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かき氷屋って儲からない?知られざる儲けの仕組みとは!?

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かき氷屋って儲からない?知られざる儲けの仕組みとは!?

 

夏になると、かき氷屋さんを見かけると思わず食べたくなっちゃいますよね。

 

しかしかき氷屋って冬はどうしてるのでしょうか、夏だけじゃあ儲からないんじゃ?

 

それでも、かき氷屋は潰れずに毎年頑張ってますし、結構行列店もあります。

 

本記事では、かき氷屋の儲からない理由と、実は儲かるかき氷屋の仕組みについて解説します。

 

原価が安くて利益率が高そうに見えますが、季節性や競合店の影響もあったり、知られざる真実に迫ってみたいと思います。

 

かき氷屋が儲からない理由は…!?

まずは、かき氷屋が儲からない理由は、主に3つの項目と言われています。

 

季節性が強い
市場が飽和している

原価が高い

 

それでは一つずつ深堀して見ていきましょう。

 

季節性が強い

かき氷屋の最大のデメリットは、季節性が強いことです。

 

かき氷は、夏に食べたくなるスイーツですが、秋や冬には需要が減少します。 そのため、年間を通して安定した売上を得ることが難しいです。

 

夏だけに絞って販売する場合は、収入源が限られてしまいます。

 

秋冬もかき氷を販売しているお店もありますが、寒くても食べられる別のメニューを用意する必要があるのです。

 

それだとかき氷屋というコンセプトが薄れてしまうので顧客心理を突いたアイディアが必要になってきます。

 

 

市場が飽和している

かき氷屋のもう一つのデメリットは、市場が飽和していることです。

 

かき氷は人気商品であり、多くの移動販売や店舗で扱われています。 そのため、競合店との差別化が難しくなっています。

 

顧客を引きつけるためには、オリジナリティやクオリティの高いメニューやサービスを提供する必要がありますが、それだけではなかなか生き残ることができない世界です。

 

マーケティングや集客力が重要となり、各店舗で頭を悩まされているのです。

 

 

原価が高い

かき氷屋の意外なデメリットは、原価が高いことです。

 

一見安く見えるかき氷でちょっと意外なのですが、実は原価率は高めです。

 

特にふわふわした氷を使ったかき氷は、天然水を凍らせた天然氷を使う必要があります。

 

天然氷は蔵元から仕入れる必要がありますが、その値段は1貫(約3.75kg)で6,800円程度です。

 

1貫で約30杯分のかき氷が作れますから、1杯あたりの原価は約226円になります。

 

これにシロップやトッピングの原価を加えると、300円以上になります。かき氷屋さんによっては、人件費もかかり販売価格は300~500円程度ですから、利益率は低くなる傾向にあります。

 

 

実は儲かるかき氷屋の仕組みとは!?

上記で、かき氷屋が儲からない理由を見てきましたが、実は儲かるかき氷屋も存在します。

 

儲かるかき氷屋の仕組みは、主に以下の3点です。

 

季節性を逆手にとる
市場に合わせてメニューを変える
原価を下げる

 

お気づきの方もいると思いますが、デメリットを改善→メリットに転換することで「儲からない→儲かる」という図式となります。

 

それでは一つずつ見ていきましょう。

 

 

季節性を逆手にとる

季節性の強いかき氷屋のデメリットを逆手にとって、冬でもかき氷を販売することです。

 

冬にかき氷を食べるという発想は、一風変わっていて注目されやすいです。

 

また、冬は競合店が少ないため独占的に販売できます。 冬でもかき氷を販売するためには、以下のような工夫が必要です。

 

暖かいシロップやトッピングを用意する

暖房やブランケットなどで店内や車内の温度を調整する

冬に合わせたメニューやキャンペーンを実施する

 

 

市場に合わせてメニューを変える

かき氷屋の市場に合わせてメニューを変える方法は、顧客のニーズやトレンドに応えることです。

 

顧客のニーズやトレンドに応えるためには、以下のような工夫が必要です。

 

アンケートやSNSなどで顧客の声を収集する

他の飲食店やスイーツ店などの人気メニューを参考にする

季節やイベントに合わせた限定メニューやコラボメニューを作る

 

 

原価を下げる

かき氷屋の原価を下げる方法は、仕入れや製造の効率化や節約をすることです。 原価を下げるためには、以下のような工夫が必要です。

 

蔵元から直接仕入れるか、より安い蔵元を探す

シロップやトッピングは自家製にするか、品質は変わらずより安い材料を使う

氷の量やサイズを調整する

 

 

神奈川県川崎市にある行列のできる完全予約制のかき氷屋さん

はじめてお店を見た時は「こんな場所になんで行列店があるの!?」とビビりました。

 

お客さんのお目当てはもちろんかき氷なのですが、実はこのお店は紅茶専門店『ティーハウスマユール宮崎台店

 

現在は、コロナ禍の影響もあり完全予約制となっています。

 

注意点は、2名で予約する際はそれぞれ1名ずつ(2枠分)予約を取らないといけません。

 

予約の詳細は下記公式サイトでチェックしてください。

 

↓↓↓

ティーハウス マユール宮崎台店 | トレタかんたんウェブ予約

 

ティーハウスマユール宮崎台店の概要

 

住所:神奈川県川崎市宮前区宮崎2-3-12宮崎台ルピナス103

電話番号:044-854-2430

営業時間:AM11時~PM4時30分

定休日:不定休

公式サイト:https://www.mayoor-tea.com/

駐車場:無し

最寄り駅:東急田園都市線宮崎台駅(から徒歩3分)

 

 

 

 

かき氷メニュー

紅茶のかき氷

・特選ダージリン:1320円
・アッサム&ディンブラ:1045円(紅茶練乳付き)
・アールグレイ:1045円(紅茶練乳付き)
・マサラチャイ:1045円
・ジンジャーチャイ:1045円
・ラムチャイ:1100円
・ミルクティー:990円

 

かき氷

・あんずみるくに杏仁:1540円
・あんず和三盆:1265円
・あんずみるく:1210円
・もも:1210円
・柑橘ラッシー:1375円
・プラム(大石早生):1100円
・マンゴーラッシーに杏仁:1485円
・マンゴーラッシー:1155円
・ハイビスカスハニー:1045円
・かぼちゃみるく:1210円
・すいか:1155円
・フレッシュミントモヒート風:1265円
・青梅:1100円
・苺みるくに杏仁:1485円
・いちごみるく:1155円
・練乳あずき:1100円
・酒粕みるく:1100円
・アボカドみるく:1100円
・黒蜜きな粉:990円

 

トッピング

・れん乳:77円
・ラムレーズン:77円
・あずき:220円
・ラッシー:110円
・ホイップクリーム:176円
・酒粕:220円
・蜂蜜:77円
・カスタードクリーム:308円
・杏仁:330円

※価格は全て消費税込

 

 

かき氷としては破格の1000円オーバーのラインナップですが、美味しさ満足感はハンパないのでしょうね!!

 

紅茶屋さんならではの限定かき氷メニューが話題を呼んで、まさに「かき氷屋は儲からない」というイメージをブチ壊したお店なんですよ。

 

 

まとめ

この記事では、かき氷屋の儲からない理由と、実は儲かるかき氷屋の仕組みについて解説しました。

 

かき氷屋は、季節性や市場の飽和、原価の高さなどのデメリットがありますが、それらを逆手にとったり工夫したりすれば、利益率を上げることができます。

 

熱い日でも行列のできるラーメン屋だってあります。

 

寒い日が続く冬は、かき氷は売れないだろう

 

固定概念に囚われて思考停止してしまうと、かき氷屋に限らずどんな商売でも行き詰ってしまうでしょう。

 

また、神奈川県川崎市宮前区にある『ティーハウスマユール宮崎台店』は、かき氷ツウなら一度は食べてみたい名店です。

 

ぜひお近くを通る際は、専門予約ページから予約をして極上かき氷をお試しあれ!!