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ドラフト会議とは!?わかりやすく過去最多指名も含めて解説しよう

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ドラフト会議とは!?わかりやすく過去最多指名も含めて解説しよう


プロ野球もいよいよポストシーズンに入ります。

そしてその前にある大きなイベントといえばドラフト会議ですよね。

新しい戦力が加わるこのイベントを大変楽しみにしている野球ファンは多いと思います。

しかし逆に最近プロ野球に興味を持ち始めた人にとっては、ドラフト会議について意外とよくわかっていない人も多いでしょう。

ここではそんなドラフト会議について詳しく解説をしていきます。ドラフト会議の仕組みを知りたい方にとってわかりやすいのでぜひ最後までご覧ください。

ドラフト会議とは!?わかりやすく過去最多指名も含めて解説しよう

ドラフト会議をわかりやすく説明すると、プロスポーツで採用をされていることが多い、新人選手獲得のイベントです。

ちなみに日本ではプロ野球のイメージが強いですが、アメリカではNFL(プロアメリカンフットボール)やNBA(プロバスケットボール)でもドラフト会議が開催されます。

ドラフト会議にて指名をされることによって、選手はやっとプロ選手としての第一歩を踏み出すというわけですね。

ドラフト会議ですが、以下のような流れで開催をされていきます。

 

①プロ志望届の提出

ドラフト会議ですがいきなり指名をされることはありません。

毎年夏の甲子園直後からドラフト会議の2週間前までに、アマ選手は所属の野球連盟に提出をするようにします。

これにより初めてドラフト会議にて指名が可能になります。

 

②1巡目はくじ引き

ドラフト会議ですが日本の特徴として1巡目指名はくじ引きによって決まります。

欲しい選手を各チームで指名をしていき、被った場合にはくじによる抽選。見事抽選を引き当てたら交渉権を獲得することができます。

抽選を外した場合には再度順次指名を当てていき、この場合にまた被った場合にはくじ引きのように繰り返していきます。

このくじ引きによる抽選にも様々なドラマがあります。

現在、ドラフト会議にて最多指名を受けたのは89年の野茂英雄選手と、90年の小池秀郎選手で8球団となっています。

野茂選手の活躍は言わずもがなですが、小池選手は正直なところ指名数に比べたら目立った成績は残せていません。

逆に例えばイチロー選手はドラフト4位であったりと、結局は入団してからの本人の努力と素質によるものが大きいと言えるでしょう。

③ウェーバー、逆ウェーバーを繰り返して選手を指名していく

そしてドラフト1位の選手が決まったら、2位はウェーバー方式というペナントの順位が低い順番に指名をしていきます。

メジャーリーグなどの場合にはこのウェーバー方式でずっと指名をしていくのですが、日本の場合にはその後逆ウェーバー、ウェーバーを繰り返していきます。

これはつまり折り返しで指名をしていくというわけですね。

ドラフト会議ですがあくまでも交渉権を獲得ですので、指名をしたら必ず入団をするというわけではありません。

中には意中の球団があるということで、ドラフト会議で指名をされても入団拒否をする選手もいます。

2022年のドラフト会議もどのようなドラマがあるか楽しみですね。

 

そもそもなんでドラフト会議なんてやるのかわかりやすく説明すると

本来は、好きな球団に入ってプレーしたいですよね。

有名な話ですが、元巨人の江川卓氏はどうしても巨人に入団したかったのに最初はドラフト会議によって巨人に入団できず・・・。

なぜドラフト会議をやるのかわかりやすく説明すると、有望な選手が自由に入団していたら、特定の人気チームだけが強くなるということと、その有望な選手を入団させたいがために高額な契約金を支払える球団が有利となるためです。

 

また、このドラフト会議は日本のプロ野球がはじめたのではなく、1936年アメリカのNFLが一番初めに取り入れた制度です。

 

ドラフト会議は、リーグ内のチーム戦力にバラつかせないこと、契約金が青天井に高くならないように抑制するということですね。

 

 

ドラフト会議での過去最多指名は!?

上記での書きましたが、ドラフト会議過去最多は、

 

・8球団

野茂英雄(1989年,新日鉄堺→近鉄バファローズ←指名球団:近鉄バファローズ、阪神タイガース、ロッテオリオンズ、ヤクルトスワローズ、横浜大洋ホエールズ、福岡ダイエーホークス、日本ハムファイターズ、オリックス・ブレーブス)

 

小池秀郎(1990年,亜細亜大←指名球団:西武ライオンズ、ヤクルトスワローズ、阪神タイガース、ロッテオリオンズ、中日ドラゴンズ、広島カープ、日本ハムファイターズ、近鉄バファローズ)


※ロッテオリオンズが交渉権を得るも入団を拒否し、社会人野球の松下電器(現パナソニック)に入団。2年後のドラフト会議で近鉄バファローズに入団となる。

 

 

・7球団

95年福留孝介(1995年,PL学園→中日ドラゴンズ←指名球団:中日ドラゴンズ、読売ジャイアンツ、近鉄バファローズ、日本ハムファイターズ、千葉ロッテマリーンズ、オリックス・ブルーウェーブ、ヤクルトスワローズ)

 

清宮幸太郎(2017年,早稲田実業→北海道日本ハムファイターズ←指名球団:北海道日本ハムファイターズ、千葉ロッテマリーンズ、東京ヤクルトスワローズ、読売ジャイアンツ、東北楽天ゴールデンイーグルス、阪神タイガース、福岡ソフトバンクホークス)

 

・6球団

岡田彰布(1979年,早稲田大学→阪神タイガース←指名球団:阪神タイガース、西武ライオンズ、ヤクルトスワローズ、南海ホークス、阪急ブレーブス、近鉄バファローズ)

 

・4球団

80年原辰徳(東海大→読売ジャイアンツ←指名球団:読売ジャイアンツ、広島カープ、大洋ホエールズ、日本ハムファイターズ)

 

振り返ると、過去の大選手でも4球団以下の指名ですし、大谷翔平選手は逆に日本ハムファイターズの1球団しか指名していません。

大谷翔平選手は、ドラフト会議前にメジャー入団を公言していたので、どの球団も指名しない中、日ハムだけが指名。

当初、大谷翔平選手はドラフト会議後も変わらず「日ハムには入団しない」と言っていましたが、日ハムの大谷翔平選手の夢のための緻密な計画書を持参し、ついに大谷翔平選手を口説き落としたんです。

新庄剛志氏を監督に抜擢するなど、斬新なアイディアが目立つ日ハムですが、選手を一番に考える育成スタイルにも長けているのでしょうね。

 

ドラフト会議の育成ドラフトをわかりやすく説明すると…

ドラフト会議の本指名が終わった後に育成ドラフトがあります。

この育成ドラフトは支配下指名ではない、言ってしまえば「預かり指名」のようなものです。

指名をされた選手は背番号は3桁、契約金は300万円のみ、年俸も400万円以下という非常に厳しいものとなっています。

また、とりあえずプロ野球選手とは言えるものの、3年の期限付きもあり、それまでに支配下に入らなくてはクビになってしまいます。

ただこの育成ドラフトから球界を代表する選手も生み出しており、福岡ソフトバンクホークスの千賀選手も育成ドラフト出身ですね。

一芸に秀でた選手を指名することも多く、スカウトの腕の見せ所ということで注目をしている選手も多いですね。

 

まとめ

ドラフト会議がイマイチわからない人にわかりやすく説明してみました。

ドラフト会議はプロスポーツで採用されていることが多い、新人選手の獲得イベントです。

ドラフト会議は、リーグ内のチーム戦力のバランスをとるため、高額な契約金を抑えるためでもあります。

ドラフト会議は決められた流れで行われ、交渉権を獲得をしていきます。このドラフト会議の中では様々なドラマが起こるので注目をしている野球ファンも多いですね。

またドラフト本会議の後は育成ドラフトもあり、こちらはスカウトの腕の見せ所でもあります。

2022年のプロ野球ドラフト会議は10月20日(木)です。今年のドラフト会議にも注目ですね。

 

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