アーモンドは健康にいい食品として注目が集まっています。つい最近でも健康ネタのTV番組で放送されていました。
毎日食べたいところですが、歯に詰まるのが嫌だったり食べるのを忘れたりすることもあります。
そんな時には、アーモンドミルクにして飲むのがおすすめです。喉が乾いた時、ほっと一息つきたい時に手軽に取り入れることができます。
アーモンドの栄養素をそのまま摂取できるのがアーモンドミルクです。
アーモンドミルクって賞味期限はどれくらいなのでしょうか?
開封後は何日くらいで飲み切らなければいけないのでしょうか?
今回の記事は、アーモンドミルクについて調べてみました。
これからアーモンドミルクを飲んでみようかなと思っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
アーモンドミルクの開封後の賞味期限は?
アーモンドミルクは、アーモンドを砕いて濾して液状にしたものです。
水分が含まれるアーモンドミルクの方が賞味期限が短いような気がしますが、実はアーモンドミルクの方が種状のアーモンドより賞味期限が長くなります。
アーモンド自体は、生アーモンドで150日程度、ローストでも100日程度もつと言われています。
種状のアーモンドの賞味期限が長くて150日なのに対し、市販のアーモンドミルクの多くが180日です。
1番長い賞味期限になると、230日のものもあります。半年以上もつんですね。
アーモンドミルクが日持ちする理由としては糖分が少なく、酸化しにくいオレイン酸を含むからです。
ただしこれは未開封で正しい保存をした時の賞味期限です。
未開封の状態であれば直射日光や温かい場所でない限り常温保存できますが、開封したものはどうしても雑菌が繁殖してしまいます。
繁殖した雑菌の種類によっては下痢などの食中毒になる可能性は十分にあり得ます。
食中毒を防ぐためにも開封後はキャップをして冷蔵庫に入れ、出来れば1週間程度で飲み切るようにしましょう。
目に見える青カビが生えていたら絶対飲まないでください!!
アーモンドミルクの作り方
アーモンドミルクは大まかに言うと、アーモンドを砕いて水分と混ぜて濾したものですが、自宅でも簡単に作ることが出来ます。
牛乳と混ぜるわけではないんですね。
以下、アーモンドミルクの作り方です。
1.生アーモンド(ローストアーモンド)1カップをボウルに入れ、ひたひたになるくらいまで水を入れたらラップをして1晩~2晩置いておきます。
※アーモンドの皮がむけやすくなればOKです。
浸す時間が長いとその分濃厚なアーモンドミルクになりますのでお好みで調節してください。
2.ざるにあげて水を切ります。
3.皮をむきます。
※皮をむくことでアーモンドミルクの口当たりがよくなります。
面倒な方はこの工程は飛ばしても大丈夫です。
4.ミキサー(ブレンダー)に先ほどのアーモンドと2カップの水、塩一つまみを入れ、滑らかになるまで撹拌します。
5.ボウルにざるを重ねさらしかガーゼを敷き、撹拌したものを流して濾します。
※濾さずに飲むこともできます。食感がざらざらしていますが、気にならない方はそのままでもいいでしょう。
6.さらしを手で絞ってアーモンドミルクと搾りかすに分けます。
※搾りかすは捨てないでクッキーやパウンドケーキに混ぜるとおいしくいただけます。
手作りのアーモンドミルクは。市販のアーモンドミルクと違い、腐敗や変色を防ぐ「ph調整剤」や分離を防ぐ「増粘剤」などの添加物が入っていません。
そのため市販のものよりも保存方法と賞味期限には注意が必要です。
雑菌の繁殖を極力減らすために手作りのアーモンドミルクを入れる保存容器は消毒した蓋つきのガラス容器が好ましいです。
また食中毒を防ぐために保管は冷蔵庫で、出来れば2~3日で飲み切るようにしましょう。
自分は昭和な漢(おとこ)なので、少々の賞味期限切れは気にしない方ですが、そうは言っても、
・酸っぱい臭いがする
・なんか色が違う
・飲んだら酸っぱい
・なんかいつもより苦い
これは要注意なので、貧乏根性は無くしてサッサと捨ててしまいましょう。
食中毒や下痢になっても保証できませんから・・・。
腐ったアーモンドミルクを飲むという罰ゲームも無しです(笑)
アーモンドミルク効果とまとめ
アーモンドミルクはアレルギーが出にくく、牛乳の代わりになる飲み物です。
またビタミンEが豊富で抗酸化作用があり、不飽和脂肪酸であるオレイン酸がコレステロール値を下げてくれて血液サラサラ効果をもたらしてくれます。
さらにはアーモンドミルクに含まれるカルシウムやマグネシウムで美肌や美しい髪に効果があり、カロリーが低いのでダイエットにもいい飲料です。
開封後は冷蔵庫で保管すれば食中毒の危険性も減りますし、家族みんなで飲めば痛む前になくなるでしょう。
手軽にとれるアーモンドミルクで美容と健康を手に入れてください。