愛犬コジロウは2019年12月に『前立腺癌』が発覚し、2020年1月に前立腺ごと腫瘍を摘出手術しました。
手術は大成功したものの、病理検査で尿道に細胞レベルの転移がありまして、約半年間、病院の薬や癌用サプリを続けてきました。
手術後は2週間に1回の検査でしたが、だいぶ落ち着いた4月からは月1回の定期検査でして、
今日6月1日(月)定期検査に行ってきました。
愛犬コジロウの定期検査で膀胱に腫瘍・・・
いつもより検査の時間が長かったのですが、なるほど異変があったので検査に時間がかかっていたというわけでした。
結論から言うと、
「膀胱内に腫瘍の可能性あり」
およそ7ミリ程度の突起物、腫瘤ができていました。
犬の膀胱腫瘍で悪性の場合、多くの症例でリンパ節や骨、肺などに転移するとても怖い癌です。
腫瘍が尿管や尿道などに浸潤し、尿の通りを塞がれてしまうと、排尿困難や腎不全といった重篤な症状を引き起こしてしまいます。
ただ、不幸中の幸いというべきか、今回の検査では今のところリンパ節や肺への転移は無いとのことでした。
犬の膀胱腫瘍の症状は?
初期症状は、頻尿だったり、わかりやすいのは血尿です。あとは、トイレできちんとオシッコできていたのに、急に粗相をしたりするのがサインだそうです。
膀胱炎や膀胱結石の症状と似ているので、判断が難しいのですが、とにかく何か異変があれば、かかりつけの病院でのエコー検査をおすすめします。
ちなみにコジロウの場合は、既に前立腺摘出しているので、ポタポタと尿漏れで常にオムツ生活のため、頻尿ではありませんでしたし、血尿もありませんでした。
結果としては残念でショックですが、定期検査で早めにわかったので、まだ良い方だったのかもしれません。
今回から消炎鎮痛剤が追加されました。
腎臓の数値があまり良くないので強い薬は避けてきましたが、検査結果を聞きに行くまでの2週間、この消炎鎮痛剤『メタカムチュアブル』を試します。
犬の膀胱腫瘍は良性の可能性もあり
コジロウの定期検査でも毎回していましたが、膀胱内の検査はエコー(超音波検査)です。
画像のとおり、膀胱内のどのあたりに、どのくらいの大きさなのかを確認することができます。
赤〇が腫瘤で、およそ7ミリあります。
そのまわりの黒いところが膀胱ですが、オシッコが出きっているため、画像では小さくみえます。オシッコが溜まってればもっと大きく写るということです。
また、膀胱内に腫瘤ができていても、全てが悪性腫瘍(移行上皮癌)とは限らないそうです。
慢性膀胱炎による粘膜肥厚、平滑筋腫、乳頭腫といった良性腫瘍の場合もあります。
コジロウの場合、もともと細胞レベルで尿道に転移が認められていたので、今回の腫瘤が良性の可能性は低いかもしれません。それでも良性の可能性を信じたいけど。
まとめ
腫瘤の一部を取り出して、これから病理検査をします。2週間後の6月15日(月)に結果を聞きに行きます。
前立腺癌、そして細胞レベルでの転移があったので、覚悟はしていました。
最初は「なんでコジロウが・・・」と、号泣しましたが、
コジロウがガンになる運命だったのなら・・・、
「最後まで一緒に戦ってくれる飼い主のところに行きたい」
きっと、コジロウはそう思って小生のところに来たのだと思うようにしています。
飼い主が弱気になってはいけないと自分に気合い注入しています。
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