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スクールウォーズ第15話のあらすじ:不良教師

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スクールウォーズ第15話:不良教師

 

スクールウォーズ第15話『不良教師』のあらすじです。

 

イソップとの別れがあり、賢治の良き理解者である山城校長は定年を迎え川浜高校を去っていきます。

 

その後、川浜高校に赴任する岩佐校長が川浜高校ラグビー部にまた一波乱起こしてくれるんですが・・・。

 

スクールウォーズ第15話のあらすじ:不良教師

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賢治が川浜高校に赴任して2回目の卒業式を迎える。

 

この日をもって山城校長は定年となり川浜高校を去っていくのである。

 

山城校長は、卒業式の挨拶において、ラグビー部を例にして卒業生にはなむけの言葉を送った。

 

これは、自分が何か壁にぶつかった時、
仕事で嫌なことがあった時、
悩める友人がいた時、

 

アレンジして使ってみてください(笑)

いや、冗談抜きで使えると思います。

 

「諸君、卒業おめでとう。諸君はこれから進学あるいは就職にと学園を後にして巣立っていくわけであります。しかし、いずれの道を進もうとも社会は諸君を暖かく迎えてくれるとは限りません。今、希望に輝いている諸君の瞳も屈辱にまみれ、絶望に暗く打ちひしがれることもありましょう。そういう折は、ぜひ思い出してほしいエピソードがあります。それは、我がラグビー部のことです。1年前、我がラグビー部は強豪相模一高と対戦して敗れました。109対0。これ以上はないという屈辱的な惨敗でした。ところが先日の試合で、我が校は14対13という僅差ながら相模一高を倒し、わずか1年にして奇跡としか言いようのない勝利です。この事実は何を物語っているか?そうです、やればできるということです。己を信じ、仲間を信じ、力を尽くせば、どんな屈辱や絶望のどん底からも這い上がれるということです。現にラグビー部の諸君が、この奇跡を血のにじむような猛練習の末に身をもって示してくれたではありませんか。諸君、将来、絶望的な壁にぶつかった時は、事あるごとにこの事実を思い出し、何事も諦めることなく勇気を奮い起して頂きたい。私はそう念願してやみません。」

 

川浜高校の教師たち、そして生徒たちに愛された山城校長は、皆に祝福されて学校を去っていった。

 

 

そして、新学期を迎えた川浜高校ラグビー部は、多くの優秀な新入部員を迎えた。

 

・内田治男(役:岩本宗規)

・平山誠(役:四方堂亘)

・栗原昭(役:榊原晃)

・清川誠一(役:森勇治)

・赤津真治(役:増村翼)

 

彼らは、のちの川浜高校全国大会初優勝のメンバーである。

 

そして、大木大助の自称親衛隊である杉本清美(役:山本理沙)、西村明子(坂上亜樹)も川浜高校に入学し、ラグビー部のマネージャーとなった。

 

一方、山城校長の後に岩佐邦靖校長(役:名古屋章)が就任した。

 

岩佐校長「川浜高校は実にダメな学校ある。根本的な改革が必要である。」と言い、成績が平均点を下回るような生徒たちはクラブ活動を一切禁止とした。

 

そんなある日、圭子は森田に駆け落ちしないかと相談する。父親の見合いの話をもう断れないので、いっそのこと知らない町で一緒に暮らしたいというのだ。

 

しかし、森田は今ラグビーを捨てることはできないといい、圭子の駆け落ちの話を断るが、その時にバイクにまたがる黒革ジャンの男が2人の前に現れる。

 

圭子に馴れ馴れしいその男は、2、3日前から圭子に付け回し、

「圭子、これ見に来いよ」と言って、

ロックバンド黒騎士ライブコンサートの招待チケットを渡す。

 

森田はチケットを受け取り、ビリビリに破り捨てるが、その男は森田の名前を知っていた。

 

「君は有名だからね。川浜高校ラグビー部のアホキャプテンとして。」

 

そこにたまたま通りかかる森田の姉、下田夕子。

黒革ジャンの男は、「また会おうな圭子」と言い残し、バイクで走り去る。

 

岩佐校長は、連日のように模試テストを繰り返す。
そして、その結果は容赦なく学校の廊下に張り出される。

 

点数を棒グラフで表されていて、大木の点数をマジックで引き延ばした杉本と西村だったが、岩佐校長がそれを見つける。

 

杉本と西村をかばい大木は自分がやったと岩佐校長に言い、張り出された成績表をビリビリに破り、停学となる。

 

更には、森田は圭子に頭がいっぱいで答案用紙に「圭子、圭子、圭子!!」と書き殴り、賢治は岩佐校長に呼びつけられる。

 

賢治は、圭子に惑わされる森田に「いっそ叶わぬ恋なら諦めろ」と言う。

 

お前はキャプテンなんだ、お前がみんなをリードしないでどうすると。ラグビー部はどうなるんだと。

 

しかし、森田は反論する。

「校長は勉強に女が邪魔と言い、先生はラグビーをやるには恋なんかしない方がいいと思ってんだ」

 

図星であった。

賢治はラグビーのことばかりを考えていることを恥じた。

 

また、その場にいた森田の姉の夕子は、昼間に会った黒革ジャンの男を思い出したと言い、雑誌を広げる。

 

大財閥名村グループの総帥、名村謙三氏の三男坊、名村直(なむらただし:役:鶴見辰吾)であった。

 

「親の七光りはいらねー、俺は自分の力で這い上がる」と家を飛び出したロックミュージシャンの名村正の登場は、川浜高校ラグビー部にどのような影響を与えるんでしょうか?

 

結局、模試テストの成績の結果で、部活に参加できるのは清川と栗原の2人だけであった。

 

停学中の大木にいたっては、街中でケンカ三昧・・・。

 

山崎は岩佐校長のやり方は厳しすぎると言い、もう少し理解してもらえるように言ってほしいと賢治に懇願する。

 

しかし、岩佐校長の正論に何も言えない賢治に対して、山崎は更にまくしたてる。

 

新入生の清川は、父親の借金を返済するために朝は新聞配達、それが終われば駅で働き、夜は夜でバイトをしている。その合間に弟、妹の面倒を見て、それでもラグビーをやりたいと勉強もやっている。

 

「そんな清川にロクな練習もさせてあげられないで引っ込んでいるんですか?!」と。

 

賢治は、相模一高に勝利してさぁこれからという矢先、岩佐校長の部活への不理解、ラグビー部の状態、山崎に言われたことなど、何もできない自分に苛立ち、まっ昼間からお酒を飲んでいた。

 

そんな賢治に節子は、工事現場で働く山城(元校長)のもとを訪ねた。

 

山城は、賢治も岩佐校長も「勉強」というものを狭く考えているのではないかと指摘する。

 

そして、山城は賢治に、その辺にある板の上を歩いてみてくれんかと言う。

 

当然、普通に板の上を歩く賢治だが、

山城は「もしも、この板が千尋の谷にかかっていたら?運動神経抜群の君でもまず落ちるね。それはなぜか?足では踏まない板の回りの大地がしっかりと支えてくれているからなんだよ。」

 

つまり、学校の勉強というのは、その板の幅くらいの狭いものなんだと。

人はそれだけでは生きられない。人と人との付き合い方、異性の愛し方、思いやり、勇気、そういうテストでは計れないものが大地のように支えてくれている。

 

山城は、ラグビーも恋愛も広い意味では勉強だから、どんどんやらせれば良いんだよ、それらを通じて豊かになると。

 

山城のアドバイスに、目からうろこ状態の賢治は自分の信じることを行動していくことを決意した。

 

その後、部室で森田に謝罪する賢治。
圭子と別れた方が良いと言ったことに対して謝ったのだ。

 

本当に圭子さんのことが好きなら、ウジウジしていないで奪い取れよと。

目上の者、立場とか関係なく、悪いことは悪いと素直に謝る。

これって人間関係構築の上で基本ですよね。

 

そして、お見合い会場に乗り込み、圭子を連れ出す森田は、圭子の父親の取り巻きに追いつかれ万事休す。

 

その時、例の黒革ジャンの男、名村直が車で現れ、森田と圭子を車に乗せて逃げる。

 

間一髪助けてもらった森田と圭子だったが、森田は改めてこれ以上圭子につきまとうなと警告する。

 

しかし、名村の口から衝撃の事実が・・・。

 

「圭子は俺の妹だ」

 

そう言ってコンサートのチケットを手渡すが、いきなりそんなことを言われても信じることができない圭子。

 

名村でさえ、その事実を知った時は信じられなかったし、また日を改めるよと一度は引き下がる名村。

 

不安がる圭子をそっと抱き寄せる森田。

 

その時、なぜだか絶妙のタイミングで現れる岩佐校長。

 

岩佐校長「バカ者!!勉強もせんで昼間っから女の子と抱き合ってるとは何事だ!!

校則第10条。男女交際は清潔を旨とすべし。君は停学10日だ!!」

 

森田は停学となる。

 

翌日、賢治は岩佐校長が決定したことを無視し、停学になっている大木、森田や部活禁止中の部員を集めて練習を再開する。

 

森田は岩佐校長の命令に背いたら先生に迷惑がかかることを心配するが、賢治はキャプテンの森田が練習に参加しない方がみんなによっぽど迷惑がかかるという。

 

練習を再開したことを知った岩佐校長は、グランドに向かう。

 

なぜ勝手に生徒の処分を解除したのかと問い詰める岩佐校長に対し賢治は、

 

思っていることを全部言わせてもらって良いかと許可を得たうえで、

 

賢治「これだけは絶対に許せないということを生徒たちがすれば、注意をするのが当然だと私も思います。時には、生徒たちを殴ることさえやむを得ない場合もあるでしょう。しかし校長先生は、許せることさえ罰しています。盛田や大木や他の誰かが人間として絶対に許せないということを何か一つでもしたでしょうか?」

 

固唾をのんで賢治の話を聞くラグビー部員たち・・・。

 

岩佐校長「私の処分が不当だと言うのか?」

 

賢治「校長先生は、生徒たちの一挙手一投足に目を注いでおられますが、そうなさらないと気が済まないのは生徒たちを信用していないからではありませんか?」

 

岩佐校長「今時のデキの悪い生徒が信用できるか!」

 

賢治「生徒のデキに今も昔も違いが無いと思います。確かに校長先生は教育熱心な方です。でも熱心であればそれでいいのでしょうか?勉強も大事ですが、彼らは恋愛もしたいし、ラグビーもしたいんです。それが青春です!!それを学校でも家庭でも勉強勉強と搾り上げたら、生徒たちの安息の場はいったいどこにあるんですか?!」

 

そして賢治は続ける。

 

「校長先生が理想となさっている学校は、軍隊もしくは刑務所に近いものです!!」

 

「何?!」

 

それを聞いた岩佐校長は目の色が変わり、賢治を睨みつけビンタする。

 

部員たちの前で校長にビンタされた賢治は、岩佐校長から「不良教師だ!!」と吐き捨てられる。

 

大木は、「あんな校長殴り返してやればいいんだ!」と怒りをあらわにし、他の部員たちも賢治を心配して駆け寄ってくる。

 

賢治は言う。

 

「信は力なりという言葉を忘れたのか?俺は校長先生を信じる。」

 

そして、岩佐校長はその場を去り、これ以上ラグビー部が問題を起こせば廃部にすると決意していた。

 

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生徒を守るために校長の決定事項を無視する賢治ですが、現実だったらどうなんだろうなぁと考えちゃいますよね。

 

文武両道ってどうなんでしょうね。

 

確か、以前、甲子園に出場していた山口県下関国際高校野球部の監督が、文武両道なんてできるわけがないとコメントしていました。

 

「ウチの学校は・・・」と前置きしていたかは忘れてしまいましたが、

甲子園に出るためには勉強時間を削らないと試合に勝てるわけがないと発言されていて、小生も考えてしまいました。

 

確かに勉強は大事ですが、野球が好きで甲子園が夢で入部してきたのならしょうがないのかなぁとも思えました。

 

ただ、社会人になった後のこともあるので、最低限の読み書きだったり、マナーだったり、人に対する思いやりだったり、現実的にお金の稼ぎ方増やし方だったり、

 

社会を生き抜いていくために、人間的にきちんと成長できれば良いのかなと個人的には思います。

 

その上で、やっぱりスクールウォーズって本当に人生のバイブルだなぁってしみじみ思いますよ。

 

そんなスクールウォーズは、Amazonプライムビデオで見れちゃいますよ!!

 

 

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