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地震でクロスに亀裂が入ったら!?自分でできる対処法と補修を紹介します

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地震でクロスに亀裂が入ったら!?自分でできる対処法と補修を紹介します


地震が過ぎて家を見渡すとクロスに亀裂が入っていることがあります。このままだと見た目が悪いから補修したいと思ってもどう対処するか分からないですよね。

そこで今回は地震でクロスに亀裂が入った時の対処法についてご紹介していきます。自分で出来る補修方法も教えちゃいますよ。この記事を読んで慌てずクロスの亀裂を補修してください。

地震でクロスに亀裂が入った時の対処法

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クロスに亀裂が入った時の対処法として3つ挙げることができます。


自分で補修する
プロを頼る
保険を使う
それでは一つずつ見ていきましょう。


亀裂が入ったクロスを自分で補修

下地に問題はなくクロスにひびが入っただけなら自分で補修することができます。

準備するもの
コーキング材(水性のもの)
濡れたタオル
ローラー(あれば)


補修方法
クロスの亀裂のはがれた部分にコーキング材を注入します。溝に圧入する感じで注入します。

濡れタオルやローラーで押さえます。

はみ出たコーキング材を濡れタオルでなぞりながら取ります。
※コーキング材にはいろいろな色が販売されているので壁紙の色と合わせれば自然になります。

※コーキング材はつや消しを選ぶと目立ちにくいです。

※数日たつと日焼けなどでコーキング材はさらに壁になじみます。亀裂だけでなくシワが出来たときにもこの方法は役立ちます。

やり方はシワになった部分に切り込みを入れて上記の方法で補修するだけです。コーキング材での方法を覚えておけば少しの亀裂やシワも簡単に補修できますね。


プロに依頼する

元通りきれいにしたかったりあまりにも亀裂が大きすぎる場合には補修業者や工務店に頼る方が無難です。クロスの亀裂が大きい場合には中の石膏ボードまでひびが入っているケースもあります。

石膏ボードの補修となると一度クロスを全面はがして石膏ボードの補修を行い、クロスを張り替えるという作業になります。

石膏ボードの補修もパテ処理をするか、ボードの亀裂が大きい場合はボード自体の張替えが必要なことも。

手間のかかる工程になりますがこれを見過ごしたままにしておくとクロスのカビなどの原因になります。

地盤沈下など深刻な問題が隠れている可能性もあり、クロスの大きな亀裂には注意が必要です。

補修が高額になりそうなときは何社か業者に見積もりを頼んで比較してもいいでしょう。できれば安く抑えたいですね。


保険を使う

火災保険でクロスの亀裂が保険適用される可能性があります。幅広い損害に対応しているのが火災保険です。地震など自然災害でクロスに亀裂が入った場合でも火災保険が適用されます。

ただし、注意が必要なのはその災害が加入した保険の契約プランに含まれているかどうかということ。

また、火災保険に加入する際には基本的に免責金額を設定していると思われます。免責金額とは修理を自己負担する金額です。修理費用がこの金額以下だと保険適用外となります。

例えば、免責金額を1万円で設定していた場合、修理の費用が1万円未満だと火災保険を使うことができないというわけです。契約内容が分からない場合は保険会社に連絡をして契約内容を確認しましょう。

火災保険の申請期日は損害が起きてから3年間です。確認や申請を忘れないように注意が必要です。

保険で「地震の損害なのだから地震保険が適用されるんじゃないの?」と疑問に思いませんか。

地震でクロスに亀裂が入るのだから地震保険が使えると考える人は多いと思います。ところがクロスに亀裂が入る程度では、保険が適用されないケースがほとんどなのだそうです。

地震保険が適用されるのは主要構造部の損害となります。主要構造部とは壁や柱、床やはり、屋根や階段のこと。

防火的に重要な部分として建築基準法で定義されています。そのため主要構造部の損害が原因でクロスに亀裂が入っている場合には地震保険が適用されます。

ただし、内装であるクロスの亀裂だけでは主要構造部に損害はないとして処理されることが多いようです。

 

地震でクロスに亀裂が入る原因は?

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地震が起きたときにクロスに亀裂が入るのはクロス自体に伸縮性がないためです。地震が起きると当然ながら家も揺れます。建物が揺れることで壁が引っ張られたり縮んだりといった運動が起きます。

その結果クロスの耐久力を超えてしまい亀裂が入るというわけです。また他の原因としては、先述したように下地の石膏ボードにヒビが入っていることも考えられます。

クロスに亀裂が入るのは目に見えない重要な問題を抱えていることもあります。自分で補修する際には石膏ボードのチェックまでしておくと安心ですね。


まとめ

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今回は地震でクロスに亀裂が入った時の3つの対処法をご紹介しました。

自分で補修する
プロに依頼する
保険を使う

自分で補修できるのは小さな亀裂には有効ですね。大きい亀裂には下地の石膏ボードにヒビが入っているケースもあるので補修業者や工務店などに相談しましょう。

何社か見積もりを取ってもらうといいと思います。業者に依頼するのであれば保険の検討も考えてください。

契約内容が分からないときは保険会社に聞いてみるといいですね。この記事を参考に、地震でクロスに亀裂が入っても慌てず対処してくださいね。

 

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