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タンポポを食べる?!でも毒があるって聞いたんだけど…

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タンポポを食べる?!でも毒があるって聞いたんだけど…

 

身近な植物といえばタンポポですよね。

 

春にはふわふわの綿毛、夏には黄色い鮮やかな花が咲いており、誰しもが見たことがあるはずです。

 

そんなタンポポですが、食べることができるということはご存知でしょうか?

 

またタンポポには毒があるというのは本当なのでしょうか?
小学生の頃、タンポポを遊び半分で食べてたら近所のおばちゃんに「毒があるよ!!」って注意されたことがあります。

 

ここではそんなタンポポについて解説をしていきたいと思います。

 

 

タンポポを食べる?!でも毒があるって聞いたんだけど… 

 

タンポポって食べることができるのでしょうか?

 

結論から言えば、食べることはできます

 

タンポポは昔から漢方などにも使われており、食用タンポポは現在も栽培されています。

 

お刺身にタンポポの花がついていることがありますが、あれは飾りではなく実は薬味として添えられているのですよ。

 

タンポポですが、花、茎、根とすべての部分を食べることができます。タンポポの味自体は正直、そこまでおいしいものではありません。

 

苦味が強いので、しっかり茹でてアク抜きをしてからワサビなどで味付けをすることで、程よい苦味のある大人の前菜として食べることができます。

 

また根や茎を乾燥させたタンポポ茶やタンポポコーヒーなんかも売られていますね。 


少し苦味がありますが、くせも少なく飲みやすいです。口コミを見ると、砂糖やミルクを足して飲むと美味しいそうです。

 

タンポポは栄養価も高く、その苦味にはデトックス効果もあります。

 

タンポポを食べることによって、体内の毒素を排出することができのほか、内臓の調子を整えることができるので、体にも優しいです。

 

他にも鉄、ビタミンA、カルシウムも多く含まれており、ホルモンバランスを整えることから、女性に嬉しい効果だけでなく妊婦さんにも良い食べ物ということです。

 

タンポポ茶などはノンカフェインですので、妊婦さんへの贈り物としても喜ばれますね。

 

 
母乳が出づらいお母さんにお医者さんがおすすめするのが、なんとタンポポ茶だそうです。

 

ここでちょっとした雑学なのですが、お刺身についているタンポポ、あれの正しい食べ方は知っていますか?

 

あの飾りのタンポポを食べ物と知らない人も多そうですが、あのタンポポは上記の通り食べることができます。

 

そして食べる際はそのまま食べるのではなく、タンポポの花を千切って醤油に散らしてお刺身と一緒に食べます。

 

そうすることで、タンポポの苦味がアクセントになるだけでなく、食感も変わりお刺身をより美味しく食べることができます。ぜひ試してみてください。

 

薬用としてのタンポポ

タンポポの効能は、食欲不振、胃の不調、利尿作用、女性に対しては催乳があります。

 

自家製でタンポポ茶の作り方は、以下の通りです。

タンポポ約10gを500ccの水で煮詰めます。

煮詰めた湯が半分くらいになったらできあがり。

できあがったタンポポ茶を1日3回に分けて飲みます。


ちょっと手間だと思う人は、Amazonや楽天で購入してください。


 

 

コーヒー味はこちら。

 

 

タンポポって食べることができるのに毒があるの?

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ここまで解説したタンポポですが、調べてみると毒というのが検索ワードにも出てきます。

 

タンポポは食べることができるのに、毒があるのでしょうか?

 

結論から言えば、タンポポには毒はありません。上記の通り、タンポポは花、茎、根を全ての部分が食用です。

 

ですのでタンポポに毒があるというのは間違いです。

 

ただし、タンポポはアクが強いため、人によってはタンポポを食べることによってお腹を壊したり、気持ち悪くなってしまうこともあるそうです。

 

この場合は体質の問題ですので、無理してタンポポを食べないようにしてくださいね。

 

またタンポポコーヒーにはクロロゲンという成分が含まれています。

 

このクロロゲンはタンポポコーヒー独特の深い味わいを出してくれるのですが、摂りすぎると胃腸不快を引き起こすこともあります。

 

またコーヒー自体にはカフェインも含まれているので、利尿作用や興奮作用を引き起こすこともあります。

 

ですのでタンポポがいくら体にいいからといって食べ過ぎないようにして、体質的に合わなかったら無理に食べないようにしましょう。

 

子供の頃、小生に注意したおばちゃんは「食べ過ぎるとお腹壊すよ!!」という意味で、「毒があるよ!!」と親切心で言ってくれたのかもしれません。

 

まとめ

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タンポポですが、身近な植物ではありますが、食べることができます。

 

古くから漢方として使われていたり、薬味にもなるので、現在でも食用タンポポの栽培は行われています。

 

タンポポですが独特の苦味があるのでアク抜きをしてから調理をするようにしましょう。

 

タンポポには栄養素も多く含まれており、特に女性や妊婦さんに嬉しい効果も多いです。

 

タンポポには毒があると思っている人もいますが、実際タンポポに毒はありません。

 

ただ体質や食べ過ぎによって気分不快を起こすことがあるので、気をつけて食べるようにしましょう。

 

ぜひまだ食べたことがない人はタンポポを味わってみてくださいね。

あ、最後に。

 

タンポポを漢字で書くと、

 

蒲公英」です。
(「ほこうえい」とも読みます)

クイズ番組や漢字テストによく出るので覚えておきましょう!!