サラダや炒め物など何にでも使えるツナ缶。保存もきくことから我が家でも必ず一つは常備しています。
ツナ缶の油を捨てる時、皆さんはどうしていますか?
ツナ缶も立派な油ですので、環境を考慮すれば正しい処理の仕方が大切になってきます。
そしてツナ缶の油を捨てる理由はもう一つあります。
それは、体に悪いということ。
今までツナの栄養分が油にも含まれているから体にいいと言われていたので驚きです。
そこで今回は、ツナ缶の油の正しい捨て方とツナ缶の油が体に悪い理由をご紹介します。
ツナ缶の油の正しい捨て方をご紹介【環境を考えた優しい方法です】
あなたは使い切ったツナ缶の油を流しに直接捨てていませんか?
実は小生も独身の頃は直接捨てていました。
レンジでチンしたごはんに、ツナ缶から直接ごはんの上に放り込むスタイルは、手っ取り早くて安上がりな独身ならではの食べ方です。
ツナ缶、シーチキン缶、イワシ缶などなど、そのまま食べられる缶詰は本当に独身時代に重宝しましたよ。
そして、ツナ缶をサッと洗ってそのままカン専用のゴミ捨て場へ・・・。
はい、ここからツナ缶の油の正しい捨て方を説明していきます。
新聞紙に染み込ませる
ウチも含めて小生の知人に聞いても、この方法で油を捨てる方が多いですね。
小生は、会社から日経新聞など捨てる新聞をもらっています。飼っている愛犬コジロウのトイレマットを新聞でくるんで捨てるので。
そして、油を染み込ませた新聞紙をビニール袋に入れて燃えるゴミとして出します。新聞紙は丸めたり、短冊状にびりびりに破いたり、各家庭によって工夫しているようです。
キッチンペーパーに染み込ませる
我が家のように新聞を使わない人は、キッチンペーパーに染み込ませて燃えるごみとして出しています。
新聞同様ビニール袋にキッチンペーパーを敷いてツナ缶の油を入れます。この時使うキッチンペーパーはちょっとこぼれたコーヒーを拭いたものや、ちょっと醤油を拭きとっただけのものなどもう少し使えると思ったものを再利用しています。
ツナ缶の油を吸わせて捨てるだけではもったいないですからね。
古い布に染み込ませる
古い布は綿素材のものが油がよく染み込みます。着なくなったシャツ類をカットしてビニール袋に入れてツナ缶の油を染み込ませ、燃えるゴミに出します。
ツナを使った後の缶についている油をふき取るのにも、古い布は使えますね。先に缶の油を拭いておくと、缶を洗う時に油汚れが取れやすくなりますよ。
ツナ缶の油を捨てた後のカロリーって?!
ダイエットしている人は、ツナ缶の油も気になったり、カロリーを気にして油を捨てる人もいるのではないでしょうか?!
油を捨てたとしても、ツナには油も染みついているので、実はそれほどカロリーは少なくならないみたいです。
一般的には、ツナ缶の油を捨てたカロリーは、マイナス100kcal程度と言われています。
どうしてもカロリーが気になるのであれば、ノンオイルのツナ缶を料理に使いましょう。
ツナ缶の洗い方
あとは、油なのでヌルヌルしてるし、手を汚さずに洗いたいですよね。
スポンジを使って中まで丁寧に洗おうとすると、缶で手を切ってしまうので気を付けてください。
ツナ缶に洗剤を数滴垂らした後、菜箸などで新聞紙やキッチンペーパーを押せつけながらふき取って、熱湯でサッと洗い流すぐらいで良いでしょう。
それでも気になる人は、ゴム手袋を付けて洗えば良いでしょうね。
ツナ缶の油が体に悪い理由
ツナ缶の油の捨て方を調べていたら、ちょっと衝撃の事実が・・・。
小生は今まで、ツナ缶の油には血液をサラサラにしてくれるDHAやEPAなどの栄養素が多く含まれているので、健康にいいのかなと思っていました。
しかし色々と調べてみると、実はツナ缶の油にはDHAやEPA量はほとんど含まれないのだとか!!
ツナ缶の原料であるビンチョウマグロ(ビンナガ)やメバチマグロ、キハダマグロなどはサバやイワシなどの青魚に比べるとDHA、EPA自体少ないんだそうです。
さらには原料を煮るという製造過程で、DHAやEPAはほとんど失われているというのです。
またツナ缶に使われている油はリノール酸で、「オメガ6」にあたる油です。
リノール脂肪酸は必須脂肪酸でありながら体内では生成できないので、食べ物から摂取しなければいけません。
しかし「オメガ6」であるリノール酸は、アトピー性皮膚炎、喘息、炎症などを促進し、取り過ぎてはいけない油であるということが分かっています。
現代人はアレルギーに苦しむ方が多いのですが、オメガ6はマヨネーズやカップ麺、お菓子や惣菜にも使用されていて、アレルギーはオメガ6系の取り過ぎが原因の一つと考えられています。
つまり、あえてツナ缶の油を摂取する必要はないということです。むしろツナ缶の油をとることによって、リノール酸の過剰摂取により健康被害につながる恐れも出てきます。
小生もアレルギー数値が正常の人より、なんと2桁違うぐらいアレルギー体質です。
(正常な人は50前後とすると、小生は1900台でした)
ただ、日常生活では運よく、数値ほどの酷いアレルギー症状は出ません。
春と秋の鼻詰まりは酷いですが・・・。
ツナ缶だけのせいではないですが、若い頃から色々なアレルギーを促進する食べ物を食べてきたんだろうなと。
まとめ
ツナ缶はご飯の一品を作る時にとても役立つ非常食です。もう一品で困った時、奥さんはよく大根を千切りにしてツナとマヨネーズであえた作り方で『大根サラダ』を作ってくれます。
時間がない時には、ツナ缶のフタで抑えて油を切ってます。
時間がある時には、ツナ缶のフタをちょっとだけ開けて逆さまにして油を切ってます。
その時、下に新聞紙やキッチンペーパーなどを敷いた袋を油の受け皿にしておくと、すぐに捨てられて楽チンですよ。
ツナ缶の油を切る時の方法として、ぜひ参考にしてみてくださいね。