目の診察。前回と同じように「その後どうですか?」と聞かれて、仕事は始まっていたのですが、特に変わりもないので「最初は転職したいと思いましたが、もう少し続けてみようと思います」と話ししたところ、

 

休職という方法もあるので詳しくはこちらの紙を読んでおいてください」と言われ、

 

休職時、退職時の所得補償について」という題名の書類を頂きました。

 

簡潔に言うと、

・休職した場合、社会保険により給与の2/3の『傷病手当』が支給される

 

・休職後に退職した場合、引き続いて支給日から1年6ヶ月支給される

 

・退職した場合、雇用保険からの失業手当傷病手当の期間が切れた後に給付される

 

・うつ病など、心の病気のために働けない場合、障害者年金が支給される

 

ということです。

 

最後に、「薬はどうですか?」と聞かれました。

 

実は、1回だけ飲んだ睡眠薬で頭が痛くなったので、全く薬は飲んでいませんでした。元々、風邪をひいてもなるべく薬に頼らずに治したい昭和な頑固男でもあるので、「精神安定剤」に抵抗があったのも事実です。

 

というわけで、「実は睡眠薬を飲んだら頭が痛くなったのでそれ以来飲んでいません」とお伝えしました。

 

すると先生は、「えっ?!薬は飲まなきゃダメですよ!!ちゃんと飲んでください。」と。

 

「は、はい」と返答して、3回目の診察が5分ほどで終わりました。

 

結局

それ以来、メンタルクリニックには行っていません。

 

先生の診察は、全く目を合わせずパソコンの画面を睨みながらキーボードを叩くスタイルで、聞かれることは「その後どうですか?」「薬はどうですか?」「仕事はどうですか?」だったのと、5分程度ですぐ終わってしまうので、通うことに意味があるのかな?と疑問に思い、通院をやめました。

 

自分の中での勝手なイメージですが、映画で見るようなセラピーをイメージしていました。そう、名作『インファナル・アフェア』のワンシーンのような、あの感じです。

 

 

自分はまだ自力でなんとかなると思っているから、そう考えてしまうのでしょうが、きっと、本当に会社に行くのも辛い方には合っているメンタルクリニックなのかもしれません。

 

先生が全く目を合わせないのも、「目が合うと危害を加える可能性があるから」かもしれませんし、薬をきちんと飲まないことには診断のしようがないのかもしれません。

 

自分的にはなんとなく「薬を飲まされる」、「会社を休職した方が良いですよ」、この2点ばかりが気になるようになってしまいました。

 

薬を否定するわけではありませんし、心と体を大事にして会社を休職しなければいけない場合もあると思います。

 

ただ、小生はまだそこまでではない、ということなのでしょう。

 

ま、もう少しそれとなく無理なく頑張ってみたいと思います。