春のセンバツ、夏の甲子園といえば高校野球ですよね。甲子園では毎試合熱い試合が行われ楽しみにしているという人も多いでしょう。
そんな高校野球ですが、最近は白スパイクが流行っていますよね。しかし、中にはこの白スパイクってダサいという声もあります。
なぜ、昔からの定番:黒スパイクから白スパイクが流行ったのでしょうか?
本記事では、高校野球の白スパイクについて解説をしていきます
高校野球の白スパイクってダサいのか?いつから解禁?
結論から言いますと、白スパイクが解禁されたのは2020年です。
この年から高校野球では白スパイクの着用が許可されて、白スパイクを履く球児が大幅に増えました。
チームとしてスパイクの色を統一することも増えており、甲子園でも今や過半数のチームが白スパイクを着用しています。
白スパイクとなるとアップシューズにしか見えない、ランニングをしているみたいでダサいという意見もあります。
しかも、甲子園球場は一部土のグラウンドなので、白いスパイクが汚れて見えてしまうんですよね。
ただこれは白スパイクに単に見慣れていないだけだと思います。今後は白スパイクが主流となっていくので、これが当たり前で違和感もなく気にすることがなくなってくるでしょう。
そうすれば「高校野球で白スパイクはダサい!!」という声は自然と少なくなるはずです。
そして、実は白スパイクは脚が長く見える効果があるそうです。
白スパイク、脚長効果すごすぎ pic.twitter.com/7bPRJsXyeh
— にっと (@n_nitto) January 21, 2023
なるほど!確かに脚が長く見えますね!!
高校野球は規則で黒スパイクだったの!?
2019年までは、高校野球といえば黒スパイクが主流でした。というより、高校野球の場合、黒スパイクということが規則で定められていたので、黒スパイクしか選択肢がなかったのですね。
まずその理由ですが、言われていることとしては以下のことがあります。
・野球が伝わった時に黒スパイクだったから
・染色技術がなく黒色しか作れなかったから
なんだかそれっぽい理由ではありますが、だからと言って今でも黒スパイクしかダメな理由にはなっていないですよね。
結局のところ、華美になりすぎず伝統を考えると形骸的に黒しかダメだったということだと思います。
まだ黒スパイクが見慣れているせいか、高校野球のユニフォームの色のバランスを考えると黒が合いますが大事なのは、実際にプレーしている高校球児がどう思っているか、白スパイクの機能性が良ければいいんですよね。
白スパイクはどうして流行ったの?
しかし、どうして高校野球では今まで黒スパイクしかダメだったのに、白スパイクが解禁されたのでしょうか?またどうして流行ったのでしょうか?
その理由に、白スパイクの機能性があります。
白スパイクは、履くことによって熱中症対策に効果があるとされています。近年は夏は猛暑が続いていますよね。
そして夏の炎天下の中、屋外でプレーをし続ける高校野球は熱中症のリスクがあります。
熱中症は最悪の場合、命に直結する危険な症状です。そのため高校野球でも熱中症対策が毎年求められていますね。
その一つが、白スパイクとなっています。白スパイクを履くことによって、日光の吸収を抑えることができるので、スパイク内部と、表面温度と共に10℃近く下げることができるようです。
実際、白スパイクを使っていると、球児からも評判がよく、蒸れないや動きやすいなどという声が多いです。
黒スパイクを履いていた選手や指導者も、夏は足裏が熱すぎて鉄板の上に立っている感覚もあったそうですよ。
そのことからも球児が好んで白スパイクを使っているのですね。他にも指導者が熱中症のリスクを下げるために白スパイクを推奨していることも多いです。
白スパイクを履くことによって、少しでも球児の熱中症リスクが下がるのなら良いですよね。
白スパイクがダサいって言われても、それでプレーができなくなっては意味がないですからね。
また、今は白でもデザインがかっこいいものも増えています。ですので、今後も白スパイクがどんどん主流になっていくでしょう。
まとめ
高校野球では、2020年から白スパイクが解禁となっています。白スパイクはアップに見える、ランニングをしているようでダサいという声がありますが、それはただの外野の意見です。
白スパイク自体には熱中症のリスクを下げる効果があり、球児にも人気となっています。
指導者も白スパイクを推奨をしていることも多いです。ですので、今後は白スパイクが主流なっていくでしょう。
そうしたらきっと見慣れてダサいと思うこともなくなるはずですよ。
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