小生も大のプロ野球ファンで毎日のように熱い試合を楽しみにしていますが、気になるのは雨天中止ですよね。
特に梅雨の時期や9月になると台風シーズンということで雨天中止によって日程が狂ってしまうことも。
そんなプロ野球の雨天中止の決定はいつわかるのか?
結論から言うと、明確にルール化はされていないようです。
それでは、誰がどうやってプロ野球の雨天中止を決めているのか、情報を深堀りして解説していきます。
- プロ野球の雨天中止はいつわかるのかは明確なルール無し
- プロ野球は雨でも試合が開催される
- プロ野球の雨天中止は誰が決めているの?
- プロ野球の雨天中止発表後の対応は?
- 雨の日のプロ野球観戦の注意点
- まとめ:プロ野球の雨天中止はいつわかる?【NPBまたは各球団のHPで確認しましょう】
プロ野球の雨天中止はいつわかるのかは明確なルール無し
下記の通り、プロ野球の雨天中止について解説していきます。
- プロ野球の雨天中止は明確なルールがない
- プロ野球は雨天コールドの場合は5回まで
それでは一つずつみていきましょう。
プロ野球の雨天中止は明確なルールがない
プロ野球の雨天中止は明確なルールがないため、雨でもやる時はやりますし、場合によっては雨でなくても、濃霧や強風によって中止になることもあります。
そしてそのように基準が決まっていない以上、直前になるまでわからないことが多いです。
小生は、長年のプロ野球ファン(広島カープファン)ですが、個人的な感覚としては多いのが天気の回復が見込めない場合、試合前2時間前ぐらいには決まることが多いですね。
正直、試合を見に出発をしてしまったらもう行くしかないので、中止なら早めに発表をして欲しいとは思っています。
プロ野球は雨天コールドの場合は5回まで
雨天コールドとは、悪天候が原因で試合が続行できないと判断され、打ち切りとなった場合に適用されます。
プロ野球では、5回が終了した時点で試合が打ち切られた場合、その時点で勝負が決まります。
つまり、5回までの試合が成立していれば、その時点で勝敗がつくのです。
例えば、5回目の裏の攻撃が終わった後に雨が降ってきて試合が中断された場合、その時点で先に勝っているチームが勝利となります。
例として下の画像をご覧ください。
この場合、3-1で広島の雨天コールド勝ちとなります。
逆に、5回目の表の攻撃が終わった後に中断された場合でも、ホームチームがビジターチームよりも得点が多い場合、ホームチームが勝利となります。
例として下の画像をご覧ください。
5回裏で広島の攻撃が「0」でも3-2のままなので、広島の雨天コールド勝ちとなります。
この雨天コールドのルールは、プロ野球だけでなく、メジャーリーグ(MLB)でも同じです。
ただし、メジャーリーグは、各チームの移動距離も長くスケジュール調整が難しいので、日本よりも辛抱強く雨上がりを待つことがあります。
メジャーリーグは、なんとかして試合成立させたいのですね。試合再開ができる目処が立っていれば、すぐにコールドゲームを宣告しないことがあります。
また、高校野球では7回が雨天コールドの基準となっています。そして、決勝戦では9回を終了しなければノーゲームとなり、再試合となることもあります。
プロ野球は雨でも試合が開催される
プロ野球は、ドーム以外の屋外グラウンドであっても雨で試合が開催されることもあります。
雨であっても、グランドがそこまで悪くない状態であれば試合は開催されますし、試合が成立しないグランドコンディションだと雨天中止となるのですね。
但し、雨の強弱やグランドコンディションだけで雨天中止か決められているわけではありません。
雨天中止となって再試合になる場合、球場の使用スケジュール、ペナントレースやクライマックスシリーズのスケジュールにも影響します。
色々な要素があって、雨天中止にするのか開催されるのか決定されるのですね。
ですので、場合によっては雨天中止になってもおかしくはない状況でも、まさしくグッチョグチョな泥試合という雨天での試合が行われるケースも。
また、前日などから明らかに台風が来るとわかっている場合は、前日のうちに試合の中止が決まることもあります。
その場合は公共交通機関の混乱も予想できますし、来場者も危険なことがありますので助かりますね。
そして大型の台風などではドーム球場でも雨天中止になることはあります。
このように基本的にはプロ野球の雨天中止はいつ頃というのは決まっていません。その時に応じて適切な判断が取られるとうい感じですね。
プロ野球の雨天中止は誰が決めているの?
またプロ野球の雨天中止は、下記3つの団体が決めています。
- 主催者側
- 審判団
- NPB(日本プロ野球機構)
それぞれ解説をしていきます。
主催者側がプロ野球の雨天中止を決定
まず主催者側の決定は、試合前での雨天中止を決定する場合です。
ですので雨でも試合をやるかどうかは基本的には主催者側が決めることになっており、発表も主催側によってなされます。
審判団が雨天中止を決定
審判団は、試合中の雨天中止を決定します。
試合中に雨が強くなってきた場合の中断、コールドゲームなどの判断は審判団によってなされます。
雨が強くなると選手のケガのリスクも高くなります。
ただ、チャンスのタイミングで中止となると不公平だという声もチームから上がることも。
ですので、試合中の雨天中止のタイミングとしては難しいですが、この判断も一つの審判の力量ですね。
NPB(日本プロ野球機構)が雨天中止を決定
NPBというのは『日本プロ野球機構』であり、日本のプロ野球を総括する組織です。
シーズン終盤になると今まで主催者側で決めていた中止の権限がNPBに移ります。
これによって不公平がないようにと、ポストシーズンなども含めた日程の調整が行われます。
ですので、シーズン終盤になると、日程消化のために普段は中止にする雨でも強行をすることもあります。
そしてこれでも試合を消化できないとダブルヘッダーが組まれることも。
ちなみに、ダブルヘッダーは日本のプロ野球で最後に行われたのは1998年です。
2022年シーズンは御時世の影響により試合中止も多く、もしかしたらダブルヘッダーが行われるかもという声も出ています。
選手からしたら大変ではありますが、いちファンとしてはちょっと見てみたい気もしますね。
プロ野球の雨天中止発表後の対応は?
プロ野球の試合が雨天中止となってしまった後は、以下の対応がなされます。
- プロ野球の試合が雨天中止されたら予備日で再試合を行う
- 雨天中止となったプロ野球の試合のチケットは払い戻しされる
それでは一つずつ見ていきましょう。
プロ野球の試合が雨天中止されたら予備日で再試合を行う
プロ野球の試合が雨天中止となってしまった場合、代替の予備日で再試合が行われます。
そもそも、NPB(プロ野球機構)は、雨・自然災害など何らかの事故を想定して毎年シーズン前に予備日を設定しています。
ですので、試合中止になったからといって、成立しなかった試合が無かったことにならず必ず再試合は行われます。
また、予備日だけでは試合が消化されない場合には、ダブルヘッダーとなって1日2試合行われることもあります。
雨天中止となったプロ野球の試合のチケットは払い戻しされる
雨天中止となったプロ野球の試合のチケットは、必ず払い戻しされます。
払い戻しの方法は、各球団によって違うのでチケットを購入した球団のホームぺージで確認しましょう。
また、あくまで雨天中止となった試合のみチケット払い戻しの対象となります。
- 試合開始前に雨天中止
- 試合は開催されたが5回まで試合続行できず雨天中止
雨でも5回終了して試合が成立してしまった場合は、チケット払い戻しの対象ではないので注意しましょう。
雨の日のプロ野球観戦の注意点
雨天中止を想定しつつ、雨の日に試合観戦をする際には注意点があります。
【雨具は傘ではなくカッパで観戦】
傘で観戦していると、後ろの人の視界を遮ってしまいます。また、周りの人に傘をぶつけてしまったりトラブルに発展することもあり得ます。
観客は、自分だけでなく周りにたくさんの人がいるわけですので、お互いに迷惑をかけずに気持ち良く観戦してお気に入りのチームや選手を応援しましょう。
お気に入り球団の雨ポンチョをチェックしてみてくださいね。
まとめ:プロ野球の雨天中止はいつわかる?【NPBまたは各球団のHPで確認しましょう】
プロ野球の雨天中止については明確な基準が決まっていません。ですので、試合前や試合中で雨天中止が決まることもあります。
また場合によっては前日から雨天中止になって、ドーム球場でも中止になることがあります。
そしてこれらの判断は、主催者、審判団、NPBでそれぞれ決める場合があります。
雨で試合途中で中止となってしまっても、雨のグランドだからこそのパフォーマンスをする選手もいます。
ベースランニングからホームでヘッドスライディング、まさに魅せるアスリートですよね。
ただ、選手もスタッフも観客の皆さんも、雨で風邪をひかないようにしたいですよね。
【関連記事】
プロ野球が地上波で見れないなら・・・、DAZNがオススメなのは皆さんご存じですよね。
ではお得なDAZNの見方は知っていますか!?
気になる方はぜひこちらの記事もチェックしてみてくださいね。