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電子レンジは体に悪いのか!?両方の意見を調べてみた

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電子レンジは体に悪いのか!?両方の意見を調べてみた

 

私たちの生活に欠かせないアイテム『電子レンジ』って本当に便利ですよね。

 

手軽に食品を温めることができる電子レンジは今や生活に欠かすことができません。

 

しかし、そんな電子レンジですが体に悪いという噂を聞いたことがあるかもしれませんか。

 

小生も「電子レンジが体に悪い」と聞いたことがあり、色々と調べてみました。そうすると色々な意見があったんですね。

 

電子レンジは「体に影響はない」、「いや体に悪いよ」、結局どっちなんだよと。

 

本記事では、電子レンジに両方の意見を調べたので解説をしていきます。ぜひ参考にして頂ければ幸いです。

電子レンジが体に悪いと言われるのはなぜ?

 

小生も体に悪いと聞いたことがある電子レンジですが、気にせずというか何の根拠も無く「大丈夫だろう」と使っていました。

 

結論を先に言うと「電子レンジは体に悪くない(影響は少ない)」です。

 

ちょっと曖昧な表現ではありますが、「ゼロ」と言い切れないのは、電磁波の研究調査が難しいことと、「完全に体に良い」と断言できるような裏付けが無いからです。

 

しかも、実際に電子レンジで不調になると言う人もいますし、小生の知人では地球の自転という普通の人では絶対に感じないような揺れが原因で体が不調の人もいます。

 

そういった人にも「全く体に影響が無い」という研究結果が無いというのが現実です。

 

それでは、これを機に電子レンジについての見解を調べたので解説していきます。

 

電磁波は体に悪いから

一番の理由というか、この「電磁波が体に悪い」というイメージがなんでしょうね。

 

電子レンジは電磁波を使って食品を温めます。この電磁波は、放射線の仲間になります。

 

放射線というと被曝など体に悪い印象がありますよね。

 

そこまで強い放射線でなくても電子レンジなどで日常生活で毎日使うことによって、体にダメージが蓄積されてしまいそうです。

 

そしてその結果、白血病やがんなどの病気を引き起こすと考えられています。

 

発がん性の成分を生み出す

食品に電磁波を当てることによって成分が変わり、発がん性の成分を生み出すとも言われています。

 

確かに発がん性の成分を生み出すならば、人体に影響がありますよね。そして、電子レンジで温めた食べ物をを食べ続けると健康にも悪影響が出る気がします。

 

海外では電子レンジが使用禁止になっている

日本では当たり前に使われている電子レンジですが、海外では使用禁止になっていることもあるようです。

 

このことを考えると確かに不安になりますね。

 

このように電子レンジが体に悪いと言われるのは、主に電磁波による影響となっています。

 

電子レンジが体に悪いことなんてない?

上記のように、電子レンジが体に悪いと言われる理由はいくつかあります。

 

しかし、実は電子レンジは体に悪い影響は出ないと、実験などで実証がされています。

 

電子レンジの電磁波は体に影響がない

まず電磁波が体に悪いということですが、普段私たちの身の回りには電磁波がたくさん流れています。

 

テレビや携帯電話、IHクッキングヒーター、Wi-Fiなども電磁波の仲間であり、それらは放射線に分類をされます。

 

そしてそれらを使って体に害があったというのは聞いたことがないですよね。なので、電子レンジだけを特別に体に悪いというのも変な話です。

 

発がん性の成分を生み出すのはデマ?

電子レンジが発癌性の成分を生み出すというものですが、これは全くの嘘です。

 

過去に行われた実験で、電子レンジで温めた食品とそうでない食品をマウスに食べさせたところ、両者の健康状態に違いはなかったようです。

 

海外では電子レンジが使用禁止になっているのか?

ロシアがソ連時代に、一時的に電子レンジの使用を禁止にしていた時期は確かにありました。

 

しかし、今現在他の国では電子レンジを禁止している国はありません。

 

過去のソ連時代の事実がが拡大されて広がっていった噂だったんですね。

 

電子レンジは海外でも普通に使っています。

 

ただし、日本のようにレンジを使用する文化ではないのがドイツです。

 

ドイツの電子レンジ普及率はおよそ60%程度と言われています。もちろん国が禁止しているわけではなく、ドイツの食事事情によるところです。

 

このようなことから電子レンジは体に悪いと言われますが、正直それはオカルトに近くなっています。

 

電子レンジの仕組みを解説します

電子レンジですが、そもそもどうして食品を温めることができるのでしょうね?

 

普通に「チンして食べよ」って当たり前に使っている電子レンジですが、いまいち仕組みがわかっていない人が多いと思います。

 

小生も知りませんでしたし、もし電子レンジの仕組みを誰かに聞かれても答えられませんでした。

 

せっかくなので、本記事でなぜ電子レンジで食べ物が温まるのか仕組みを知っておきましょう。

 

電子レンジは、食品を温めるために『マイクロ波』という電磁波を使っています。

 

電子レンジの中ではスイッチを押すとマイクロ波が照射されます。そしてこのマイクロ派が食品に当たることで、食品の分子が振動をします。

 

この振動により分子に摩擦が発生をして熱が生み出されるのです。

 

当たり前に使っている電子レンジですが、実はこのような仕組みがあったのですね。

 

そして、このマイクロ波は電磁波の一種ではあるものの、全く性質が違うところがミソなんです。

 

「電子レンジが体に悪い」と考えている人は、マイクロ波と放射線を一緒くたにされているのです。

 

マイクロ波は電磁波の一種ですから、電磁波ではあるんですが、電磁波は波長の長さで表されます。

 

波長とはこのようなものですね。

 

 

電磁波は、Hz(ヘルツ)という単位の周波数で表されます。

 

いわゆる体に悪いとされている電磁波は、短い波長で『電離放射線(放射線)』と呼ばれています。

 

音波で言うと、短い波長が高音、長い波長が低音ですね。

 

短い波長ですと、とても高エネルギーであり細かい波なので物質を通過していきますし、生命体に悪影響を及ぼす変異が起こるのです。

 

逆に長い波長は『非電離放射線』と言い、物質を透過せず生命体に悪影響を及ぼす変異が起こるほどのエネルギーはありません。

 

よって、電子レンジが発生するマイクロ波は、この『非電離放射線』なので体に悪いことはない、ということです。

 

電離電磁波 非電離電磁波
α線、β線、γ線、中性子線 マイクロ波、可視光線、電波
3,000THz以上 3,000THz以下
高エネルギー、物質透過・変形あり 低エネルギー、物質透過・変形なし

 

 

まとめ

 

電子レンジは、マイクロ波と呼ばれる電磁波を使って食品を温めます。そしてその中でいくつか体に悪いと言われる理由があります。

 

ただそれらの理由は、すでに実験で実証をされておりオカルトレベルに過ぎませんが、あくまで「体に悪くない」側から検証した結果です。

 

完全に体に悪くない、絶対に影響が無い「ゼロ」を立証できるのかというと、そこまでの研究報告は無いということです。

 

しかも、世の中には色々な情報が溢れすぎてて「実は事実が違っていた」ということもあるのです。

 

絶対にダメなのは、ネット上やテレビの情報を鵜吞みにして自分の頭で全く考えないことです。

 

もちろん、小生のこの記事もそうですが(笑)、いや冗談でもなく「自分の考える逆側からも自分の頭で考える」ということは本当に大事です。

 

世の中には、目に見えるものや表面の裏に事実が隠されていることは多々あります。

 

これらを踏まえた上で、電子レンジが体に良いか悪いかを考えるようにして頂きたいですし、この記事を読み終えた後、全てのことを「なぜそうなのか?」と考えるきっかけになれば幸いです。

 

ちなみにこちらの本も一度読んでおくと良いかもしれません。

 

最後に何を信じるかは自分次第ですが、世の中の味方が変わるかもしれませんよ!!