いきなりですが、犬もしゃっくりします。最近、コジロウのしゃっくりの頻度が多くなってきたので、原因と止め方を調べてみました。
はい、今回の記事は、
・犬のしゃっくりの症状は?
・しゃっくりの原因は?
・しゃっくりの止め方と対処法は?
そんな疑問を持つ飼い主さんにとって読んでいただきたい記事になっています。
コジロウの実際のしゃっくり動画も交えて説明していますので、ぜひご覧いただければ幸いです。
犬のしゃっくりの原因は?!
まず、犬のしゃっくりは、基本的に私たち人間と同じメカニズムと一緒です。
しゃっくりは、横隔膜がケイレンすることで起きる症状です。横隔膜が何らかの刺激を受けて「ヒック、ヒック」とはじまるわけです。
ですので、犬のしゃっくりの原因、止め方、対処法も割と人間の場合と似ています。
また、しゃっくりで即死んじゃうとか、危険な状態になることはほとんどありません。
しかし、怖い病気のシグナルの場合もあるので、あまりに頻繁に起こる場合はかかりつけの動物病院に相談することをおすすめします。
1.犬のしゃっくりの主な原因:食事
まず、一番疑わしい原因は食事です。まぁ、人間も同じですね。
・一気にドッグフードを食べてしまう
おなかが空いているため、ガッツいてドッグフードを食べると、胃が急に広がるんですね。そして横隔膜に刺激を与えて、しゃっくりが起こるという流れです。
愛犬がどうしても早食いをする場合は、あげる量を減らすなり、何度かに分けたりしましょう。
また、早食いしづらい形の食器がおすすめです。コジロウも下の画像のように早食いしづらい食器を使っています。
・胃が急に冷える
胃の中に急に冷たいものが入ると、やはり横隔膜に刺激が与えられます。
特に夏は冷たい飲み物を与えがちですが、急にたくさんの冷たいフードや飲み物を与えないように気をつけましょう。
実は、最近のコジロウのしゃっくりの原因はこれだと思っています。冷蔵庫で冷やしていた犬用のミルクを飲ませてからしゃっくりをするようになったのかと思います。
ちょっとわかりづらいと思いますが、定期的に「ヒック」となっています(^^;)
・ドッグフードが合っていない
ドッグフードの量が愛犬の適量に合ってない場合も、しゃっくりが起こるそうです。
動物病院の先生に、コジロウのしゃっくりのことを聞いた時にお聞きしました。
ドッグフードの量・質・硬さが合っていないと消化する時にガスが出て、横隔膜に刺激を与えることもあり得るとおっしゃっていました。
実際にコジロウが食べてきたおすすめなドッグフードもあるので、興味がありましたらぜひこちらの記事もご覧ください。
今は、前立腺癌が発覚した時から、癌に特化したドッグフードを食べていますが、それまではずっと食べていた安全・安心、特にシニア犬に嬉しい『馬肉自然づくり』です。
2.犬のしゃっくりの主な原因:体質
体質によって起こるしゃっくりもあるそうです。小生の友人が飼っているダックスが動物病院の先生にそう診断されていました。
特に問題はないので、心配する必要はないですと言われたそうです。やっぱり知らないと心配にはなりますよね。
3.犬のしゃっくりの主な原因:ストレス
しゃっくりは、ストレスが原因で起こるとも言われています。
日常生活でのストレスや疲労によって呼吸のペースがおかしくなることが、しゃっくりの原因になりえるということです。
愛犬にとって負担のかからない適度な運動も必要ですし、リラックスできる時間も必要です。運動と休憩をバランスよく取ることが大事です。
また、飼い主が仕事や用事でいなくなる不安が原因で、しゃっくり起こることもあります。
いわゆる分離不安ですが、愛犬がきちんと留守番できるよう普段の対処も必要となってきます。
4.犬のしゃっくりの主な原因:病気
しゃっくりの原因が病気の場合もあるので、油断はできません。
一般的に、しゃっくりが出る可能性のある病気は、
・喘息
・肺炎
・心膜炎
など
とにかく、しゃっくりの症状がおさまらなかったり、少しでも異変があればすぐに動物病院に行きましょう。
しゃっくりの止め方、対処法は?!
基本的に、犬のしゃっくりは、人間と同じで一時的なものなので、しばらくすると自然に止まることがほとんどです。
とはいえ、あまりにも落ち着きがなく苦しそうだったり、なかなか止まらない場合などには以下の方法が有効です。
・水、犬用ミルクを飲ませる
・一緒におもちゃで遊ぶ
・軽く運動したり散歩に行く
・指におやつをつけて舐めさせる
要は、犬の呼吸のリズムを変えてあげることが有効というわけです。呼吸のリズムが変われば、しゃっくりが止まるというメカニズムです。
コジロウは、しゃっくりすると、床をペロペロ舐めて気を紛らわせているみたいです。ゴミとかホコリをお構いなしに舐めまわすので、なんとかしゃっくりを止めようと必死でした。
あくまでコジロウの場合ですが、指におやつをつけて(ゼリー状だったり、クッキーの細かい粉末とか)舐めさせたり、
タオルの引っ張りっこで遊んだりして呼吸のリズムを変えてあげることが有効でした。
愛犬に合ったしゃっくりの止め方もあると思うので、色々試してみてください。
まとめ
コジロウのしゃっくりに気付いたきっかけは、床を異常に舐めまわすという行為でした。
どんなに止めようとしても全くやめようとしないコジロウでした。しょうがないので抱っこして落ち着かせようとしていたら、「ヒック、ヒック」としゃっくりしていることに気付きました。
しゃっくりは問題のないことが多いですが、些細なことでも何かいつもと違う異変があれば、すぐにかかりつけの動物病院に連れて行ってくださいね!!