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恵方巻きの由来ってデマなの!?子供に聞かれたら答えたい5つの諸説とは?

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恵方巻きの由来ってデマなの!?子供に聞かれたら答えたい5つの諸説とは?

 

節分の日といえば、豆まきだけでなく恵方巻きを食べる人も多いのでは?

 

2023年(令和5年)の恵方巻は、2月3日(金)「南南東のやや南」を向いて食べましょう。

 

さて、恵方巻きの由来は、大阪の船場の旦那衆が花街(芸者屋、遊女屋が集まっている地域)でやっていた遊女が太巻きを食べる様子を見て楽しんだというのがいうウワサもあるそうで、それはデマだといわれています。

 

本記事では、なぜ恵方巻のデマが広がったのか、本当の由来はなんなのか、その真相を調べてみました。

 

最後の方では、無料で便利な『恵方巻アプリ』も紹介していますので、ぜひ最後までご覧くださいね。

 

恵方巻きの由来ってデマなの!?騙されないで真実を知っておこう

恵方巻きの由来ですが、結論から言うと由来は諸説あり、はっきりしていません。

 

それでは、由来とされる諸説を深堀して紹介していきますね。

 

その1

幕末~明治初め、大阪・船場で商売繁盛、無病息災、家内円満を願ったのがはじまりという説。

 

その2

船場の色街で女性が階段の中ほどに立って、丸かじりして願い事をしたら叶ったという故事が起源説。

 

その3
 節分の頃に新しい漬物がつかる時期であったことから、江戸時代中期に漬物入りの巻き寿司を切らずに恵方を向いて食べ、縁起を担いでいた風習がやがて、その年の福がさずかるという意味合いの習わしになった説。

 

その4

船場の旦那衆が節分の日に遊女に巻きずしを丸かぶりさせてお大尽遊びをしていた
ことにしていたことがルーツ説。

 

その5

戦国時代の武将が、節分の日に丸かぶりして出陣したら戦に勝ったので、以後、吉兆
としたという説。

 

恵方とは?

せっかくなので『恵方』って何なのかもここで知っておきましょう。

 

恵方とは『歳徳神:としとくじん』という神様のいる方角です。その年で変わってくるのですが、縁起の良い方角とされています。

 

また、歳徳神は、別名『年神様』や『正月様』と呼ばれています。

 

恵方巻の由来はなぜデマだと言われた?デマなのになぜ多くの人が信じたのか?

大阪の船場の旦那衆が花街(芸者屋、遊女屋が集まっている地域)で、遊女が太巻きを食べる様子を見て楽しんだというのが由来、という説があります。

 

しかしこれは、2010年にTwitterでつぶいやかれた虚偽のツイートが元ネタになっています(後に同じアカウントで嘘だとツイートされています)。

 

嘘にもかかわらず大量に拡散され、朝の情報番組でもとりあげられてしまい、もっともらしい由来と信じられたようです。

 

そもそも大阪の船場は問屋街であり、色街は存在していませんでした。

 

ネットで検索すれば、簡単にデマだと分かったはずなのに、なぜみんな信じてしまったのでしょうか?

 

研究で判明したのはSNSにおいて拡散されやすいデマツイートの特徴は、不安をあお
るような内容であることだそうです。

 

恵方巻に限らず、芸能人や事故、災害など色々なジャンルでツイートされていることを目にします。

 

「いいね」や「リツイート数」が多い投稿ほど「正しい情報」と捉えられてしまう傾向があると仮説を立てている専門家もいます。

 

確かに、情報がサッと流れてくるとよっぽどじゃない限り「なるほど~そうなんだ」と真実を確かめもせずに流し読みしてしまいます。

 

間違った情報なのか正しい情報なのかは、改めて自分で調べて「自分で判断する」ことが非常に大事ですね。

 

「恵方巻き」と名付けて売り出したのは実はセブンイレブン?

節分に恵方巻きを食べることを全国展開したのがセブンイレブンです。

 

セブンイレブンの社員が広島の加盟店オーナーとの会話の中で、大阪では節分に太巻きを食べる風習があると聞き、「恵方巻き」と名付けて売り出すことを思いついたそうです。

 

売り出したのは1998年で、その後、他のコンビニやスーパーマーケットも売るようになった・・・と書いてあるサイトもありますが、実はその前から全国展開しているチェーン店はありました。

 

小僧寿しでは「縁起巻」の名前で1980年中頃から全国展開を行っていました。しかし、さほどブームになることはありませんでした。

 

スーパーマーケットのダイエーでは関西地方で1980年代頃に、関東の一部地域では1990年代前半から販売を開始しています。ジャスコ(現在のイオン)では1992年から全国での販売を開始しています。

 

なぜ、セブンイレブンが全国展開に成功したのでしょう?

 

恵方巻きとして売り出すことを思いついた方は、「おでん」や「おせち」をコンビニで売る風習を作った仕掛け人であり、やり手社員だったのです。

 

小売りによる宣伝力、全国一斉に同じタイミングで同じ商品を売る手法が功を奏したのも大きいのでしょう。

 

恵方巻を食べる時に便利!!【無料版】恵方巻アプリを紹介

恵方巻きを食べる時、「あれ?どっち向いて食べれば良いんだ?」と、正確な方角(恵方)を探すのに四苦八苦している人に便利なアプリをお伝えします。

 

その名も『恵方巻コンパス2023』です。

 

しかも無料ですし、食べる年の恵方を教えてくれる超便利なアイテムです。

 

アプリを開いてコンパスを見ながらスマホを動かすと、なんと正確な恵方にピタッと重なりバイブで「OK!」と教えてくれるんです。

 

気になったらぜひ使ってみてくださいね。

 

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Androidはこちら▶恵方巻コンパス2023【Android用】

 

 


 

まとめ

 

結局、由来とされる説はいくつもあり、起源の特定は困難なようです。ただ、セブンイレブンが全国的に有名にしたといえます。

 

バレンタインデーのチョコと同じで売り上げを伸ばすために作られた風習といえますが、家族で作ったり、みんなで恵方(毎年変わるので要チェック)を向いて無言で食べるのもイベント性があって、寒い冬を乗り越える行事として楽しめそうですね。

 

今年2023年2月3日(金)の恵方巻は、「南南東のやや南」を向いて食べましょうね!!