令和2022年9月13日、新型コロナウィルス感染者との接触を通知してくれるアプリ『COCOA』の機能停止する方針が明らかになりました。
小生もCOCOAをダウンロードしていましたが「あれ?COCOAって機能していないの
?」っていうぐらい何も無かったです。
まぁ何も無いことに越したことはないんですが。
でも、およそ2年間これだけニュースになっても、全く何も無ければ「COCOAって機能していないの?」って思っちゃう人が多いみたいで。
本記事では、COCOAが実際どれだけ機能していないのか調べてみました。
COCOAって機能していないの?全数把握見直しで撤廃するって
小生は何かのイベントに参加するためにCOCOAをインストールしなくてはいけなかったんですが、この記事を書いている日で言うと利用開始から149日でした。
その間、一切何も通知は来ませんでした。
COCOAインストール後、小生の身近な友人でコロナ陽性者が5人出ましたが、全く通知が来なかったんですね。
だからタイトルにあるように、
「COCOAって機能していないの?」
実際、コロナ陽性になった友人にも聞いてみました。
COCOAインストールしてるけど、会社で陽性者出たけど通知が来なかったって・・・。
えっと。
「COCOAって機能していないの?」
そんな時に飛び込んできた『COCOA』の機能停止する方針のニュース。
あれ?やっぱり、
「COCOAって機能していなかったの?」
しかしCOCOAアプリのコメントを見ると、通知が来た人ももちろんいました。
でもですね、COCOAで通知が来たから通知タップして接触確認をしたけど『確認されていない』という表示。
一度処理されると再度表示されないので、COCOAアプリの問い合わせ画面から質問をしたけど、その日は連絡が無くて翌日に土日祝日24時間連絡可能の電話番号が送られてきたので連絡をするも、先方の答えは、
「保健所には通知しておきます」
え?それだけ?
検査をした方が良いか尋ねるも「様子をみてください」
症状が無くても「様子をみてください」
じゃあ外出しても良いですかと尋ねると「注意してください」
それで終了って。
「COCOAって機能していないよね」
COCOAの仕組みってどうなってるの!?
COCOAはどういったアプリなのか、もう一度確認してみましょう。
COCOAはスマートフォンのBluetooth機能を用いて、いわゆる濃厚接触者の定義に基づいたCOCOAアプリ利用者同士が1メートル以内に15分以上いた時にはじめて、COCOAの接触履歴をお互いのスマホに記録する仕組みになっています。
ですので、双方がCOCOAアプリをダウンロードしていないと稼働しないのは当然なんですね。
そして、ここ重要なんですが、COCOA利用者が陽性者となってもCOCOAにその旨を登録しないと接触した可能性のある人に通知されないということなんです。
COCOAをダウンロードしていても、陽性反応が出た相手がCOCOAをダウンロードしていなかったり、陽性反応が出てもCOCOAに登録しなかったら、相手は全く知ることができないということ。
うーむ。
この条件上だとCOCOAって機能していないのって思われてもしょうがないのかな。
あと、相手と15分以上一緒にいるってこともCOCOAが感知するってことですよね。
これってGPSが作動してちゃんと時間も計測しているってことなんだよね?
うーむ。
その一方で、COCOAを利用して自分のまわりにどれだけの感染者がいるのかを確認できるウェブサイト『COCOAログチェッカー』が厚労省のホームページで昨年10月から紹介されています。
この『COCOAログチェッカー』では、電波情報を解析して、約30メートルの範囲内に1分以上いたCOCOA利用者の中からどれだけ感染者が出たかを日ごとで確認できるんです。
いや、でも30メートルって広くないですか?
しかも位置情報を把握されてるって変な話ですけど、浮気している人、怖くて絶対COCOA入れないんじゃないかな(笑)
COCOAが機能していないと思われる理由
いくつか考えられるんですが、まずはニュースでも良く流れていたCOCOAの不具合と、いつまでも不具合のまま修正がされなかったことですね。
接触確認アプリ、また不具合 ココア、一部端末で強制終了―デジタル庁:時事ドットコム
そして、ようやくCOCOAが修正されても、今度はCOCOAのせいではない、あることが原因で「COCOAが機能していない」と言われてしまいます。
それは、陽性登録が2%という激少ってことです。
保健所は本当に大変なんでしょう、日々の業務が手一杯でCOCOAアプリの業務にほとんど手が回らないそうなんです。
そりゃあCOCOAが機能していないと言われてもしょうがないですよね。
全数把握見直しって?いつから?
全数把握の見直しは以下の通りです。
発生届
現在:すべての患者
↓
変更後:高齢者や重傷者リスクの高い人
※自治体の判断で限定可となる
感染者数
現在:集計・公表
↓
変更後:総数と年代別の人数は集計・公表継続
この全数把握の見直しでは、自治体の判断で発生届の対象を高齢者や重傷者リスクが高い人に限定するということです。
また、それ以外の若者など対象外になった人についても感染者の総数と年代別の人数を把握するようになるということ。
この全数把握の見直しで考えられるリスクは、発生届の対象外の人が自宅療養中に万が一体調が悪化した時、気付くのが遅くなるのではないかということです。
まとめ
COCOAが機能していないことを認めたのか、新型コロナウィルスの全数把握を見直しする方針が決まりました。
今後の動向が気になりますよね。
言えることは、日ごろから日光を浴びて、コンビニ食を減らし体に良い食生活をして、
毎日お風呂に入り(シャワーだけでなく湯船に浸かる)、規則正しい生活をして免疫を正常に保つことですね。