スクールウォーズ第11話のあらすじ『死と友情と』です。
えっ?!
「死」って・・・?!
そんな。まさかイソップが・・・。
タイトルでネタバレするのって、ドラマあるあるなんでしょうか?
どうにかならないですかね。
スクールウォーズ第11話のあらすじ:死と友情と
打倒相模一高を目標に猛練習する川浜高校。そんな中、相模一高と練習試合が決まった。
予想より早く相模一高と戦えることになったことで部員たちは燃えて更に練習に熱が入る。
賢治も例外ではなかったが、脳腫瘍と戦うイソップのことも気がかりであった。
しかも、イソップ本人はまだ脳腫瘍であることを知らされていない。
そんなある日、森田の姉である夕子(役:和田アキ子)がしばらく大阪の実家へ帰省するため、ラグビー部員たちが新楽の手伝いをすることに。
※確か、和田アキ子さんは他番組スケジュールのために一時期出なかったような・・・。
出前が入った家は、イソップの家の近くということもあり、イソップが出前を引き受けた。
母親を驚かそうと、自宅にも差し入れをするイソップだったが、自宅には何やら怪しい祈祷師がいた。
祈祷師「ご安心ください。息子さんは助かるとのお告げがございました。」
母親「本当ですか?!お医者様は脳腫瘍のできた場所が悪くて、手術の成功率は低いと言っています。本当に大丈夫なのでしょうか?!」
祈祷師「神の力は偉大です。ゆめゆめ疑ってはなりませぬ。」
それを聞いていたイソップ・・・。
大した病気じゃないと聞いていたイソップだったが、自分が脳腫瘍だったことを知る。
ショックを受けたイソップは、手術なんて受けないと家を出ていく。
その夜、賢治は森田光男を自宅に呼び、帰宅したらなんと圭子がいた。
話しを聞くと、親戚の家に預けられていたが、父親が見たこともない青年実業家と婚約させようしているらしい。
圭子は、しばらく賢治の家にいさせてほしいと言う。
賢治は、「ひょっとして君のお父さんは富田義道さんじゃないのか?」
泣く子も黙る、銀行やコンピューター会社を経営する大財閥の・・・、あの富田義道である。
森田光男も知っているぐらいの有名な実業家なのだった。
というか、賢治をボコった乱世会は、圭子が富田義道の娘だと知って手を引いたわけです。
とにかく一度家に帰った方が良いと言う賢治だったが、暖かい家庭を知らないで育ったことを知らされたことで、しばらくいても良いよと承諾する。
翌日、イソップの両親が学校を訪れる。昨日からイソップが行方不明だと言うのだ。
自分が脳腫瘍と知り行方不明となったイソップ、こうなった今、賢治は部員たちにイソップが実は脳腫瘍だったと、そして行方不明になってしまったと事情を話した。
賢治、大木らラグビー部員たちは必死でイソップを捜す。
大木は、街中でイソップの写真を見せて無視するカップルにイラつくが、急に意識が遠のき倒れてしまう。
賢治宅に運ばれた大木は、過労とロクに食事もしていない体で医者に絶対安静と言われたが、今頃イソップは死に場所を求めてさまよい歩いていることを思うと、いてもたってもいられず、結局探しに出ていってしまう。
しかし、結局イソップを見つけることができずに、相模一高との練習試合当日となる。
大木、マネージャーの山崎は試合を中止し、イソップを捜すべきだと言うが、森田ら他のほとんどの部員は、相模一高との試合を優先したいと言う。
そして星が・・・。
「あいつ、なんでこんな時に病気になんかよー・・・」
大木「テメー、それじゃあイソップが好き好んで病気になったって言うのかよ?!」
星、そりゃあ試合も大事だけど、そんな空気の読めないこと言うなよって感じです。
結局、多数決で試合をすることが決定する。
監督という立場の賢治は、試合が決まったからには部員たちを引率しなければいけなかった。
大木は一人でイソップを捜しに飛び出し、他の部員は試合会場へと向かう。
そして、控室で着替えを始めるが、イソップがデザインしたライジングサンのジャージを見た森田は、
「やっぱりダメだ。こいつを見たらデザインしてくれたイソップの顔がチラつきやがってよ、ボールに集中できそーにねーよ!!」
森田は続ける。
「イソップは手術さえすれば助かる可能性はあるんだ。これからイソップを捜して手術を受けさせてやろうじゃないかっ!!」
このことを廊下で聞いていた賢治が現れる。
良く言ってくれたと。
実は、試合よりもイソップを選んでくれることを待っていたと。
お前たちはラグビーをする機械じゃない。人間なんだ。
仲間の不幸が気にかかるのは当然だ。
俺は仲間想いのお前たちを監督として誇りに思う。
部員たちは納得し、賢治は試合直前に相模一高の監督である勝又に中止を申し出た。
勝又「滝沢さん、なぜもっと早く言ってくれないんですか?あなたと言う人は。」
謝罪する賢治に勝又は、
「水くさいですよ。ウチには150人以上の部員がいる。そのイソップって子を捜すには人数が多い方がいいでしょう。なぜ一言協力しろと言ってくれないんですか?私たちは同じラガーマンじゃないですか!」
勝又監督の男気とラガーマンとしての紳士に感謝する賢治だった。
川浜高校、そして相模一高ラグビー部員たちはコンビを組んで懸命なイソップ捜索がはじまった。
しばらくして、イソップらしい人物を見たという情報が入り、郊外の山林へ向かう。
山林を探し続けていると、新楽の白い服が見つかった。イソップが着ていたものである。
そこへ、ラグビーボールを持った圭子と山崎が駆けつけてくる。
死に場所を捜しさまよったことがあり、イソップの気持ちになって考えた圭子は、死ぬことを思いとどまったのは、人の流れについていって、たまたま見たラグビーだったという。
助け合って戦う選手たちの姿、それが圭子に生きる勇気を与えてくれたのだ。
人間は誰でも一人です。一人では弱いんです。でも、自分のことを考えてくれる仲間が一人でもいることを知れば、人間は強くなれるんです。
イソップくんは今一人です。
四六時中、自分のことしか考えられないはずです。でもラグビーボールを見たらどう思うでしょうか?
ラグビーボールを見ることで、仲間のことを思い出して、生きる勇気を振り起してくれるかもしれないと。
まさにラグビーボールがイソップに対する「生きろ」というメッセージなのだ。
日も暮れてしまい、賢治たちはイソップの目のつきそうなところに数個のラグビーボールを置いて帰る。
暗い中、イソップは死に場所を求めてさまよい歩いていた。
とうとう決意して、一本の木の前で立ち止まる。
その木の枝にロープを引っかけて、制服畳むイソップ。
ふと目に飛び込んでくるラグビーボール。
「なんでこんなところにラグビーボールが?」
ボールを手にすると「イソップすぐ帰れ」とマジックで文字が書いてあった。
「生きろ」というメッセージが伝わったのか、イソップは涙を流して部室へと向かう。
そこへ現れる賢治たち。
生きることを選んだと思った賢治だったが、イソップは「最後にラグビーに別れを告げにきただけです」と言い、磨いていたラグビーボールを置くと、屋上へ向かって走り出した。
イソップを追いかける賢治たち。
運動音痴なイソップの走りに、なぜか追いつけない賢治たち。
屋上にある一段高いところへハシゴで登り、飛び降りようとするイソップ。
賢治たちは必死に飛び降りることを説得するが、イソップは全く聞く耳を持たない。
最後の賭けに出た賢治は、逆に「お前みたいな弱虫は飛び降りて死んでしまえ!!」と叫ぶ。
賢治は、イソップの心の奥底に眠る生存本能に賭けたのだった。
そして、もしイソップが飛び降りてしまったのなら、賢治は責任を取って自分も飛び降りる覚悟であった。
そして、賢治の必死の思いがイソップに届き、抱き合う賢治とイソップ。
イソップは、手術を受けることを決意した。
そして数日後、ラグビー部が練習するグランドにイソップの父親が訪れる。
「おかげで、幸いに浩の手術は無事済みました」
喜ぶ部員たち。
印象的だったのは、大木の喜び方です。
大喜びするわけでもなく、内に秘めてイソップの手術の成功を噛みしめる表情は、大木って優しい青年だなと。
まぁ、松村雄基の演技力が凄いんでしょうね。
相模一高の勝又監督もグランドに現れ、イソップの手術成功を祝い花束を贈る。
あれ?いつ知ったの?!というツッコミは無しで。
賢治も喜び、練習に向かうが、イソップの父親が呼び止める。
「実はこんなにまでして頂いたのに、浩の命はあと半年、いや長くて1年なんです。」
テケテケテケテケ、テンテンテ、テテーンテ、テンテンテテテーンテ・・・。
HEROが流れる。
「手術は失敗というより、腫瘍の場所が医者の想像以上に悪くて、全く手が付けられなかったんで、そのまま閉じて閉まったんです。浩は自分が良くなったものと喜んでます・・・。」
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もうね、毎回泣きます。
イソップ・・・。
そして、富田圭子の父親である富田義道が、賢治の前に現れる。
イソップはどうなってしまうのか?!
富田義道の存在が川浜高校ラグビー部に対して、いかなる影響を与えるのか・・・。
回が進むにつれて、本当に目が離せませんっ!!
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