黄砂は知ってましたが、『黄砂アレルギー』があるなんて・・・。
ついさっきyahooニュースで知ったザキオノ(@loscluza12)です。
黄砂は、中国内陸から日本に飛んでくるぐらいしか知識がなく、数々のアレルギーコレクターの小生としては、いまさらですが、知っておかねば危険だと思いました。
今回の記事は、
黄砂っていつ頃飛んでくるの?
黄砂が体にどんな影響と症状をおよぼすのか?
黄砂アレルギーの対策はどんなことができるのか?
そんな疑問に答えていきたいなと思います。
そもそも黄砂って何だ?!時期はいつごろ?!
数年前から黄砂やらPM2.5やら中国からとんでもないものが飛んでくるとは聞いていました。
はい、まず「黄砂」とは?!
偏西風の風にのって、中国内陸部の砂漠の砂が日本に舞い届くことをいいます。
うっすらと「なんか今日は景色が黄色いフィルターかかってるみたいだなぁ」と
思ったことありませんか?
それが黄砂による現象です。
なんだ、ただの砂か・・・と思いきや、飛んでいる量がハンパないので、酷い時は農業の収穫に悪影響があったり、小生のようなアレルギー持ちの人にも辛い健康被害を及ぼすことがあります。
黄砂を舐めてはいけませんね(;´Д`)
【偏西風メモ】
地球規模の大気循環の一つ。
赤道で上昇した空気が緯度30°あたりで吹きおろされて高気圧になります。
この高気圧は北半球の日本の場合、西から東に吹く「偏西風」となるのです。
日本は偏西風が吹く緯度にあるので、天気は西から東に変わっていくわけですね。
ということで、黄砂も西から東、毎年3~5月ごろ中国から日本に飛んでくるのです。
はい、日本では春ごろなので、3月から5月にかけて黄砂が飛んできます。
ピークは4月と言われています。
黄砂アレルギーってどんな症状?!
花粉による症状が「花粉症(アレルギー)」なので、
黄砂による症状は「黄砂アレルギー」というのは一発でわかりますよね。
黄砂アレルギーの症状は、花粉症とほぼ同じく、目、鼻、のど、気管支、皮膚などに出ます。
黄砂が目に入れば、目のかゆみ、結膜炎といった症状。
鼻に入れば、鼻水、くしゃみ、鼻づまりといったアレルギー性鼻炎のような症状。
気管支に入れば、息苦しい「ぜんそく」などの症状が出ます。小生もぜんそく持ちなので、たまに苦しくて吸入器は常に自宅にあります。
皮膚が拒絶反応を起こせば、アトピー性皮膚炎になるわけです。
でもここで一つの疑問が。
なぜ砂がアレルギー症状を引き起こす健康被害になるのでしょうか。グランドの土ほこりや砂遊びでは出ないのに・・・とか、なんでだろうと?
調べたところ、黄砂はモーレツに小さな粒で、大きさはおよそ4μ(マイクロメートル)とのこと。
(1マイクロメートル=0.001ミリメートル)
ちなみに、花粉で一番有名なスギ花粉は、およそ20~40μなので、とにかく黄砂はモーレツに小さいということがわかれば良いです(^^;)
そんなモーレツに小さい黄砂が体内に入り込めば、目、鼻、のど、気管、肌などが「異物は体外に出さねばっ!!」という使命感からアレルギー反応が引き起こされるというわけです。
そして、もっと黄砂をツッコんで調べてみると、日本に届く間にホコリ、ダニ、カビ、そして公害物質といった嫌なモノが黄砂に付着して、ダブルでアレルギー症状を引き起こすというのです。
黄砂アレルギーにならないための対策は?!
黄砂アレルギー対策その1:外出するな
極論は、黄砂が酷く舞っている時は「外出するな!」です。
気象庁の公式サイトで、どれぐらい黄砂が舞っているのか情報を発信されています。
引用:気象庁 | 黄砂情報より画像拝借
黄砂アレルギー対策その2:ゴーグル&ブレスマスク
どうしても外出しなければいけない時は、
目→眼鏡、ゴーグル
鼻、口→マスク
などが有効ですが、黄砂は花粉よりも細かく小さいので、普通の眼鏡やマスクでは意味がほとんどありません。
ぴったり肌に密着するゴーグルだったり、
黄砂対策バッチリの『ブレスマスク』がおすすめです。
ウィルス・黄砂対策用に開発された『ブレスマスク』が優秀
ブレスマスクのナノファイバーフィルター孔径は、約0.05~0.1マイクロメートルなので、理論上は黄砂をシャットアウトします。
※マスクの縁とほっぺの密着する箇所の問題もありますが・・・。
とはいえ、口コミを見ると、ブレスマスクを使った人は普通のマスクに戻れないぐらい威力を感じていますね。
オオサカ堂という通販サイトで会員登録後(もちろん会員登録は無料です)買えます。日本では手に入らない海外の商品も取り扱っているので、結構面白いですよ。
小生もシャンプーとかプロテイン系はオオサカ堂で購入しています。
買物すればポイントも貯まりますし。
気になる方はぜひチェックしてみてください。
ブレスマスクホワイト(BreathSilverQuintetMask)
黄砂アレルギー対策その3:洗濯物は外で干すべからず
天気の良い日に外で洗濯物を干すと黄砂が付着します。なので、基本室内干しがおすすめです。
黄砂アレルギー対策その4:外出時にシュッとスプレー、帰宅時にサッと払う
外出時、花粉・黄砂対策用のスプレーを衣類にスプレーするだけで、かなりの黄砂をブロックすることができます。
帰宅時、家に入る前にパンパン衣類をはたいて少しでも黄砂を払い落としましょう。
特に『フェアリール』というスプレーは、テレビでも紹介されたバカ売れ商品です。
ぜひチェックしてみてください。
まとめ
黄砂は上記でお話ししたとおり、偏西風の時期に飛んでくるので、花粉の時期と被ります。そして、黄砂は花粉よりもやっかいであると理解いただけたかなと思います。
参考になれば幸いです。
「ひょっとしたら、自分は花粉症だけでなく、黄砂症でもあるんじゃないのか?!」
yahooニュースで黄砂アレルギーを知って、調べていくうちにそう思いました。
実際、いまだに鼻はつまって息苦しい日が続いています。
花粉じゃないかも?黄砂が原因かも?と、
気になる方は、一度アレルギー科や耳鼻咽喉科で検査してもらうのもアリですね。
あ。
究極の黄砂アレルギー対策は、黄砂が飛んでこない国に永住することですかね・・・?!