熱中症対策に効果的な肉って何でしょうか!?
毎年この時期になると熱中症の話題になりますが、普段から食べておくと熱中症対策となる肉が何なのかを知っておきたいですよね。
2021年6月15日(火)テレビ朝日で放送された『林修の今でしょ!講座』で「羊肉vs牛肉vs豚肉vs鶏肉」という健康パワー徹底比較、最強の肉決定戦が行われました。
その中でも、やはり熱中症対策が気になるので、事前に記事を書いておいたんですが。
ぜひ、どの肉が熱中症対策に最も効果的なのか予想してみてくださいね。
- 熱中症対策になる肉って何だ!?羊vs牛vs豚vs鶏【林修の今でしょ!講座で決定】
- 林修の今でしょ!講座で決定した他の項目の最強肉は!?
- 熱中症対策は肉と同じように水分もタンパク質も大事
- まとめ:熱中症対策になる肉は羊肉でした
熱中症対策になる肉って何だ!?羊vs牛vs豚vs鶏【林修の今でしょ!講座で決定】
放送された結論から言います。
熱中症対策に最も有効な肉は・・・、
『羊肉』でした!!
その理由は、熱中症対策で重要となるのがオメガ3脂肪酸で、100g当たりの含有量が羊肉がトップとのこと。
熱中症で怖いのは脱水症状です。脱水症状は、血液内の水分が減少することで悪玉コレステロールが上昇し血流が悪くなります。
それをオメガ3脂肪酸が解消してくれるんだそうです。悪玉コレステロールを代謝させることで血の流れを改善するわけです。
ちなみに北海道で有名なジンギスカンは、羊肉のオメガ3脂肪酸が効率良く野菜に染み込んでいくので、熱中症対策に適した食べ物であるとのこと。
それでは、以下、番組内で取り上げられた、それぞれの肉をチェックしていきましょう。
羊肉
はい。まずは番組内で見事に熱中症対策の最強の肉に輝いた羊肉です。
羊肉はラムとマトンが有名ですね。どんな違いがあるのかここでおさらいしておきましょう。
生後1年未満の仔羊の肉がラムで、マトンは2歳以上の大人の羊肉です。
ラムは、マトンよりもクセがなく羊独特の風味が無いのが特徴です。また、高タンパクでビタミンも豊富、コレストロールも溜まりづらく、ヘルシーで人気の肉です。
対して、マトンはラムよりも羊独特の風味と味わいが楽しめます。苦手な人にはちょっと・・・、というのがマトンでしょうか。
実は小生は羊、特にマトンが苦手で、恐らく今後も食べることはないと思います。とはいえ、お店によっては、クセがあまり感じられない良質のマトンを扱っているところもあります。
ちなみにマトンは『カルチニン』という脂肪燃焼を手助けしてくれる成分を豊富に含んでいるので、ダイエット中に食べる肉としても有名です。
そういえば目黒にある『羊や カブト本店』で食べたラム肉しゃぶしゃぶは本当に美味しかったです。羊肉が苦手な小生でさえ羊肉とわからなかったぐらいでした。
知人のお店なので紹介でしたm(__)m
でも本当に美味しいので、羊肉が好きな方はぜひ行ってみてくださいね。
・店名:羊や カブト 本店
・住所:東京都品川区上大崎2-27-1サンフェリスタ目黒1F
・電話番号:03-3779-1558
・定休日:日曜日
・営業時間:15時~21時
※緊急事態宣言により営業時間・定休日が変更の可能性あり。予約もできるので、念のため電話で確認してみてください。
【羊肉のチェックポイント】
・コレステロールを抑える
・脂肪燃焼
・ミネラル豊富
・オメガ3脂肪酸がダントツ
牛肉
牛肉には免疫力を高くする良質なタンパク質や脂質、更には人間の体の中では合成することができない必須アミノ酸が豊富に含まれています。ですので、病気にかかりづらい体を作ってくれる役割が牛肉にはあります。
しかも鉄分も豊富に含まれているので貧血防止にも役立ってくれるのです。牛肉100g当たりの鉄分は、豚肉0.9mg、鶏肉0.2mgに対して2.8mgと比較するにはおこがましいほど豊富に含まれています。
【牛肉のチェックポイント】
・高タンパク
・免疫力強化
・貧血防止
・鉄分豊富
豚肉
ちなみに豚肉は脂のイメージがあるのかコレステロールも高いと思われがちです。しかし、もも肉で言うと牛肉や鶏肉よりも脂肪分が少なくコレステロール値も低いのです。
【豚肉のチェックポイント】
・疲労回復に効果あり
・意外にコレステロールが低い
・ビタミンB1含有量トップクラス
鶏肉
鶏肉もとても美味しいので人気がありますよね。個人的には鶏塩なんかは大好物です。鶏のササミは格闘家やボクサーが減量時に食べる肉としても有名です。
鶏肉には牛肉と同じように体内で作ることができない必須アミノ酸が豊富に含まれていますし、ダイエット中に食べるのに最適なように食品の中でもトップレベルな高タンパクで低脂肪です。
そして、不飽和脂肪酸が脂質に含まれているので生活習慣病の人でも安心して食べられるのも特徴です。
また、目や皮膚、のどや胃腸などを健康に保つビタミンAが含まれています。鼻、のどといった粘膜を強化してくれるのでビタミンAは風邪予防のために必須なんですね。
そして、鶏肉には疲労回復、活性酸素を取り去る効果も期待できます。
鶏肉は滋養食として病弱な人に食べられてきた歴史があります。特に疲労倦怠や体力低下時にその効果を発揮し食べられてきました。女性にも嬉しいコラーゲンや美容ビタミンを豊富に含んでいるのが特徴で、みずみずしくハリのある美肌を保つ効果もあります。
【鶏肉のチェックポイント】
・疲労回復
・風邪予防
・美容効果に期待
林修の今でしょ!講座で決定した他の項目の最強肉は!?
今回は小生が気になった熱中症対策に有効な肉をクローズアップしましたが、番組内で紹介された他の項目の最強肉を紹介します。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
・太らない肥満対策の最強肉:『羊肉』
・夏風邪予防対策の最強肉:『羊肉』
・夏バテ・疲労回復対策の最強肉:『豚肉』
・肌トラブル対策の最強肉:『羊肉』
なんと熱中症対策最強となった『羊肉』が夏バテ・疲労回復対策以外の3部門でも最強の称号を獲得しました。
・太らない肥満対策に効果的な『L-カルニチン』が一番多い
・ウィルスと戦ってくれる免疫細胞を作る『ビタミンA』が一番多い
・肌の表面にあるバリア機能を形成する成分『ビタミンE』が一番多い
これが羊肉が最強と呼ばれるゆえんなんですね。
ちなみに、『豚肉』は疲労感を取り去ってくれてエネルギー代謝を効率よく高める『ビタミンB1』が一番多いとのこと。
熱中症対策は肉と同じように水分もタンパク質も大事
ここ数年、温暖化の影響もあるのか本当に暑くて日本全国でとんでもない記録を更新するニュースを目にします。それだけに熱中症対策も注目されるわけですが、それこそ色々な対策が毎年話題になります。
特にコロナ禍ということもあり、マスクをして外に出ることも多く、しっかりとした対策をしておかなければいけません。
熱中症対策として、よく「水分補給をちゃんとしなさい!」と言われたこともあるのではないでしょうか?
人間は汗をかくことで体の中の水分が体外に放出されます。多くの水分を失ってしまうと、体温調整機能が上手く働かずに脱水症状だったり、熱中症となってしまいます。
大人でおよそ60%、小さい子供ではなんと75%が水で占められています。そしてその水分は筋肉に溜められています。
ですので、熱中症対策には水分を溜めてくれる筋肉も非常に大事なんです。わかりやすく言うと、筋肉量が多い人ほど水分を補充できるので、脱水症状になりにくく、熱中症にもなりにくいということです。
筋肉を形成するのに大事なのはタンパク質ですよね。暑い時期の熱中対策には日頃から適度な運動(筋トレ)をして、良質なタンパク質を補給し、筋肉を減らさないようにしなければいけません。
だからやっぱり良質なタンパク質を豊富に含んだ肉を食べないといけないんですね。
まとめ:熱中症対策になる肉は羊肉でした
羊肉、牛肉、豚肉、鶏肉それぞれの特徴を紹介しました。そして、熱中症対策になる最強肉は羊肉でした。
決め手は、オメガ3脂肪酸です。
そして、ジンギスカンがとても理にかなった食べ方だそうです。
もちろん食事も大切なのですが、質の良い睡眠、適度な運動、水分補給を万全にして、暑い夏を乗り切りましょう。
ぜひこちらの記事もチェックしてみてくださいね。