連日熱い試合が行われているメジャーリーグ。
ただ、メジャーリーグを中継で見ることは多くても、その対戦の仕組みについては理解できないという人も多いのではないでしょうか?
「なんで大谷翔平選手はあのチームと対戦しているんだ!?」
そんな疑問を持った野球ファンの人もいるのではないでしょうか?
メジャーリーグの対戦仕組みを理解することで、更に楽しむことができるのです。
本記事では、メジャーリーグの対戦の仕組みを徹底的に解説していきますね。
なるほど!!メジャーリーグの対戦仕組みってそういうことなのね
そもそもメジャーリーグは全30球団となっており、試合数は162試合です。
日本の場合は12球団で143試合ですから、日本のプロ野球チームよりも試合数も多くなっています。
やはりアメリカということで、それだけ多くのチームがあるのは納得です。
そしてメジャーリーグのリーグは、ア・リーグことアメリカンリーグ、ナ・リーグことナショナルリーグの2つに分かれています。
その中でさらに東地区、中地区、西地区という地域で分割をされています。
アメリカの場合とにかく国土が広いですから、リーグの中でさらに分割をしないととても試合ができません。
基本的にはこの地区ごと5チームで試合をするのですが、それは19試合が4チーム分ということで76試合となっています。
ただ、これだと上記の162試合には全然足りませんよね。
メジャーリーグは加えて同リーグでの他地区との試合も行われます。こちらは、6試合から7試合を10チーム分で66試合が行われます。
そして最後にリーグの垣根を越えた交流戦も行われます。この交流戦は、3試合から4試合を6チームで20試合です。
これらの試合数を全て足したら162試合になるというわけです。ちなみに日本の場合は交流戦はまとまった期間に行われますよね。
そこで交流戦MVPや交流戦優勝チームも決められます。
しかしメジャーリーグの場合にはリーグ同地区では奇数になっており、1チーム余ります。
基本的にはこの余ったチームが同リーグ他地区の試合や、交流戦に当てられるので決まった期間に行われることはありません。
このような形でメジャーリーグの対戦仕組みは決まっていますが、メジャーリーグの大きな特徴として試合の中止がほぼないことです。
日本と違って雨が根本的に少ないこと、そして移動距離が長いことから、メジャーリーグの場合には何としても試合がその日のうちに行われます。
日本では大雨などで30分ほど中断したら中止にしてしまいますが、メジャーリーグでは1時間以上は当たり前であり、何と4時間以上も中断した結果試合終了まで行った例もあります。
もちろんストームなどの場合には中止もありますが、それでもかなり稀です。ダブルヘッダーもありますし、試合消化だけでも日本よりハードなことが分かりますね。
メジャーリーグのプレーオフの対戦はどうなってるの?
メジャーリーグはプレーオフももちろんありますが、日本のプロ野球とは少し違っています。
メジャーリーグのプレーオフは、ア・リーグとナ・リーグでそれぞれ行われますが、それぞれで6チームが選出されます。
地区ごとの1位は当然出場するのですが、それに加えて2位以下のチームで勝率の高い順で3チーム出場することができます。
これがワイルドカードと言われる枠になります。
それらチームがプレーオフを戦い抜き、ア・リーグとナ・リーグで勝ち残ったチームが対戦をし勝った方がワールドチャンピオンです。
プレーオフは日本でも放送されるはずですので、ぜひ観てみてくださいね。
まとめ
メジャーリーグの対決仕組みは、基本的には同リーグ同地区で行われます。
それに加えて同リーグ他地区、交流戦が行われ計162試合となっています。
日本のように交流戦期間は設定されておらず、奇数である地区内の余ったチームが他地区や交流戦に当てられるという感じです。またメジャーリーグのプレーオフは地区1位とワイルドカードによって構成されています。
12チームによるプレーオフが行われ、最終的に勝ち上がったチームがワールドチャンピオンです。
メジャーリーグのプレーオフは毎回熱い試合が行われるので、ぜひ観てみてくださいね。
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