『たぬきケーキ』というケーキをご存知でしょうか。2021年10月5日に放送された『超無敵クラス:かまいたち&指原&最強10代が集結!!新学園バラエティー開校!!』で、
たぬきケーキを紹介されていました。
番組内で紹介されたお店は神奈川県横浜市にある高田駅近くで、たまたま前日に仕事で行っていたのでビックリしました。
たぬきケーキは昔懐かしのケーキであり、主に高齢者の方には馴染みがあるケーキでしょう。
しかし、最近はまるっきり見ることがなくなってはしまったが、その懐かしさがSNSで話題になっており、若い人が注目のケーキとなっています。
そんなたぬきケーキですが、発祥の地とはどこなのでしょうか?
また全国でおすすめ店はあるのでしょうか?
ここではたぬきケーキについて詳しく解説をしていきます。
たぬきケーキとはいったい何?発祥の地も紹介
そもそもたぬきケーキとはいったい何なのでしょうか?
普通のケーキとは違うのでしょうか?
まずはたぬきケーキについて紹介をしていきます。たぬきケーキですが、戦後間もない1950年ごろに生まれたとされています。
当時は現在のケーキの主流である生クリームは貴重なものでした。そのため比較的手に入りやすかったバターをホイップしたバタークリームを使った、ケーキとなっています。
バタークリームをスポンジを合わせて、周りはチョコでコーティング、その黒い見た目からたぬきの顔をかたどることでたぬきケーキと呼ばれています。
バタークリームは冷えると固まる性質もあるので、たぬきの加工もしやすかったのですね。
そんなたぬきケーキですが、発祥の地としてはどこになるのでしょうか?
結論から言えば、たぬきケーキの発祥の地は正直どこかはわかっていません。たぬきケーキの発祥の地は諸説あり、青森や名古屋、関西のどこかとも言われています。
正確な発祥の地がわからない以上、どこだとは言うことができないです。ただたぬきケーキですが、使われているのがバタークリームであり、作る人が年々減っているため、ケーキ界の絶滅危惧種とも言われています。
若い方にはそんなたぬきケーキが、珍しいケーキとして逆に今注目を浴びているというのがなんだか面白いですね。
もしお近くのケーキ屋さんにたぬきケーキが売っていたら、ぜひ食べてみてくださいね。
全国にあるたぬきケーキのおすすめ店を紹介
たぬきケーキですが、全国でもまだ売ってるところは売っています。そんなたぬきケーキが売ってるおすすめのお店を紹介していきます。
・えりーぜ
住所:青森県青森市長島3-15-5
えりーぜはたぬきケーキが発祥の地かもしれない青森県での人気の洋菓子店です。しっとりとした食感にバターとチョコの風味が相まって美味しいたぬきケーキとなっています。たぬきの上に花が乗っているのもチャーミングですね。
・志たあめや
住所:岩手県下閉伊郡岩泉町岩泉下宿25
なんと、天保の大飢饉直前の1832年に志たあめやは誕生したそうです。たぬきケーキはオフィシャルサイトでも購入できるので、全国から注文されているそうです。老舗の味を確かめたい人はぜひ確認してみてくださいね。
【志たあめやオフィシャルサイト】かりんとう|たぬきさん|江戸時代から続く岩手三陸岩泉町の菓子店
・ミキヤ洋菓子店
住所:山形県山形市東原町3-2-1
こちらも昔ながらのたぬきケーキを取り扱っている洋菓子店です。可愛らしいたぬきの見た目と、素朴で懐かしい味を求めて遠方からもお客さんが来る人気店となっています。
・ウィーン洋菓子
住所:栃木県矢板市本町1-17
たぬきケーキはもちろんのこと、地元産のアップルパイも大人気なウィーン洋菓子は、地元では有名なケーキ屋さんです。
35年以上続く老舗のウィーン洋菓子は、膨張剤や添加物を一切使わずに作っているのも人気の秘訣だそうです。
・フランス製菓
住所:東京都板橋区赤塚2-2-5
たぬきケーキですが、もちろん東京に売っているお店です。こちらのお店は東上線の下赤塚駅北口から徒歩2分ほどの距離となっています。
たっぷりのバタークリームとチョコが使われており、甘さと懐かしさが同時に楽しむことができます。
・ボナール洋菓子店
住所:神奈川県川崎市川崎区台町7-8
こちらはたぬきケーキの中にあんずジャムが入っています。全体的にレトロな味わいとなっており、それが逆に若い方にも人気のお店になっています。
・ヴァムン洋菓子店
住所:神奈川県横浜市港北区高田西1-14-11
このお店が超無敵クラスで紹介されたお店です。同じ表情のたぬきさんはひとつもいない凝りようとなっていますので、インスタ等で色々なたぬきケーキを投稿されています。
ヴァムン洋菓子店|横浜市港北区にある手作りケーキと焼き菓子のお店【Baumen】
・洋菓子のオランダ
住所:愛知県名古屋市瑞穂区瑞穂通8-1
こちらもたぬきケーキが発祥の地かもしれない名古屋の洋菓子店です。こちらのたぬきケーキは小ぶりでありながらも、しっとりとした食感のたぬきケーキで、最後まで美味しく食べることができます。
ポン太という名前がついていて、可愛くて食べるのが勿体無いですね。
一日一旨、10月はレトロ喫茶特集!今日は矢板市「ウィーン洋菓子店」さんの「たぬき」!老舗の洋菓子店で話題のたぬきケーキを発見♫ しっとりスポンジにバタークリームをのせ、チョコレートでコーティング。アーモンドスライスの耳を付けたら完全!いい表情してるね♡https://t.co/ZNtJsCBE9O pic.twitter.com/gxF8Ecvodq
— 栃ナビ! (@tochinavitoto) October 20, 2021
バタークリームが食べたくて、お初のたぬきケーキ🍃横のロールっぽいのはじいさん店主が「アーモンドを使っていまして、食べると案外おいしいですよ」とのことだったので買ってみました pic.twitter.com/Dea8MKUrar
— 何度でも生まれ変わる強いぱっち (@0rin_ring8) October 20, 2021
今晩は岩泉なんですか。今ボクは岩泉の自宅に居ます(笑) ニアミスですね。
— 畜生ペンギン@ダイエット中 (@Ss360Take) October 20, 2021
明日時間があれば、「うれいら通り」にあるお菓子屋「志たあめや」の「たぬきケーキ」をぜひ! pic.twitter.com/ovPgiIU5pT
まとめ
たぬきケーキはバタークリームが使われた戦後間もない頃に食べられていたケーキです。最近はその懐かしかさが若い人に受けており、人気が高まっています。
カラフルではなく、茶色のシックな感じが逆に人気の秘訣だそうです。
たぬきケーキは売っているお店が減ってはいますが、それでも全国でまだ売っているお店は多くあります。
10代の女子高生をはじめとする若者がエモるという『たぬきケーキ』を見つけたら、ぜひ一度食べてみてくださいね!!