釣りをするためには色々なものが必要になるのですが、必要不可欠なのは餌です。いくら釣具があったとしても餌がなければ魚は針には食いついてくれません。
そんな釣りの餌ですが、実はアミノ酸を自作で足すことも可能です。これによって餌はどのように変わるのでしょうか?
ここでは釣りでアミノ酸自作の餌について解説をしていきます。
釣りはアミノ酸自作でも全然オッケーです【具体的な作り方を教えます】
アミノ酸という言葉は聞いたことがある人も多いと思います。サプリメントにも使われていますし、アミノ酸配合の調味料も多いです。
まずは、「そもそもアミノ酸って何?」ということころから解説をしていきます。
アミノ酸とはタンパク質合成に欠かせない栄養素の一つです。アミノ酸には20種類もの種類があり、それらが合わさってタンパク質を合成しています。
またアミノ酸の中でもグルタミン酸、イノシン酸、グアニル酸は旨味成分の一つとしても知られています。
人間が美味しさを感じる成分が配合をされており、調味料で言うと味の素は、グルタミン酸が主成分となった調味料となっています。
そしてこのアミノ酸は、人間だけでなく魚も美味しく感じるとされています。実際にアミノ酸が配合された漬け込みタレは発売をされており、釣具屋さんにも売っています。
液体タイプや粉末タイプがありますので好きなものを選ぶようにしましょう。
釣り人たちの間で人気なのがこちらの商品です。
アミノ酸が配合された漬け込みタレなどに釣り餌を漬け込むと、特有の匂いが発生します。
正直この匂いは、旨味成分とはかけ離れたツーンとした腐ったような匂いです。しかしこの匂いこそが魚を誘き寄せるのに効果があるとされています。
釣り餌にアミノ酸を漬け込むことでより効率的に魚を誘き寄せ、餌にも食いつかせることが可能になっています。
餌釣りの場合、どれだけアピールをして魚を引き寄せるかが釣果を握る鍵となっています。
ぜひうまくアミノ酸を使って美味しい餌を作るようにしてくださいね。
釣り餌をアミノ酸で自作する方法を紹介
では続いて具体的に釣り餌をアミノ酸を使って自作する方法を紹介していきます。アミノ酸を使って自作する場合、以下の手順で準備をしましょう。
①魚の切り身を用意する
まずは釣り餌となる魚の切り身を用意しましょう。この魚の切り身ですが、古ければ古いほど良いです。
ですので、スーパーの閉店間近で半額になっているサバやサンマの切り身を買うのがおすすめです。
また、もし釣った魚がいれば、腹骨をすく時に出る身を利用するのもOKです。後者の方がより魚を無駄なく再利用することができますね。
②アミノ酸に漬け込む
このような魚の切り身をタッパーに入れたら市販のアミノ酸に漬け込むようにしましょう。
アミノ酸は液体タイプや粉末タイプがありますが、どちらでも構いません。しっかり切り身全体が浸かるようにたっぷりとアミノ酸を使うようにしてください。
③1週間ほど寝かす
アミノ酸に漬け込んだらすぐに使わず1週間ほど冷蔵庫で寝かすようにしてください。そうすることでより餌が熟成をされてアミノ酸より生み出されます。
この際、とにかく気をつけて欲しいのが、密閉容器に入れて匂いを出さないことです。熟成が進むと餌はかなり強烈な匂いを発します。
容器が空いていると冷蔵庫に匂いがついてしまうので、しっかりと密閉するようにしてください。
これでアミノ酸自作の釣り餌の完成です。切り身の釣り餌は主にぶっ込み釣りの時に使うことができます。
夜のぶっ込み釣りなどでは何が釣れるかわからない楽しさがあります。ぜひアミノ酸自作の釣り餌でチャレンジしてみてくださいね。
まとめ
アミノ酸はタンパク質合成に必要は栄養素であり、旨味成分の元にもなっています。そして魚も大好きな成分となっています。
釣り餌用のアミノ酸も売っており、これにを餌に漬け込むことで釣果アップを期待できます。
アミノ酸自作も簡単であり、魚の切り身に漬け込んで1週間寝かせるだけです。ぜひアミノ酸自作の釣り餌で魚を釣り上げてくださいね。