九州で有名なご当地バーガーと言えば佐世保バーガーだと思います。
実は、先日のテレビ番組で佐世保バーガーの特集があったんですが、なんと、もう一つ唐津バーガーも紹介されていました。えっ何がどう違うのかなと思いました。
唐津バーガーは、佐賀県唐津市の虹の松原の中にある駐車場などで販売されている手作りハンバーガーです。
唐津バーガーは「ランキンの楽園」(TBS系)の全国!激うまご当地バーガーランキングで第4位を獲得しているんですよ。
そんな唐津バーガーと佐世保バーガーの違いって何なんでしょうね。
今回の記事では、地元の方でもイマイチよくわからないという唐津バーガーと佐世保バーガーの違いについて調べてみました。
唐津バーガーと佐世保バーガーの違いとは?!
唐津バーガーと佐世保バーガーはどちらも九州で人気のB級グルメです。
注文を受けて作り始めるというのも一緒。どちらも熱々でいただけます。
似ているような唐津バーガーと佐世保バーガー、それぞれ特徴があるんですよ。違いを見ていきましょう。
バンズの違い
具を挟んでいるパンの部分をバンズと言います。佐世保バーガーのバンズはふんわりとしたバンズです。
一方、唐津バーガーのバンズは普通のハンバーガーとは違い、サクサクなバンズです
唐津バーガーの特徴と言えば、このサクサクのバンズでしょう。サクサクのバンズとシャキシャキのレタスの歯ごたえは結構クセになりますよ。
メニューの違い
唐津バーガーのメニューラインナップは少なめです。
以下の通りです。
・ハンバーガー
・チーズバーガー
・ハムエッグバーガー
・エッグバーガー
・スペシャルバーガー
以上の5種類だけです。
それに対して佐世保バーガーはメニューを数多くそろえてます。
実は佐世保バーガーは特許を取っていないので、お店によってメニューや作り方が違うんです。
そのため店舗によっては、サンドイッチをメニューに入れているところもあります。
佐世保バーガーを食べ歩いて、お気に入りのお店を見つけるのも楽しみの一つになりそうですね。
金額の違い
唐津バーガーの金額は、310円から高くても490円までです。
佐世保バーガーは店舗にも違いがありますが、350円から1000円超えるものまであります。
金額にはこだわらずに贅沢な一品を食べたい方には、佐世保バーガーは満足できるでしょう。
唐津バーガーは素朴なハンバーガーを手ごろな価格で食べたい方にお勧めです。
唐津バーガーと佐世保バーガーの由来は?!
唐津バーガーの歴史は意外にも古く、諸説ありますが、50年以上の歴史があると言われています。
唐津でもハンバーガーを販売しようと思ったきっかけは、考案者が佐世保で佐世保バーガーを食べたこと。
佐世保の米軍兵が食べているハンバーガーに魅せられたそうですよ。
唐津バーガーを作るきっかけとなった佐世保バーガーは、佐世保に入った色々なアメリカ文化の中の一つ。
佐世保という土地柄、米軍基地があることでレシピが伝わりました。当初はアメリカ人向けに作られていたものを佐世保流に改良したものが佐世保バーガーになったそうです。
上記でお話ししましたが、佐世保バーガーは特許を取っていません。
そのため、佐世保バーガーとは、佐世保市内で販売される手作りハンバーガーの総称になります。
佐世保バーガーは「注文を受けてから作り始める(作り置きしない)」「手作り」というこだわりのハンバーガーなんだそうです。
まとめ
佐世保バーガーと唐津バーガーはどちらも手作りで注文を受けてから作り始めるので熱々をいただけます。
どちらがいいか迷ったら・・・、
・素朴な一品を食べたいと思ったら、唐津バーガー
・豪華で贅沢に食べたいと思ったら、佐世保バーガー
そんな感じで選ばれたら良いかと思います。
佐世保バーガーは種類も豊富で贅沢な素材を使用しているものもあります。お店によってはハンバーガーだけでなく、バンズをサンドイッチに変えた贅沢サンドイッチも選べます。
ただしお店によっては好みが分かれてくることがあるかも。それすら楽しめる上級者には佐世保バーガーをお勧めします。
唐津バーガーは味も金額も安定していて、どのお店でも失敗がないハンバーガーです。
佐世保バーガーと違い種類は少なめですが、手作り感あふれる素朴な味わいが楽しめます。
中でも本店である虹の松原の駐車場の唐津バーガーは、同時に虹の松原の壮大な雰囲気も味わうことができます。
天気がいい日には松の木から差し込む光が幻想的です。それぞれに違いはありますがどちらも絶品です。
ドライブがてら両方食べに行ってみてはいかがでしょうか。
ちなみに。
こんな「のぼり」なんて売ってるんですね。
誰が買うんだろう・・・。
コレクターには垂涎のアイテムなんですかね(^^;)