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愛犬コジロウ、病理検査の結果と治療費用は・・・【前立腺ガンを克服するの章】

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うっす、ザキオノ(@loscluza12)です。

 

本日、2020年2月6日(木)、コジロウの前立腺ガン摘出手術による病理検査の結果がわかりました。

 

結論から先に言ってしまいますと、

 

膀胱と尿道に細胞レベルでの転移がありました。

 

転移がありませんように!!」と毎日祈っていたものの、どこかで覚悟はしていました。

 

犬の前立腺ガンの症例はなかなか少ないらしいので、同じような病気に悩むワンちゃんや飼い主さんのためにも、備忘録的に今回の病理検査の結果と今後の治療方針について書いてみたいと思います。

 

 

病理検査の結果

上記でお話したとおり、膀胱と尿道に細胞レベルでの転移が確認されました。但し、前立腺ガンは他の臓器に転移しやすい、なんともやっかいなガンではあるのですが、それでも今回の結果は、どうしようもないほどの、あきれ返るほどの悪い状況でもない、ということも事実ではあります。

 

最低限の被害で済んだ」とも思えます。

 

というのも、先生がおっしゃるには、「コジロウちゃんに薬が効いてくれれば、3年でも4年でも上手く腫瘍と付き合って15歳という平均寿命まで生きれる可能性もあります」ということでした。

 

症状が出てから、早ければ3ヶ月から半年で亡くなってしまう前立腺ガンではありますが、そう考えるとコジロウはまだ良かったのかもしれません。

 

以下、今回の病理検査の結果を詳しく報告します。

 

病理組織診断

前立腺:前立腺癌
左右内腸骨リンパ節:腫瘍性病変なし

腹部皮下:脂肪種

 

前立腺癌は、腫瘍性病変により完全に置換されています。腫瘍は管状から乳頭状の配列を示す上皮細胞の増殖から成り立っています。個々の細胞は好酸性の豊富な細胞質と類円形の異型核を有し、中程度の大小不同を示しています。分裂像は5個/10高倍率視野です。

腫瘍は粘膜を伝わって水平方向に広がっており、膀胱側マージンとして採取された組織では、多数の腫瘍細胞の浸潤が認められます。

前立腺周囲脂肪として採取された組織は明らかな病変は認められません。

左右の内腸骨リンパ節には、腫瘍性の病変は認められません。

腹部皮下の組織では、結節性の腫瘍性の病変が形成されています。病変は、成熟した脂肪細胞の増殖から成り立っています。

 

 

 

コジロウの前立腺ガンについて、本来の構造を置換するように腫瘍が形成されていて、やはり前立腺ガンと判断されました。

 

前立腺周囲の脂肪や左右内腸骨リンパ節に腫瘍性の病変は認められなかったのですが、膀胱、尿道に腫瘍細胞が認められ、悪性度の高い腫瘍なので、引き続き局所再発や遠隔転移についての経過は要注意です。

 

脂肪種に関しては、数年前からコジロウの体のあちこちにできていて、かかりつけの動物病院で検査しており良性だったのですが、今回も同じく良性の脂肪種とのことでした。

 

結果として、リンパ節に転移していなかったのは不幸中の幸いで最悪の結果は免れたということでしょうか。

 

ちなみに外科手術としての前立腺腫瘍摘出は大成功でした。

 

今後の治療方針

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病理検査の結果を踏まえて、今後の治療方針を先生と話し合いました。

 

幾つか問題があったのですが、コジロウの体に消炎鎮痛剤(抗がん剤)をあまり使えないということでした。

 

手術前に飲んでいた消炎鎮痛剤が腎臓にも影響があって、数値が標準より高くなるので、あまりその薬は使用しない方が良いだろうという先生の見解でした。

 

これは私の自分勝手でエゴな考えかもしれませんが、元々コジロウには抗がん剤は使用したくありませんでした。皆さんご存知の通り、癌細胞も正常な細胞も攻撃してしまうからです。

 

ですので、もう一つ案である、一般的な抗がん剤とは違う「パラディア(分子標的薬)」を使用することになりました。

 

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上記画像がパラディアです。遺伝子が変化したある特定の分子を標的とするということで、がん細胞だけに効果のある薬だそうです。

 

直接指で触れないように手袋をしてくださいと言われました。そんなに強い薬なんですかね。

 

抗がん剤よりはリスクは低いものの、下痢や鼻が白くなるといった色素が薄くなるとか、肺炎の可能性もあるとのこと。ですので、注意深く経過観察しなければいけないのです。

 

しかも、元々は他の腫瘍に対して開発され認可された薬なので、前立腺ガンに対して絶対効果があるとも言えないし、今現在様々な病院でデータを収集している段階でもあるとのこと。

 

とはいえ、何かしらの対策をしなければいけない状況の中で、消去法でベターな選択をすると

 

パラディアとネフガード(活性炭)を飲み続け、様子を見ながら消炎鎮痛剤も使用することになりました。

 

活性炭は薬というよりはサプリメントで、腎臓の働きのように体に溜まった悪いもの(

良いものも排出するために薬と時間を空けてから飲ませなければいけない)をウンチと一緒に排出します。

 

パラディアを2日に1回飲んで(活性炭は1日2回)、1週間後に効果があるのか、悪影響は無いのか診察します。

 

今回かかった治療費

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前立腺ガン摘出手術の費用はまだ計算中とのことで後日請求書が送られてくることになっています。

 

本日支払った治療費は以下の通りです。

 

・診察料(再診料):2,730円

・注射料金(皮下注射1回):1,680円

・注射料金(皮下注射薬価):2,969円

・一般処置料:抜糸:1,370円

・汎用検査/セット項目(全身セットB):5,670円

・汎用検査/セット項目(膵セット):760円

・汎用検査/セット項目(CBC):2,000円

・汎用検査/セット項目(犬 CRP):800円

・血液化学検査(手技料):1,600円

・血液検査(血小板数算定):680円

・処方薬(内服薬3日分):2,673円

・サプリメント(ネフガード36粒):1,440円

 

合計:24,372円(税込)

 

まとめ

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何がコジロウにとって最善な方法なのか手探り状態ですが、本当の意味での闘病生活が始まりました。

 

今は手術前の具合の悪さが嘘のようにコジロウは元気です。

 

自分の意に反してオシッコが漏れてしまうのでオシメ生活は当分続きますが、これが介護なのだと思って割り切っています。

 

また、キャバリア特有の心臓病の症状も本当に少しではありますが出て来てしまったので、これから色々と悩むことが出てきそうですが、痛みや苦しみだけは無いようにしてあげたいなと思います。

 

さて。手術費用の請求書が幾らぐらいで届くのか・・・。

 

これも怖い・・・。

 

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