最近頻発する迷惑メール。そんな迷惑メールのURLをもし開いてしまった時、パニックになったことはありませんか!?
私たちの生活においてメールは必須なので、万が一の対処法を知らないでは済まないです。
そこで今回は迷惑メールのURLを開いてしまったときの対処法と手順についてご紹介します。慌てず落ち着いて対処してくださいね。
迷惑メールのurlを開いてしまったときの対処法と手順
発信元が分からないSMSや迷惑メールが届き、そのurlを開かせて行う詐欺を『フィッシング詐欺』と言います。
最近のフィッシング詐欺は巧妙で、宅配業者や携帯会社の公式サイトを装ってメールを送りurlを開かせる手口もあります。
ネットショッピングを多く利用している人にとっては、荷物についてのメッセージを匂わせることからついつい開いてしまいます。
もし誤ってこのような迷惑メールのurlを開いてしまった時の対処法を説明していきます。
各状況での対処法
結論から言うと、URLを開いたりパスワードとIDを入力してしまった後ではその行為を完全になかったことにすることはできません。
ただし被害を最小限に抑える方法があります。
①発信元が分からないSMSや迷惑メールを開いたら…
SMSや迷惑メールを開いただけではフィッシング詐欺にあう可能性は低いでしょう。
それでも間違って触らないようにそのメッセージはすぐに消去してしまうのが安心です。
また、小生の場合はそのメールアドレスや本文のスクショを保存しています。両親などに「こんな詐欺メールあるから気を付けなよ」と事前にフィッシング詐欺メールの存在を知ってもらいます。
②SMSや迷惑メール内の添付ファイルやurlを開いてしまったら…
もし誤ってSMSや迷惑メール内の添付ファイルやurlを開いてしまっても、その段階では個人情報を引き出される心配はありません。
パスワードやIDなどの個人情報を送信しなければ無視でも大丈夫でしょう。
特定商取引法と電子消費者契約法の2つの法律で、契約はワンクリックでは無効と決められています。
詐欺の手口として「契約が完了しました」などの画面を見せて情報を引き出すように誘導させる方法があります。
しかしそれ自体で契約が結ばれることはないので慌てる必要はありません。
③添付ファイルやURLを開いてパスワードやIDを送信してしまったら…
このような場合だと第三者にパスワードとIDが漏洩した危険があります。すぐにでも対応が必要です。
まず送信してしまったパスワードやIDを変更してください。他のサイトで同じパスワードやIDを使用していたら全て変更しましょう。
その時全て違うパスワードとアカウントを設定することをおすすめします。
忘れるからと言って多くの人は複数のサイトで同じパスワードとIDを使いまわしています。
しかし被害が最小限になるようにするためにはそれぞれ違うパスワードとIDにすることが大事ですね。
迷惑メールの代表【フィッシング詐欺】の被害とは?
フィッシング詐欺ではパスワードやID、クレジットカード番号などを騙し取ることを目的とします。
これらを使った被害は、
・だまし取ったパスワードとIDが利用できるサイトを見つけて悪用
・だまし取ったクレジットカード情報で銀行口座からお金を盗んだりクレジットカードで買い物をする
・インターネットバンキングへのログインによる不正送金
などがあります。
フィッシング詐欺の恐ろしいところは多くの人が気付いたら被害にあっていたということです。
気付かず放置しておくと被害額は大きくなっていきます。そのようなことにならないためにもフィッシング詐欺にあわないための対策をしておくことが大切です。
迷惑メールの被害にあわないための3つの対策
知らない間にお金をだまし取られる恐ろしいフィッシング詐欺ですが、そもそも不審なSMSや迷惑メールのURLを開かなければ被害にあうこともありません。
そうはいっても、どんなに対策をしていても迷惑メールはやってきますし、フィッシングメールに気付かないことだってありますよね。
ここからは普段からできるフィッシングメールの対策方法をご紹介します。
パスワードやIDを使いまわさない
フィッシング詐欺の中に「だまし取ったパスワードとIDが利用できるサイトを見つけて悪用する」という方法があることを先述しました。
このことからパスワードとIDを使いまわしてしまうと全ての情報が漏洩してしまうことが分かります。
ただし「覚えるのが大変だし面倒」「そもそもパスワードとID自体を忘れてしまう」から使いまわしてしまいますよね。
そのような場合にはパスワード管理ツールなどを利用することをおすすめします。
詐欺に気づいて「パスワードとIDを使いまわさなければよかった」と後悔することのないようにしましょう。
小生は『1Password』を使用しています。
メール、携帯アプリ、パソコンでの買物は一生続けるものですし、万が一の被害に遭ってからでは労力もお金もかかります。
ですので小生は1Passwordも一生使い続けていきます。
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1Passwordを一度使うとメッチャ便利ですよ。今まで誕生日だったり記念日だったり、でもパスワード忘れちゃったり・・・。
そんなことが無くなりますし、なんにせよセキュリティの面でメッチャ安心です。
生体認証の活用
iphoneやandroidといったスマホには、指紋認証や顔認証などの生体認証機能があります。
この生体認証を設定しておくことで、フィッシング詐欺がネットを通じて知りたい情報まで到達するための難易度が上がると言われています。
生体認証をしっかり活用して詐欺被害から個人情報を守りましょう。
セキュリティソフトを導入する
最近はパソコンだけでなくスマホにもセキュリティソフトが付けられるようになっています。
またフィッシング詐欺が増えていることから、フィッシング詐欺などネット詐欺対策に強いセキュリティソフトも発売されています。
セキュリティソフトを導入しておくとSMSや迷惑メールのurlを開こうとしてもセキュリティソフトがブロックしてくれます。
自身で気を付けておくことが大事ですがもし気付かなかったときにはセキュリティソフトがブロックしてくれるので安心ですね。
ちなみに。
「怪しいURLを開いてしまった...!」iPhone芸人かじがや卓哉さんの迷惑メール対策が動画で見れますね。
小生もiPhoneで困ったことがれば、かじがやさんの動画で調べています。知らなかったことをたくさん解説してくれていますよ。
まとめ
今回は迷惑メールのURLを開いてしまったときの対処法についてご紹介しました。
知らないSMSや迷惑メールを開いただけでは詐欺被害にはならない可能性が高いです。
ただしパスワードとIDを送信してしまった場合には早急な対処が必要になってきます。
そのようなことにならないためにもパスワードとIDは他のサイトで使いまわさないようにしましょう。
『1Password』や『セキュリティソフト』を導入しておくと安心ですね。
この記事を参考にフィッシング詐欺の対策を行って個人情報を守ってくださいね。