ライスペーパーは、生春巻きの皮として人気の食材です。もちもちとした食感が特徴で、低カロリーでヘルシーなイメージがあります。
しかし、ライスペーパーは体に悪いという噂も…。
結論から言いますと、ライスペーパーは体に悪いという根拠はなく、適度な摂取で健康的に楽しめる食材です。
但し、ライスペーパーを食べるには幾つか注意することがあります。
・ライスペーパーを健康的に楽しむ方法は?
・ライスペーパーは太るのか?
ライスペーパーについて色々と深堀にしていきます。
ぜひ、本記事を参考にして、ライスペーパーを上手に取り入れた食事を楽しんでみてください。
- ライスペーパーは体に悪いのはあくまで噂だった
- ライスペーパーを健康的に楽しむ方法は?
- 結局のところライスペーパーを食べると太るのか?
- ライスペーパーを食べても太らないコツ
- ライスペーパーは体に悪いわけではないが注意点を知っておこう
- まとめ:ライスペーパーは体に悪いわけではないが注意点を知って食べましょう
ライスペーパーは体に悪いのはあくまで噂だった
冒頭で説明した通り、ライスペーパーは体に悪いというのではなく、注意点があるということです。
これはライスペーパーに限らずどんな食べ物も同じことが言えますよね。それでは、ライスペーパーが体にどう影響があるのか見ていきましょう。
ライスペーパーのカロリーや糖質は高いのか?
ライスペーパーは、米粉や片栗粉などで作られた薄い皮です。水分が多く含まれており、軽くて低カロリーな食材だと思われがちですが、実はそうでもありません。
ライスペーパー100gあたりのカロリーは約340kcalですので、意外と高カロリーです。
ゴハンお茶碗小盛り1杯100gで約156カロリーなので倍以上あるということになります。
市販品に多いサイズである直径22cmのライスペーパー1枚あたりの重量は約10gなので、カロリーは約34kcalとなります。
また、炭水化物量は84.3gであり、食物繊維量はわずか0.8gなので、糖質量は約83.5gとなります。1枚あたりでは約8.4gということです。
これらの数値からわかるように、ライスペーパーは水分以外の栄養素のほとんどが炭水化物であり、その中でも糖質が大半を占めています。
脂質やタンパク質はほとんど含まれておらず、ビタミンやミネラルも微量です。
ライスペーパー自体には満足感や栄養価が低く、ゴハンよりもカロリーが高いという特徴があります。
ライスペーパーを健康的に楽しむ方法は?
ライスペーパーのカロリーや糖質が高いことがわかりましたが、それでもライスペーパーを食べたいという方もいるでしょう。
そんな方におすすめなのが、以下の方法です。
・小さめのサイズを選ぶ
・野菜や低カロリーの具材をたっぷり使う
・タレやソースを控えめにする
・他の食事とのバランスを考える
小さめのサイズを選ぶことで、1枚あたりのカロリーや糖質を減らすことができます。
また、野菜や低カロリーの具材をたっぷり使うことで、ボリュームや栄養を補いつつ、総摂取カロリーを抑えることができます。
タレやソースは、カロリーや糖質が高いものが多いので控えめにするか、ヘルシーなものを選ぶようにしましょう。
他の食事とのバランスを考えることで、ライスペーパー以外の炭水化物や脂質の摂りすぎを防ぐことができます。
こちらのライスペーパーは、形が四角なので野菜などの具を巻きやすいです。食感もモチモチしていて良いですね。
結局のところライスペーパーを食べると太るのか?
ライスペーパーはカロリーや糖質が高いことがわかりましたが、それだけで太るというわけではありません。
太るかどうかはライスペーパーだけでなく、一日の総摂取カロリーと消費カロリーのバランスによって決まります。
総摂取カロリーが消費カロリーよりも多ければ太りますし、逆に少なければ痩せます。
上記で説明したとおり、ゴハンお茶碗小盛り1杯100gでおよそ156カロリーなので、直径22cmのライスペーパー(34カロリー)を5枚以上食べてしまうと1杯分を越えてしまいます。
ですので、ダイエットでいつものゴハン1杯をライスペーパーに置き換えるのであれば、4枚までということになります。
ライスペーパーを食べても太らないコツ
ライスペーパーを食べても太らないためには、以下のコツを実践することがおすすめです。
・食べ過ぎない
・適度な運動する
・水分補給する
・よく噛む
食べ過ぎないこと、適度な運動をすることはもちろんですが、ライスペーパーは軽くて食べやすいので、ついつい食べすぎてしまうことがあります。
自分の満足度や必要量を把握して、適量を摂るようにしましょう。
更には運動することで、消費カロリーを増やし、エネルギー代謝を高めることができます。
また、水分補給することで満腹感を得たり、老廃物の排出を促したりすることができます。この場合、カフェイン入りのお茶やコーヒーではなく水を摂りましょう。
そして、ライスペーパーをよく噛むことで、消化吸収を助けたり、満足感を得たりすることができます。
ライスペーパーは体に悪いわけではないが注意点を知っておこう
ライスペーパーの注意点として、ライスペーパーの包み方や具材の新鮮さに気を配る必要があります。
適切な衛生管理を行わずに作られたライスペーパーや、保存状態の悪い具材を使うことで、食中毒や消化器系のトラブルのリスクが生じる可能性があります。
まとめ:ライスペーパーは体に悪いわけではないが注意点を知って食べましょう
ライスペーパーは体に悪いという根拠はなく、適度な摂取で健康的に楽しめる食材です。
しかし、カロリーや糖質が高いことや栄養が偏っていることには注意が必要です。
野菜や低カロリーの具材を多く使った生春巻きや、タレやソースを控えめにしたり、他の食事とのバランスを考えたりすることで、ライスペーパーを上手に取り入れた食事を楽しむことができます。
また、衛生管理や新鮮さにも気をつけて、食中毒や消化器系のトラブルを防ぐようにしましょうね。