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WBCの球数制限はなぜ?理由は?メリットとデメリットを考えて楽しく見よう

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WBCの球数制限の理由は?メリットとデメリットを考えて楽しく見よう

 

WBCが開催されて、解説者が言う『球数制限』という聞き慣れない言葉に「なぜ球数制限があるの?」と思いませんでしたか?

 

WBCでは球数制限が設定をされており、この球数制限をうまく使うことが勝敗の鍵を握ると言っても過言ではありません。

 

本記事では、なぜWBCでは球数制限があるのか、いつから球数制限があるのか、またメリットとデメリットを含めて解説をしています。

 

 

WBCでは球数制限がなぜ設定されているのか?理由を解説

WBCでは球数制限が以下のように設定されています。

 

・1次ラウンド:65球
・準々決勝:80球
・準決勝と決勝:95球


※但し、対するバッターで球数が制限を達成した場合は、そのバッターまでは球数を超えても投球することができる。

 

その他にも登板間隔でも3連投は禁止、50球以上投げた場合には中4日以上空けるなど様々な制限がかけられています。

 

しかし、これらのWBC用ルールは、日本のプロ野球の試合では設けられていません。

 

なぜ、WBCでは設定をされているのでしょうか?

 

それはWBCが、国際大会シーズンに関係ない試合だからと言えるでしょう。

 

WBCは3月に行われ、WBC後に本番のシーズンが始まります。

 

正直、各プロ野球チームの親会社としてはWBCよりも、こちらのシーズンの方が大事だったりします。

 

そして、このWBCを主催しているのはメジャーリーグです。

 

メジャーリーグですと、肩は消耗品と考えており、球数制限こそありませんができるだけ球数を少なくするようにピッチャー運用しています。

 

WBCでシーズンの前に投げすぎてしまってシーズン中に故障となると、ケガをした選手もそうですがお金が絡む球団や親会社が困ってしまうわけですね。

 

ただでさえ、選手たちはシーズン前の3月の本番前に合わせて早めの調整をしています。

 

そのような背景から、WBCでは球数制限を用いることでシーズンでの故障を防いでいるというわけですね。

 

WBCなど野球における球数制限のメリットデメリットを紹介

ピッチャーの球数制限することは、いくつかメリットデメリットがあります。

 

WBCの球数制限のメリット

故障を防げる

まず上記で述べたように、球数制限をすることで故障を防ぐことが可能です。これが一番のメリットですね。

 

シーズン中ももちろんそうですが、WBCで故障してしまうと選手の年俸や球団の集客に影響してしまいます。

 

それこそ、縁起でもないですが、大谷翔平選手が故障してしまうと本人はもちろんですが、球団、ファン、野球関係者全てに大打撃を与えてしまいます。

 

ですので、WBCでの故障を防ぐということは、選手の年俸を下げないためだけでなく大きな意味では野球関係者全てのためでもあるのです。

 

 

戦術の幅が広がる

WBCでは、各国のスター選手が集まります。そのためなかなか良いピッチャーになると打ち崩せないということもあるでしょう。

 

その場合、例えばカットをして相手ピッチャーの球数を多くさせて、交代に持ち込ませるというのも立派な戦法です。

 

そしてそれらを考えた上でチームも交代のタイミングや、戦略を考える必要があります。

 

続いてデメリットも紹介していきます。

 

WBCの球数制限のデメリット

ピッチャーが交代する必要がある

守備側のチームからすると、いくらピッチャーの出来が良くても、ピッチャーを交代させる必要があります。

 

そしてその場合、中継ぎ投手に負担もかかります。また、良いピッチャーなのに球数制限で交代をするというのは、見てる側ファン目線からしても白けてしまう面はありますね。

 

大谷翔平選手がノーヒットノーラン中なのに…、佐々木朗希選手がパーフェクトピッチングなのに…。

 

 

試合時間が延びる

球数制限があると、その分ピッチャー交代やカット戦術などにより試合が延びてしまいます。

 

白熱した試合で試合時間が延びるならまだしも、全体的に間延びした試合になってしまうのは観る方も疲れてしまいますよね。

 

このように球数制限によるメリットデメリットがあります。

 

ただ、せっかくのWBCですから、球数制限も一つのルールとして捉えて楽しむようにしてみ観てみてくださいね。

 

 

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WBCの球数制限っていつからあったっけ?

結論から言うと、2006年のWBCからです。

 

元々球数制限は、アメリカのリトルリーグやポニーリーグといった少年野球で球数制限と登板間隔制限が設けられていました。

 

理由としては、まだ体ができきっていない子供の体の健康被害を予防するためです。

 

とはいえ、MLB、MLB傘下のマイナーリーグでは、球数制限も登板間隔制限も特にルールはありません。

 

なぜなら、日本とはちょっと考え方が違うのでしょうね、マイナーリーグは勝利至上主義ではなく、あくまで選手の育成を目的にしているので、投手を消耗させることをしません。

 

マイナーリーグに所属する投手が球数制限を守らない、登板数を多くしたことで万が一肩などを故障してしまうと、チーム、コーチ陣などの指導者がペナルティを課せられ、最悪契約解除ということもあり得るのです。

 

昔の日本のプロ野球では、今では考えられないぐらいの投球数や登板数でした。しかも、高校野球からずっと肩を酷使して選手生命を絶たれる選手も少なくなかったのです。

 

しかし、今の時代では例えばロッテの佐々木朗希投手も球数制限を設けて、じっくりと育成していますよね。

 

無理をせず、着実に育成をしたことで、昨年の完全試合があったのではないでしょうか。

 

日本の中学の部活、高校野球など、どうしても勝利を優先して投手を酷使してしまう傾向があります。

 

しかし、今は投手層を厚くしないと、地区予選からの熱く厳しい闘いを勝ち抜けない、甲子園で優勝できないという監督さんもいらっしゃいますね。

 

 

WBCの球数制限に対するSNSの反応は?

こちらでは、WBCの球数制限についてツイートしている野球ファンの反応を紹介します。

 

 

投手層の違いが露わになっているという見方ですね。

 

 

一昔前の夏の甲子園高校野球のような神投手一人で投げ切るよりも、投手全員の総合力で勝ち上がる方が良いという意見ですね。

 

 

野球に限らず、助っ人外国人に頼ると、いざ国際試合になった時に弱点が露呈しちゃうんでしょうね。

 

 

たくさんの素晴らしい投手を見れて最高!!っていう野球ファンのツイートです。

 

WBCの投球制限については賛否両論があってもしょうがないことだと思います。

 

上記で説明したとおり、WBCを主催しているのはアメリカメジャーリーグなので、大事な投手を守りたい理由から球数制限が設けられています。

 

一野球ファンからすると、

 

・大谷翔平投手や佐々木朗希投手が完投するところを見たい

・佐々木朗希投手がWBCでも完全試合するところを見てみたい

・甲子園でも投手を大事にして球数制限すれば良いのに…

・なんで65球なんだよ、少ないでしょ

・投球制限があると試合展開に影響するよね

・色々なピッチャーの豪華リレーが見れて満足

・ピッチャーの層が厚いチームが有利だろ

 

などなど、WBCの球数制限について「なぜ!?」って不満な人もいれば、理解を示す人もいます。

 

試合ライブで観れるのはAmzonだけ

侍ジャパンの戦いが楽しみですが、WBC2023ではテレビ地上波の各局、またJ SPORTSオンデマンド、Amazonで放送されます。

 

ちなみに、J SPORTSオンデマンドは、Amazonプライムビデオチャンネルにもあるので、WBC2023を全試合見たい方はAmazonです。

 

もし、Amazonプライムビデオに登録していなければ、30日間無料サービスで視聴するのはアリですよ。

 

Amazonプライムビデオ登録の手順

1.下記のリンクからAmzonプライム登録ページにアクセスします。

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4.WBC特設ページで観たい試合を選んで視聴します

 

Amazonプライムビデオの良いところは、見逃し配信があるということです。

 

30日間は無料ですが、その後は月額500円(税込)かかるので、その後観たい番組が無ければ解約手続きが必要です。

 

自動更新となるので、解約する場合は気つけましょう。

 

ちなみに小生は、月額500円払って色々な映画やドラマを見ています。正直、DVDをレンタルするよりも安いので、気になる映画やドラマがあれば継続するのもアリですよ。

 

WBC侍JAPANのスケジュールと結果

・2023年3月9日(木)19:00~

【○日本 8-1 中国●】

大谷翔平:49球-失点0

戸郷翔征:52球-失点1

湯浅京己:16球-失点0

伊藤大海:8球-失点0

 

・2023年3月10日(金)19:00~

【○日本 13-4 韓国●】

ダルビッシュ有:48球-失点3

今永昇太:48球-失点1

宇田川優希:11球-失点0

松井:裕樹:23球-失点0

高橋宏斗:12球-失点0

 


・2023年3月11日(土)19:00~

【○日本 10-2 チェコ●】

佐々木朗希:66球-失点1

宇田川優希:3球-失点0

宮城大弥:68球-失点1

※佐々木朗希が勝利投手、宮城大弥がセーブ

 


・2023年3月12日(日)19:00~
日本vsオーストラリア

 

 

まとめ

 

WBCでは球数制限が決められています。これはシーズンでの故障を避けるための処置であり、しょうがないとも言えるでしょう。

 

球数制限にはメリットデメリットがあり、WBCで感張ってもシーズンで故障をしてしまうと、選手の年俸が下がってしまう原因にもなります。

 

色々な意見がある球数制限ですが、これもルールと捉えて楽しみながら観戦をしてみるようにしましょうね。

 

WBC2023選手名鑑

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